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| 去る1月15日に行われた『令和5年度(2023年度)大学入学共通テスト:化学』を解いてみました。
問題や解答はネット上に公開されていますので、そちらでご確認ください。 (『朝日新聞デジタル』、『読売新聞オンライン』、『毎日新聞』)
解答自体は公開されているので、一応、解説がメインです。 ……ですが、私製の宿命として、もしかしたら誤りがあるかもしれません。 あしからずご了承下さいませ。
記事は大問ごとに分割しています。 この記事ではその4として、第4問を取り扱います。
令和5年度(2023年度)大学入学共通テスト:化学
【第4問】(20点)
問1[23]②(3点) アルコールに関する問題。
2-プロパノールはヨードホルム反応を示す。 よって、①は不適。
tert-ブチルアルコールおよびイソブチルアルコールから最終的に生じる臭素付加化合物は不斉炭素原子を持たない。 よって③と④は不適。
したがって、正解は②。
 (画像クリックで高解像度版表示)
問2[24]②(4点) 芳香族に関する問題。
アニリンは塩酸には溶けるが、水酸化ナトリウム水溶液には不溶。 よって、②は誤り。

したがって、正解は②。
問3[25]④(4点) 高分子化合物の問題。
ポリプロピレンは、水素結合を作る元素を含まない。 よって、④は誤り。

しがたって、正解は④。
問4a[26]⓪[27]②[28]⓪(完答3点) 水素付加による二重結合の数を求める手法に関する問題。
1つの二重結合につき、1分子の水素が付加する。 1分子あたり4つの二重結合があることから、方程式を立てる。
$\dfrac{{44.1\;[{\text{g}}]}}{{882\;[{\text{g}}/{\text{mol}}]}} \times 4 = 0.20\;[{\text{mol}}]$
したがって、正解は⓪②⓪。
問4b[29]③(3点) 脂肪酸の酸化に関する問題。
トリグリセリドXに含まれる二重結合が4つで、そこから生じる脂肪酸AとBが1:2。 ここから二重結合の数はAが2つ、Bが1つとわかるので、①②④⑤は不適。
したがって、正解は③。

問4c[30]④(3点) グリセリドの加水分解の問題。
AとBが既に1つずつ生じているので、YにAの要素は含まれない。 よって、①と③は不適。
Yには鏡像異性体が存在しないことから、①と②は不適。
したがって、正解は④。 逆にこのとき、Xには鏡像異性体が存在する。

 
| 2023/01/27 17:00|センター化学・共通テスト化学|TB:0|CM:0|▲
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