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| 大きなダメージを負ってしまったブラペとコメコメ。 そのときに大きなショックを受けてしまったプレシャスは復活できるのか!?
さて本編。
前回のラストから。
拓海は傷つき、コメコメはエネルギー切れ、そしてそれを気に病むゆい。 雰囲気は絶望的そのものです。
そして、ゴーダッツがレシピボンを発動。 あらゆるレシピッピを、強制的に回収しにかかります。

この異常事態に、セクレトルーのもとへ走るマリちゃんたち。 デリシャストーンが2つあれば、ブンドル団のアジトへ飛べるかもしれないという望みでしたが……。
残念ながら、セクレトルーの持つデリシャストーンは試作品。 完成品ほどの力は備わっていないようです。
怪我人に、慌ただしくして悪かったと謝るマリちゃん。 このあたりも、本当によくできた大人です。
「そう……悪かったわね。ちゃんと休息を……」 「そんなもの! 完璧でなくてはいけないのです! そうでなければ、すべて失うっつうの……」
もはや『完璧』は完全に呪いの言霊ですね……。 そうむせぶセクレトルーに、目線を合わせて優しく語りかけるマリちゃん。

「志は高くていい。でも、笑顔を忘れるほどに囚われて、道を誤ってはダメ」 「自分のしたことと、ちゃんと向き合いなさい」
これはセクレトルーに向けた言葉でしたが、それが刺さってしまったのがもうひとり。 自分のせいで、拓海とコメコメを危険にさらしたと思っているゆいです。
そんなゆいは、思わず部屋を飛び出して行きます。 それを追いかけ、部屋を出る一行。
入れ替わりに、部屋に入ってきた女性がひとり。 セクレトルーのためにお粥を作ってきた、ここねのお母さんです。

「神の舌さま!?」
さっきまでの沈痛な顔はどこへやら、一瞬でこの顔である。 どうやら、『神の舌』のファンだったようですね。
一方のゆい。 痛ましい記憶をフラッシュバックさせながら、辿り着いたのは噴水のある公園。
「あたしのせいだ……」 「あたしのせいで、拓海もコメコメも傷ついた! あたしが傷つけ……」

膝を落とすゆい。 冬空の下、噴水の水に膝をつけて泣き叫びます。
そんなゆいを、ここねの家に連れ戻した一行。 こんなときこそ食事で以て、ゆいをの元気を取り戻そうと腕を振るいます。

ここねとらんの、サンドパン。 いつもと同じく、かなり大量にありますね……ゆいにはさらに多く。
それでも、食指が伸びないゆい。 これは本当に異常事態だというのがわかります。
そんなゆいに、優しく呼びかけるあまね。 そして、マリちゃんがゆいに語りかけます。

「私もね、上手く行かなくて自分のことが嫌いになったときがあったわ」 「どうしても似合うメイクができなくて、何度もやめようと思った」 「でも……上手く行かなかった時間があるから、いまの私があるの」 「失敗しても、迷いながらチャレンジし続けることで、生まれる自信もある」 「はい。ゆっくり考えて」
ゆっくりと、自分の経験をもとにアドバイスを語るマリちゃん。 年長者かくあるべし……ですね。
差し出されたパンを、今度は口に運ぶゆい。 それはもちろん美味しく……次第にしょっぱいものでした。
ゆいがひとしきり泣いたころ、ハートキュアウォッチが異常を報せます。 次の瞬間、さっきまで食べていたパンの残りが、消滅してしまいます。

これこそ、ゴーダッツが使用したレシピボンの力。 街で、世界で、すべての料理(そのもの+それが何だったかの記憶)が消滅していきます。
食材も消え、頭を抱えるらんらんに、あまねが問いかけます。
「らん。君の好きなお料理は何だ?」 「そりゃもちろん……はっ! びょえぇー! 思い出せない!?」 「でも、お料理が存在したこと自体は覚えてる?」 「その方が都合がいいから……」
これまで、不思議な力によってプリキュアたちは守られていました。 しかし今回の相手はレシピボンということもあって、それも貫通して影響を受けている感じでしょうか。
そして、記憶の消え方が不完全……というか不可思議。 そこにゴーダッツの狙いがあると、マリちゃんは読み当てます。
そのとき、全世界にゴーダッツの声が響きます。
ゴーダッツは余りある力を使ってアジトを転移させ、おいしーなタウン上空に出現。 そこから全世界にメッセージを発信しているようです。

