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| ここねvsピーマン大王! 好き嫌いという、作品モチーフ的には重要なテーマのお話です。
さて本編。
今日は、ちょっと深刻な雰囲気からスタート。 まあ空気こそ違いますが、結局、ゆいの家にみんな集まって……の部分は何も変わらないのですが。

「デリシャストーン?」 「ええ。しかも、あれはおそらく『スペシャルデリシャストーン』。どうしてブンドル団があれを……」
スピリットルーに装着されていたデリシャストーンのことですね。 しかも、明らかに特別な代物のようです。
「そもそもデリシャストーンとは何なんだ?」 「クッキングダムの戦士、クックファイターに与えられる石よ。私たちは、この石を使って戦うの。ブラックペッパーの帽子にもついていたわ」
「ほへー。ブラペもクックファイターだったんだぁ」 「そうね。で、さらに特別な能力を持つのが、このスペシャルデリシャストーン。私とフェンネルだけが持っているの。でもあれは、フェンネルのでもないし。これを作れる人は、もういないのに……」
結構、情報が一気に出てきましたね。 ここでシナモンの話が出なかったのは、シナモンが持つ(現在ブラペが持っている)のは普通のデリシャストーンということなのか、敢えて話題に出したくなかったのか……。
マリちゃんはもちろん、フェンネルも一旦信じるとすれば、疑うべきは『これを作れる人はもういない』の部分でしょうか。 どこかにまだいるということか、それがブンドル団と何らかの関係があるのか……ということについては、何もわかりませんが。
そんなシリアス雰囲気で話が進む中、お昼の時間になったのか、お腹の音が。 それも、女子4人全員から……まあ、こういうシリアスブレイクも必要です。
何か作ろうと冷蔵庫を開けるゆい。 そこには、ピーマンがたくさん入っていました。
それを見たコメコメ。 何故か大泣きしつつ逃げ出します。

「コメコメ、どうしたパム?」 「ピーマン、怖いコメー!」
どういうことかというと、昨日、何も知らないコメコメが、調理途中のピーマンを生で食べてしまったようです。 そして、あまりの苦さにトラウマになってしまった……ということがあった様子。

まあ子供の味覚で、こういう苦い・エグい系は苦手になりやすいです。 時間が経てば、そのあたり気にならなくなってくる……というのは、皆さんご存じのとおりですが。
今作でも、そういうベタな導入を採用した感じでしょう。 そういえば、そんな感じで子供が苦手な野菜のアイコンとしてよく登場していたピーマンですが、最近では品種改良も進んで、もはやそうでもないらしいという話を聞いたこともあります。
「化ける能力が上がっても、まだまだ子供パム。ピーマンは全然怖くないパム。ここねも何か言ってあげるパム」 「ピーマン怖い」 「そうパム、そうパム……パム?」

そこには、嫌な汗を滝のように流し、震えるここねの姿が! ここね、お前もか……!
実際、ここねも幼少期、軽い気持ちで生のピーマンを食べ、その苦さがトラウマに。 状況としては、コメコメとまったく同じです。
「苦みを、ダイレクトに味わっちゃったのね」 「まぁ、無理に食べることもないと思うが」 「でも、美味しく食べられた方がいいよ」
ここの会話、これが今回で一番大事なことでしょうね。 孤食の件でもそうでしたが、どうしてもというなら無理強いはせず、その方がきっと楽しいからやってみようというスタンスです。
「私はあれ以来、ずっとピーマンに怯えて……ピーマンを避けてきた」 「だからコメコメには……私みたいな思い、してほしくない」

「決めた。私、ピーマン食べる!」 「私がピーマンを食べられれば、きっとコメコメも食べられるようになる」 「コメコメ、見てて」「コメ」
コメコメのため、みんなとの食事をよりよいものにするため、ここねは一念発起。 そしてもちろん、みんなも協力体制です。
しかし、基本的にみんな好き嫌いなくバクバク食べる側の人間……なかなかいいアイデアもありません。 そのとき、ゆいが拓海との幼馴染みエピソードを思い出し、話を聞きに行きます。
「あっ、拓海が小さいころ、ピーマン嫌いだった」 「ピーマン? あぁ、父さんの作ったハンバーグに実はピーマンが入ってて」

