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| まさかの野球回!? 野球回のあるアニメは名作。
さて本編。
今日はおでんをこしらえるゆい。 マリちゃんとコメコメの評判は上々ですが……。

ゆいはちょっと不満顔。 お婆ちゃんの味に及ばないので、何とかしたいようです。
そうしていると、来客。 出てみると、そこには『浅井又三郎』さん(CV=斉藤次郎)の姿が。

お婆ちゃんの友人で、ゆいとも旧知の仲。 以前はおいしーなタウンで板前をやっていたそうです。
そして、ゆいとは5年ぶりの再会。 今回は、孫『浅井宏輔』(CV=漆山ゆうき)を連れて遊びに来たとのこと。
ところが、その宏輔は仏頂面。 何か不満があるようです。
しかし、ゆいの人なつっこい挨拶を受けると態度が一変。 これは……一目惚れですね……。

ややあって。 ゆいたちが作っていたおでんを完成させ、一食作り上げる又三郎さん。
元板前というだけあって、メニューの完成度も高いそうです。 さて肝心の、おでんのお味の方は……?

マリちゃんが一瞬、我を忘れるほど。 これこそ、ゆいのお婆ちゃんの味だったのです。
「お婆ちゃんの味だ」 「そりゃそうだ。これは儂とよねさんで作り上げた、秘伝の味だからな」 「えっ、そうなの?」 「店の看板料理を作りたいと言ったら、協力してくれてなぁ。よねさんとは同じ料理人として、一緒に切磋琢磨したもんだ……」
今更驚きませんが、この街の大人世代には、もう大抵お婆ちゃんの息がかかってますね……。
「ねぇ、ゆい。このおでんのレシピ、教えてもらったら?」 「うん? レシピを知りたいのか?」 「うん。なかなかお婆ちゃんの味が出せなくて」 「そうか。かわいいゆいちゃんの頼みであれば……と、言いたいところだが、この味に辿り着くまでの過程こそが大事」
どうも、簡単には教えてくれなさそうな気配。 このあたりの気質が、『おじいちゃんはガンコ』なのでしょう。

「誰であろうと、この味はそう簡単には教えられん!」 「そっか……自分で頑張ってみる!」 「うむ!」 「失礼しました!」
ここで、話の矛先がマリちゃんに。

「いやいや。それよりマリさん。もしかしてジンジャーの知り合いか?」 「なぜそれを!?」 「やっぱりそうか。道理で似たような格好をしていると思ったが……」
クッキングダム人の話ですね。 その会話を離れて聞く、拓海のお母さんの気持ちやいかに……。

「ジンジャー?」 「私の師匠よ!」
第2話から話には出ていた、マリちゃん(たち)の師匠の話のようです。 いずれ明かされるとは思っていたのですが、大分空いて、意外なところから出てきたものです。
「どうして、ご存知なんですか?」 「あれは確か、20年前か……腹ペコで倒れていたジンジャーを、よねさんが見つけてな」
クッキングダム人の行き倒れ率高すぎ問題。 ……というか、全員ですね。
「猫の被り物をした、風変わりなヤツだった」 「間違いないわ! でも、どうして師匠がこの街に……」
猫の被り物なのか、猫人間なのかは微妙なラインでしょうか。 そして猫といえば街のシンボルの招き猫であり、お婆ちゃんの功績の象徴……これも、無関係ではないのでしょうね。
「ジンジャーは元気か?」 「それが、師匠はもう……」 「そうか……儂も料理人を引退してな、週末はこうして諸国美味しさ発見の旅をしとるんだ。なっ、宏輔!」
その宏輔、おでんに手をつけず、難しい顔をしています。 どうも、いろいろ思うところがある様子。
「宏輔くんいいなー。おじいちゃんと、いろんなもの食べてるんだ」 「あっ、うん……」 「ああ、楽しいぞ! なっ、宏輔!」 「楽しくない。爺ちゃんより、友達といる方がいい!」 「何をー!?」

睨み合うお爺ちゃんと孫。 このふたりに、ゆいも加えて三者三様、それぞれの気持ちが見え隠れしていますね。
そしてついに、宏輔は飛び出して行ってしまいます。 それを追いかけ、話を聞くゆい。