「私はゴーダッツ。お前たちが生きるために食べてきた料理はすべて、私のものとなった」 「私に従えば、生きるだけの食べものは与えよう。逆らうならば……格別な絶望を与えよう」 「生きたくば、私に従え」
食糧を盾に取り、世界征服することがゴーダッツの目的だったということですね。 これを『世界の独り占め』と考えれば、確かにその通りではあります。
そして、転送陣から無数に放たれるミニスピリットルー。 これが『格別な絶望』の一端なのか、一般人たちに襲いかかります。
「お料理を奪って、世界を支配するなんて……」 「お料理の記憶を残したのは、喪失感を高めるためか」 「はんにゃー! 許せない!」 「一刻も早く、レシピボンを取り戻すわよ! レシピッピを解放しましょう!」
ゴーダッツの企みが明らかとなり、俄然燃えるここねたち。 コメコメが万全でないため変身できないゆい以外、変身します。
「ゆい。コメコメが元気になるまで、ゆいは待っててパム」 「ごめん……でも……いまのあたしじゃ、変身しても……」
そんな弱気なゆいに、みんなで抱き着きます。

「待ってて、ゆい」 「レシピボン、絶対取り戻してくるから!」 「そのときは、笑顔で迎えてくれると嬉しい」
「お願い、気をつけて!」 「大丈夫。誰かのために頑張る心は、いつだって無敵よ。ねっ?」
かくして、ブンドル団アジトへ向けて跳ぶプリキュアたち。 フィナーレの『プリキュア・フィナーレ・ブーケ』で壁に大穴を開け、内部に侵入します。

本当、便利で強い技ですよねこれ……。 基本的に出し得すぎる……。
そしてあっという間にゴーダッツの面前。 戦闘開始です。
まず、スパイシーとヤムヤムの合体攻撃。 『ピリッtoヘヴィサンドプレス』と『バリバリカッターブレイズ』と思しき合わせ技で、ゴーダッツを締め上げます。
しかし、それは難なく破られてしまいます。 強大な力を持つゴーダッツに、単身突撃するマリちゃん。

デリシャストーンのエネルギーを用いた格闘術でしょうか。 これまでサポート役が多かったマリちゃんの、とても見応えのある戦闘です。
これにフィナーレが加勢。 しかし、そちらはすぐに反撃を受けてしまいます。
デリシャストーンで追撃を試みるゴーダッツ。 そのとき、マリちゃんが自分のデリシャストーンを共鳴させることにより、ゴーダッツのデリシャストーンを使用不能に。
しかしゴーダッツのデリシャストーンは、それ以外にも自作のもうひとつがあります。 それひとつでも十分強大なパワーがあり、一撃でプリキュアたちを軽く吹き飛ばしてしまいます。
勝負あったか……に見えましたが、そんなことはなく。 壁に叩きつけられながらも、勇ましく立ち上がります。

「みんな、大丈夫?」 「ああ、自分でも不思議だが」 「いつもより、マシマシにガッツが出るんだ」 「レシピボンも、ゆいの笑顔も取り戻す!」
乗り込む前の、『誰かのために頑張る心は、いつだって無敵』というやつですね。 プリキュアの救う力と不屈の闘志です。
……とはいえ、現状ところ実力には開きがあります。 このままでは、ジリ貧になることは明らかですが……。
一方そのころのセクレトルー。
ここねのお母さんのお粥は、食べる前に消えてしまったようです。 神の舌の料理を食べ損ね、大泣きするセクレトルー。

「せっかくの神の舌さまのお料理、食べたかったー……」 「つ……作ったのは、うちのシェフなのよ。私、作るのは全然ダメで」 「はつこさまも!?」 「『も』?」
神の舌が自分と同様に料理できないと聞いて、驚くセクレトルー。 おそらく、自分が憧れる完璧そのもののように見えていたのでしょうね。
「どうして、見ず知らずの私にここまで?」 「正直、初めは関わるべきじゃないと思ったの。でも……ここねが必死に、あなたを絶対助けたいって言ってたから」 「それだけで?」 「ええ。あの子も、あの子が信じるお友達も、信じているの」
この街の住人は元々結構不審者に優しいですが、それでもここまでやったのには、こんな理由があったようです。 憧れの人の不完全性と、強い心に触れ、セクレトルーはどう動くのか……。
そして、そのころのゆい。
仲間を心配しつつ、とぼとぼと帰宅中のゆい。 自宅の前で、拓海と出会います。
怪我はよくなっているようで、シナモンの力のすごさが再び垣間見えます。 もちろん自分の怪我は適当なところで打ち切って、力を息子に注いだ愛も。
「拓海! 大丈夫なの?」 「これが身代わりになってくれた」