「そうそう。知らずに食べたら美味しいって。それで、むしろ好きになったのよね」 「まずはピーマンを食べられると思うことが大事だって、たっくんが食べられるお料理を門平さんが試行錯誤で作っていたわ」
よく聞く方法ですが、それだけに一定の成果を上げている方法ということでもあります。 いまは『あんなもの食べ物ではない!』という状態になっているので、騙し討ちでもわからないようにしてでも食べさせて、食べられるものという認識に変えるというのが大事ということなのでしょう。
それを聞いて、みんなでいろいろ作ってみよう!という流れに。 そして、そこに手伝いに向かわせる拓海のお母さん……この人も後方見守り隊ですね……。
当のゆいは、拓海の協力が得られるということで、素直に大喜び。 これは……拓海の道のりは長そうですね……。
移動し、手を洗って、料理開始。 まずは拓海の腕の見せどころです。
「まずは、ピーマンの苦みを抑えるか」 「そんなことできるの?」 「繊維に沿って切れば細胞が傷つかないから、比較的抑えられる」
前も思いましたが、このメンツの中で拓海だけが飲食店の子供ではないのですよね。 そのくせ、知識や技術はトップという……。
では何を作るか。 そのレシピは、ゆいたちで考えたようで……拓海に任せっきりというわけではありません。
一方そのころ、ここねたちはゆいの部屋で待機。 マリちゃんが、ここねの相手をします。

「マリちゃんは、苦手なものはないの?」 「私は食べることが好きだし、初めてのものでも食べてみることにしてるの。その方が楽しいから」 「楽しいコメ?」 「そう。コメコメも、ピーマン大王と仲よくなれたら楽しいんじゃないかしら」
楽しむことが何よりも大事。 それはもう一貫しています。
かくして、ピーマン料理たちが完成。 先ほど見たカレー、グラタン、パウンドケーキに加え、炒め物(?)とそのままの輪切り(?)が確認できます。
コメコメ用には、キャラ弁。 拓海の例に倣い、ピーマン入りのハンバーグで勝負のようです。
キャラ弁にテンションが上がるコメコメ、しかし、何かに気付いたのか、よく匂いを嗅いでみると……。

ピーマンを検出し、逃亡。 さすが動物モチーフだけあって、鼻が利くようですね……。
今度はここね。 コメコメが逃げてしまったことで、こちらはより一層気合十分です。
「大丈夫。ピーマンは食べられるんだってことを、私が証明する!」
ここねの勇気が、ピーマン大王の苦さに勝てると信じて! はたして、その戦いの行方やいかに……?

……ダメだったようですね しょんぼりと帰宅するここねを見て、轟さんも心配顔です。
ここねから今日の出来事を聞く轟さん。 ここねが友達のため、友達と共に楽しむために苦手を克服しようとしているのを見て、やはり思うところがあるのでしょう。

「お友達ができて、お嬢さまの世界はどんどん広がっていきますね」 「自分でも不思議。いままでピーマンだけはずっと避けてたのに」 「そうですね、でしたら、ピーマンを知るところから始めてみては?」
そして、ゆいに連絡するここね。

「明日、みんなで行きたいところがあるの」
そして翌日。 みんなで向かったのは、ピーマン農場。

「ここね、ピーマン大丈夫パム?」 「うん。収穫が楽しいから、少し慣れてきた」
「なるほど。ピーマンの知識を得ることで、親しみを覚えるという戦法か」 「うん。轟さんが、みんなで行ってみたらって」
さすがというか、やはりあまねは話が早いですね。 そしてどうやら、ここねの目論見は少しずつ上手くいっているようです。
「コメコメ、平気?」 「コメ……」 「コメコメはお留守番じゃなかったメン?」 「ここねが頑張ってるから、自分もピーマンと仲よくなりたいんですって」
コメコメも、ここねに引っ張られるように頑張っています。 ひとりじゃないメリットが、ここにありますね。
「ピーマンにこんなに種類があるとはな」 「ほんと。どれもこれも可愛いし、とっても美しいわ」 「ありがとうございます。私たち農家は、食べてくれる人の笑顔を思って、大事に育てているんです」 「愛情が美しさの秘訣なのね」
農家の皆さんの、眩いばかりの笑顔。 それを見て、ここねとコメコメの心にはどう響いたか……。
そして、お食事タイム。 ここねも収穫を手伝い、先ほどの笑顔を見たことで、モチベーションが爆上がりです。
そして、いざ!……というところで、スピリットルーが出現。 どうやらスピリットルー(もしくは制作したナルシストルー)もピーマンが嫌いで、そのメニューを葬り去るためにピーマンの肉詰めのレシピッピを狙ったようです。

食べられる流れだったのに、すんでのところで邪魔が。 その後、スピリットルーを追い詰めるここねたち。
スピリットルーは、中華鍋とリーマー(フィクションでよく見るドリル)からモットウバウゾーを生成。 マリちゃんは『デリシャスフィールド』を展開し、戦場に降り立ちます。