まあ、ゆいの身体能力なら追いつけて当然ではありますが……。 そこのくだりに一切触れないのもなかなか、視聴者として飼い慣らされてきている感があります。
「そっかー。本当は野球したかったんだね」 「でも、それより美味しいものを食べに行こうって。オレは友達と野球した方が100倍楽しい」
まあ、子供であればそれが普通ですよね。 ましてや、プロ野球選手になることに憧れているともなれば。
「野球好きなんだ?」 「うん! プロ野球選手になりたい!」 「へぇー、かっこいい!」 「でも、爺ちゃんには内緒ね」 「どうして?」 「板前になれって、反対されるに決まってる。お店の跡継ぎにしたいって、父ちゃんと話してるの聞いたんだ」
ここでギャップが生まれてしまったようですね。 ただ、例によってというか、ちゃんと腹を割って話したことはなさそうな雰囲気です。
その後、又三郎さんに掛け合うゆい。
「野球の試合?」 「うん。チームの試合があるんだって。又三郎お爺ちゃんも一緒にやろう」 「儂はやらん! おでんも残しおって……」
まあ、それは断られますよね。 そんなわけで、別に人を集めて、野球の練習です。
いつものメンツに宏輔、拓海と、あまねの兄sを加えて10人。 攻撃3人守備7人という感じでしょうか。
素振りを行う宏輔。 ゆいにいいところを見せようと張り切りますが……拓海とゆいの距離感に、ただならぬものを感じたようです。
「ふたりって、付き合ってるの?」 「えっ!? ななな……何言ってんだ!?……んなわけねぇだろ!」 「うん! ないよ!」

宏輔の爆弾発言。 あからさまに動揺する拓海と、即答するゆい。
ゆいがあまりに梨の礫すぎる……と思うのですが、あまりに即答すぎて逆に怪しい気もするような……。 たとえ脈なしでも、そんなこと言われたら多少は動揺するのが普通では?
それを確認すると、ゆいをトップバッターに指名し、遠ざける宏輔。 ふたりになったところで、宏輔は拓海に宣戦布告します。

「勝負だ、拓海!」 「勝負?」 「どっちがすごいヒットを打てるか。買った方が、ゆいちゃんと一日デートだ!」
かくして、勝負の始まりです。 先攻の宏輔、上手く力を抜いて球を捕らえます。

打球は上手く二三塁間(人数の関係で遊撃手不在)に落ち、二塁打。 なかなかの記録です。
お次は拓海の番。 三塁打以上で勝ちなので、長打を狙います。
そして打ち上げた打球は、センター寄りライトのコメコメへ。 しかしコメコメ、野球のルールを知らないので、打者のマネをして尻尾で打球を撃ち返す暴挙に。
その球はバウンドして一塁のみつきに。 そして二塁のここねがアテにならないので、カバーに入ったゆあんがタッチアウトを狙います。

しかしここで、拓海がアクロバティック回避! ゆあんを飛び越え、一回転して着地を決めるウルトラCで、二塁打を成立させます。
「なんて脚力だ……」 「毎日鍛えてるからな!」
かくして、この勝負は引き分けと相成りました。 まあ、もともと本人の承諾取ってないのですけどね。
ふと目をやると、様子を見に来ていた又三郎さんの姿が。 しかしぶっきらぼうなまま、その場を後にします。
ややあって。
野球の練習も終わり、集めたメンバーは解散。 残ったメンバーは、宏輔の希望でハンバーガーを食べに行くことに。
「ほえ。ハンバーガー好きなの?」 「爺ちゃんが和食ばっかで、食べさせてくれないんだ」
一方そのころ。 又三郎さんは、お婆ちゃんの御前で独白。
「あんなに楽しそうな宏輔、初めて見たよ。よねさんもジンジャーも、みんな儂から離れて行ってしまうな……」
又三郎さんの言葉には、哀愁が漂います。 そこに、拓海がやってきます。

「拓海。みんなと一緒じゃなかったのか?」 「又さんのおでん、オレも久々に食べたくて」
宏輔と又三郎さんの雰囲気を察して、こちらに現れたのでしょうね。 このとき宏輔にはゆいがついているわけで、それを何の会話も合図もなくやってのけるこのふたりは……本当にさぁ!
そして、場面は宏輔サイドへ。 念願のハンバーガーを食べ、ご満悦の宏輔。
「それなら、お爺ちゃんも食べられるんじゃない?」 「爺ちゃんのおでん、そのままにして来ちゃった……」
マリちゃんの言葉にハッとする宏輔。 さらに、ゆいが続けます。
「お爺ちゃんのおでん、本当は好き?」 「うん」 「いいなぁ」 「えっ?」