そうして見せたのは、ボロボロになったデリシャストーン。 これで即死は避けられたようですが……もうブラペに変身はできなさそうですね。
それを見て、一生懸命頭を下げるゆい。 そんなゆいの肩を叩く拓海。

「ごめん! ごめんなさい! あたし……」 「謝んなよ。オレこそ、よねさんに謝らなきゃいけないのに」 「えっ?」
場面戻ってセクレトルー。
「どうすれば、間違えませんか?」 「えっ? あっ、つまり……味です。正しい味は、どうやって見極め……」
慌てて取り繕いますが、素直な質問。 それに対し、同じく素直に答えるここねのお母さん。
「私も迷いますよ。美味しいに正解はないから」 「だから、迷ったときは、昔聞いた素敵な言葉を思い出すようにしてるの」 「言葉?」
拓海の話と、ここねのお母さんの話は同じ。 それは、ゆいのお婆ちゃんの言葉。

「味付けに迷ったら……大切な笑顔に答えはある」
ここまでお婆ちゃんの言葉を伝導してきたゆいに、今度は逆に伝えるという展開はとてもいいですね。
「お料理教わったときに言われたの、ずっと忘れてて。でもあのとき、思い出したんだ!」 「これで本当に、大切な笑顔を守れるのかって……そう思ったら、答えはすぐに見つかった」

ゆいの手を取る拓海。 その言葉と笑顔が、ゆいの心の中を駆け巡ります。
「あたし、やっぱりみんなを笑顔にしたい! 美味しい笑顔で満たしたい!」
そして、ふたりはミニスピリットルーから非難する形でゆいの家に。 そこでは、ゆいの両親が炊飯器を持って悩んでいました。
「絶対これを使って調理してた!」 「せめてお料理の名前だけでも思い出せれば……」
ゆいに気付くと、心配していたことを話す両親。 ゆいも、心配させたことを謝ります。
「ゆいのお友達は、みんないい子だね」 「よねさんのつけた名前がよかったのかな」 「お婆ちゃんが?」 「知らなかった? おばあちゃんね、人と人、想いと想いを結ぶ人になれますようにって」
「そういえば、よねさん、同じ意味を持ったお料理があるって言ってたよな」 「言ってた! えっと……」

「人と人……想いと想いを……おむすび!」 「それだ!」
ここまで、今作では頑なに『おむすび』の言い方でしたからね。 そして主人公の名前が『ゆい』なので、何かあるのは間違いないと思っていましたが……ここで!
ゆいが答えに辿り着いたとき、招き猫が光を放ちます。 そして、大量の『おむすびの花』が周囲に放たれます。
おむすびの花といえば、クッキングダムにもありましたね(第29話)。 外には持ち出せないはずですが、それを何とかしたのが、ジンジャーのほかほかハート集積装置なのでしょう。
「これ、どこから?」 「お料理が消えたんだもん、現れることだってあるわ! おむすびの作り方だって閃いちゃった!」 「みんなにご馳走できるぞー!」
そして、招き猫からのパワーはそれだけではなく。 コメコメのエネルギーもチャージし、コメコメ大復活です。
コメコメと再会したゆいは、拓海にしたのと同じように、頭を下げて謝ります。 そんなゆいに、コメコメはおにぎりを差し出します。
「ゆい。コメコメはゆいの笑顔が大好きコメ!」 「ありがとう!」
そして、ひとつのおにぎりを半分に割り、ふたりで分けます。 これぞまさに、シェアリンエナジーですね。

「デリシャスマイルー!」
「行こう、コメコメ!」 「コメ!」
満を持して、変身です。 この最終盤で主人公の復活からの単独変身フルバンクはアツいです。
プレシャスに拳を突き出す拓海。 迷いなく、不安もなく、送り出します。

「お前ならできる。信じてる」 「ありがとう!」
プレシャスも拳を合わせ、いざ出陣。 目下では、街の人々がおにぎりを分け合う光景が。
「みんな、分け合って食べてるコメ」 「うん! ジンジャーさん、あなたの想い……結ぶから!」
『2,000キロカロリーパンチ』と思しき技を身に纏い、ブンドル団アジトへ突撃です。 さあ、最終決戦ですね。
 
| 2023/01/15 13:32|TV・CD・本|TB:2|CM:2|▲
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コメント
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| マリちゃんとセクレトルーのやり取りはいいですね。
ここねのお母様と対面したセクレトルーの顔がいいですね。
ゆいが心を折れて泣き喚くシーンは切ないです。
ここねのサンドパン、美味しそうですね。
食べ物が全て消滅するとは何とも酷な展開ですね。
ゴーダッツがフェンネルだと知った国王も王妃もセルフィーユの顔がとてもショックを受けていましたね。
プレシャス無しで敵地に殴り込むシーンはいいですね。
セクレトルーとここねの母親とのやり取りでセクレトルーは今後どう変わるのか気になります。
拓海の言葉で復活するゆいはいいですね。
コメコメも回復して再び変身するプレシャスはいいですね。
ところでスピリットルーはどこへ行ったのでしょうか?ナルシストルーが何とかしてくれるのでしょうか?
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ノコノコ&テレサ #-|2023/01/17(火) 23:52 [ 編集 ]
| > マリちゃんとセクレトルーのやり取りはいいですね。
本当に今作、マリちゃんがかっこいいです。
> ここねのお母様と対面したセクレトルーの顔がいいですね。
急に可愛らしくなっちゃってもう……。
> ゆいが心を折れて泣き喚くシーンは切ないです。
やはり主人公が泣くというのは一大イベントですね。
> ここねのサンドパン、美味しそうですね。
ゆいの分だけほかの人の倍あったのもポイントでしょう。 普段なら(=元気になれば)特に問題なく平らげるという信頼感があります。
> 食べ物が全て消滅するとは何とも酷な展開ですね。
生存に直結することですからね。 しかも防ぐ手立てが何もないという。
> ゴーダッツがフェンネルだと知った国王も王妃もセルフィーユの顔がとてもショックを受けていましたね。
それまでのフェンネルが、どれだけ信頼されていたかがわかります。
> プレシャス無しで敵地に殴り込むシーンはいいですね。
いい仲間たちでした。
> セクレトルーとここねの母親とのやり取りでセクレトルーは今後どう変わるのか気になります。
セクレトルーへの最後の一押しですよね。 これで終わりということも考えられますが、せっかくなので改心幹部たちにも最後の見せ場がほしいですね。
> 拓海の言葉で復活するゆいはいいですね。
ゆいを復活させるのは拓海。 それしかないのは間違いないですが、ベタですが、だからこそ確実にいいシーンです。
> コメコメも回復して再び変身するプレシャスはいいですね。
人々が長年かけて貯め続けたパワーのおかげというのもいいです。 完全に一方的に助けられるだけの存在ではなく、ひとつひとつは小さくてもみんな合わされば……というのは好きです。 > ところでスピリットルーはどこへ行ったのでしょうか?ナルシストルーが何とかしてくれるのでしょうか?
現状謎ですよね。 もしかしたら、最終回(エピローグ)担当の敵キャラになるのかもしれません。 |
華乃音 #D4atu1bQ|2023/01/20(金) 04:52 [ 編集 ]
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第43話 レシピボン発動! おいしーなタウンの危機
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食欲のな...  
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MAGI☆の日記 2023/01/15(日) 16:30
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| デパプリチームのフォローがあったけえ(^^)
自責の念MAXでがっくりしょんぼりどんよりのゆいちゃんを優しくケア。
コメコメダウンで変身できないゆいちゃんを街に残し、
チームはゴーダッツのアジトへ。
ここで「プリキュアはあきらめない」の本領発揮!
ゴーダッツの野望成就を食い止め、足止めに成功。
勝ったも同然モードのゴーダッツですが、今回で事実上命運尽きてますね^^;
拓海復活、そ...  
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のらりんすけっち 2023/01/17(火) 17:29
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