「あたしもね、お婆ちゃんのおでんが大好きで、今度作り方を教えてもらおうって思ってたんだ」 「けど、その前に、お婆ちゃん亡くなっちゃって」
ゆいは、宏輔とお爺ちゃんに、もう叶わぬ自分とお婆ちゃんの姿を見ていたわけです。 これは最初からわかりやすく描かれていました。
「わかるわ。私もお世話になった師匠に感謝の気持ちを伝えたかったけど……今はもう、それも叶わないもの」
マリちゃんも同じ。 師匠が何者かはまだわかりませんが、状況としては、そうですね。
「そうなんだ……」 「だから宏輔くんも、好きって気持ちを伝えてみたらどうかな? お爺ちゃん絶対喜ぶよ!」 「でも……きっと怒ってる」 「大丈夫。素直に気持ちを伝えれば、お爺ちゃんもわかってくれる」 「うん! オレ、爺ちゃんに謝る!」
そのころ、又三郎さん。 拓海におでんを出しつつ、心情を吐露します。
「儂はただ、自分が元気なうちに、食の素晴らしさを教えたいと思っただけなんだが……」 「その食へのこだわり、オレは尊敬してるよ。でも、宏輔のやりたいことも、叶えてやってよ。かわいい孫の頼みなんだから」 「拓海に諭される日が来るとは……フッ、儂も歳を取るはずだ」
さて、両者がそれぞれいい感じになったところで。 セクレトルーが街に襲来、おでんのレシピッピを捕獲してしまいます。
その異常は、瞬く間にゆいや拓海に伝わります。 そしてセクレトルーを探し、詰め寄ります。
セクレトルーはおでん鍋からゴッソリウバウゾーを生成。 マリちゃんは『デリシャスフィールド』を展開し、ゆいたちは変身します。

戦闘開始。 今回のゴッソリウバウゾーは前回の反省を生かしてか、バリエーション豊かな攻撃でプリキュアを攻め立てます。

これはしばらく防戦一方か……と思われましたが、プレシャスが一直線にゴッソリウバウゾーに迫ります。 当然迎撃されますが、ブラペの援護なども得て、ひたすらにまっすぐ向かっていきます。
「プレシャス、落ちつけ」 「ありがとう! でも宏輔くんが想いを伝えようとしてたのに……邪魔するなんて、許さない!」
しかし、そんな単調な行動など、セクレトルーの前には……。 ゴッソリウバウゾーの次の攻撃を受け、餅巾着のようにされてしまうプレシャス。
「捕まったら最後、そこから出られませんよ」 「宏輔くんと又三郎お爺ちゃん。それと……大事なお婆ちゃんのおでん。絶対に取り戻す!」

その想いに、プリキュアの力が応えます。 何たる怪力! 絶対に出られないはずの巾着を引きちぎります。
そして、ゴッソリウバウゾーの飽和攻撃を『プリキュア・プレシャス・トライアングル』ですべて迎撃。 この技……最後に使ったのは第3話とかじゃありませんでしたっけ……。
そのまま、『2,000キロカロリーパンチ』を叩き込みます。 そしてフィニッシュは、全員での『プリキュア・ライト・マイ・デリシャス』!
かくしてゴッソリウバウゾーは浄化され、レシピッピは救出。 セクレトルーもおでんを食べることができないまま、退散となりました。
その後、ゆいの家にて。 宏輔とお爺ちゃんが互いに謝り、わだかまりも解けたようです。
「爺ちゃん、ごめん! オレ……爺ちゃんのおでん、好きだよ!」 「儂こそ悪かった。今度、キャッチボールやるか?」 「うん!」

それを見守るゆい。 脳裏にはもちろんお婆ちゃんとの思い出『ごはんは笑顔』。
「ゆいちゃん。宏輔に付き合ってくれて、ありがとう。よければ、一緒におでんを作らんか?」 「えっ、いいの?」 「儂が作る姿を見て、しっかり覚えるんだ」 「うん!」

そして自分から手伝いに来る宏輔。 そこに、やはり自分とお婆ちゃんを重ねるゆい。
「どうした?」 「あっ……ううん、何でもない。フフッ」
 
| 2022/10/30 12:27|TV・CD・本|TB:2|CM:2|▲
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コメント
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| 又三郎さんとジンジャーと拓海のお母さんと繋がっていたとは驚きでした。
猫の被り物をしていたのですね。
ゴーダッツ様の正体はまさかジンジャーでしょうか?
孫の宏輔くんと又三郎さんが喧嘩しましたね。 宏輔くんを追いかけるゆいは優しいですね。お姉さんで感じです。
宏輔くんがゆいと拓海くんが付き合っていると聞くシーンはいいですね。 ゆいは付き合ってないと即答でしたね。
宏輔くんが拓海くんとゆいちゃんとデートを賭けて勝負を挑むシーンは予想外でした。ゆいは人気ありますね。
あまねがピッチャーはいいですね。
外野のここねとらんらんの野球ユニフォーム姿はいいですね。
おでんの鍋のウバウゾーは巾着の攻撃でプレシャスを拘束するシーンは強力だと思いました。 しかしその後、プレシャスが自力で巾着を破壊するシーンは最強ですね。
おでんの具で自分が好きなのは大根とこんにゃくとちくわとはんぺんとタコとロールキャベツです。
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ノコノコ&テレサ #-|2022/11/01(火) 22:54 [ 編集 ]
| > 又三郎さんとジンジャーと拓海のお母さんと繋がっていたとは驚きでした。
年代的に、直接の面識はなさそうな気がします。 ……とはいえ、明らかに何か聞かされてはいる反応ですよね。
> 猫の被り物をしていたのですね。
このパターン、大抵は本当に猫ヘッドの可能性もあり得ます。
> ゴーダッツ様の正体はまさかジンジャーでしょうか?
そう見せかけて……のミスリーディングの可能性もあります。
> 孫の宏輔くんと又三郎さんが喧嘩しましたね。 > 宏輔くんを追いかけるゆいは優しいですね。お姉さんで感じです。
実際、自分の経験や状況を踏まえての話なので、まさにお姉さんの役割でした。
> 宏輔くんがゆいと拓海くんが付き合っていると聞くシーンはいいですね。 > ゆいは付き合ってないと即答でしたね。
実際、付き合ってはいませんからね……。
> 宏輔くんが拓海くんとゆいちゃんとデートを賭けて勝負を挑むシーンは予想外でした。ゆいは人気ありますね。
発破をかけるいい定番イベントでした。 でも、あれで意識する展開にならないのは……拓海の明日はどっちだ。
> あまねがピッチャーはいいですね。
ゆいを除くと、よくも悪くもそうなりますよねという人選。 そういえば、ゆいの打席は描写されませんでしたが、まあホームランだったんだろうなという安心感があります。
> 外野のここねとらんらんの野球ユニフォーム姿はいいですね。
いい……。
> おでんの鍋のウバウゾーは巾着の攻撃でプレシャスを拘束するシーンは強力だと思いました。 > しかしその後、プレシャスが自力で巾着を破壊するシーンは最強ですね。
あの構造って、内側から抜けるのはなかなか難しいというのが定説ですが、それをぶち破ってみせるのがさすがです。
> おでんの具で自分が好きなのは大根とこんにゃくとちくわとはんぺんとタコとロールキャベツです。
僕もそのあたりが好きですね。 出汁を出すものと吸うものと、蒟蒻。 |
華乃音 #D4atu1bQ|2022/11/03(木) 04:50 [ 編集 ]
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料理人を引退してからは週末、「おい...  
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MAGI☆の日記 2022/10/30(日) 17:34
デリシャスパーティ♡プリキュア 第34話「おじいちゃんはガンコ! おでんは野球のあとで」 
| おいしーなタウンとクッキングダム、結構つながりありますよエピ再び。
今回は又三郎じいさんと孫の宏輔くんが登場。
又三郎さんはゆいちゃんの祖母よねさんと料理人仲間。
おいしーなタウンで腕を磨きあった間柄。
二人で作り上げた”おでん”がお話のポイントに。
又三郎:「よねさんのお墓参りに…」
おばあちゃんお亡くなりになってたか…
アバンでさらっと重要情報が出てきました。
さらにマリちゃんの師...  
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のらりんすけっち 2022/10/31(月) 15:57
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