そして、変身する4人。 戦闘開始です。
戦闘序盤は一進一退。 しかし、スピリットルーが応援を始めると、天秤が傾きます。
半球状の鍋が、どういうわけか全球となり、転がり攻撃でプリキュアに迫ります。 バフが乗っている超パワー状態なので、逃げる一方となるプリキュアたちですが……スパイシーが反転して向き合います。
このあたりが、今回のピーマンとのかかわりの示唆といえる感じでしょうか。 スパイシー得意のバリアでもって、モットウバウゾーを弾き返すことに成功します。

「レシピッピを返して!」 「何故でごわす? 苦いピーマン料理がなくなれば、みんな嬉しいはずでごわす」
このスピリットルーの発言に、全員で反論の攻撃を叩き込むみんな。

「そんなことない。ピーマンは美味しいよ!」 「栄養も豊富だ!」 「食物繊維もあるし!」 「ビタミンCも含まれている!」 「美容にもいいわ!」 「それに、農家さんの愛情も!」
これには農水省もニッコリ。 野菜もしっかり食べよう!
しかし、それで折れたり曲げたりするスピリットルーでもありません。 今度は、モットウバウゾーのドリルでプリキュアを襲います。
パンのバリアで受けて立つスパイシー。 しかし、このモットウバウゾーのドリル相手には分が悪いか……粉々に砕けるかと思われたそのとき。

「どんな食材もお料理も、なくなっていいものなんてない」 「クラスティ・パン・バリア!」
文字どおり、固いパンのバリアで、モットウバウゾーを押し返します。 そこをすかさず、フィナーレが『プリキュア・フィナーレ・ブーケ』で追撃をかけます。
そしてフィニッシュは、スパイシーの『プリキュア・デリシャススパイシー・ベイキン』! かくしてモットウバウゾーは浄化され、レシピッピは救出、スピリットルーも撤退となりました。
食事の直前で戦闘になったので、全員もう腹ペコ。 ここで何故か、拓海の料理に期待がかかります……ブラペも大変だな……。
そして、家に戻ってお食事タイム。 農園での食事はテイクアウトにして、拓海の料理と一緒に食べることに。

「美味しい」
ピーマンの肉詰めを食べることに成功したここね。 味もバッチリのようで、もうピーマンは克服ですね。
そして、次はコメコメ。 恐怖で震えながらも、ピーマンの肉詰めを口に運びます。

「おいしいコメ!」
こちらも大成功! みんなでワイワイやって、農園にも行って、みんなで食べて……というのがよかったのでしょうね。
そして、拓海の料理は青椒肉絲。 ゆいも大喜びで、拓海も鼻高々です。

「美味しいが増えると楽しい」 「コメ!」
そう。 これよ、これ。
 
| 2022/09/04 12:25|TV・CD・本|TB:2|CM:2|▲
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コメント
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| デリシャスストーンがブンドル団側にあるとしたら、ゴーダッツもクッキングダムの住人だったのでしょうか?
ここねもコメコメもスピリットルーもピーマンが苦手とはすごい展開ですね。
自分はピーマンは好きです。ホイコーローやチンジャオロースやピーマンの肉詰めなどが好きなので。
コメコメの嗅覚は凄いですね。さすがキツネですね。
ここねちゃんの青ざめた表情は可愛いですね。
スピリットルーがピーマンのレシピッピをもしもそのままアジトに持ち帰ることを成功していたらどうなっていたでしょうか?
ピーマンの事を熱く語るプリキュア達がいいですね。
スパイシーの新しい防御技「クラスティ・パン・バリア」は強力ですね。
ここねとコメコメがピーマンを好きになれてよかったですね。
スピリットルーが改心する時は近いかな?ゴーダッツに対する態度があまり良くなかったので寝返る時が近いのでは?
仲間になったら、らんらん辺りと交友関係ができるのかな?
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ノコノコ&テレサ #-|2022/09/06(火) 22:57 [ 編集 ]
| > デリシャスストーンがブンドル団側にあるとしたら、ゴーダッツもクッキングダムの住人だったのでしょうか?
可能性は十分にあり得るのではないかと思います。 しかも試作品だったようなので、これから何段階か出てくることも予想されますね。
> ここねもコメコメもスピリットルーもピーマンが苦手とはすごい展開ですね。
ピーマンといえば、苦手な食べ物といわれて最初に思い浮かべられることの多い食べ物ですからね。 聞いたところによると、最近のピーマンは改良が進んでいるようで、先入観がなければそれほど嫌われなくなっているらしいです。
> 自分はピーマンは好きです。ホイコーローやチンジャオロースやピーマンの肉詰めなどが好きなので。
苦い・えぐい系の味は、成長と共に受け入れられていきますね。
> コメコメの嗅覚は凄いですね。さすがキツネですね。
犬の仲間ですからね。
> ここねちゃんの青ざめた表情は可愛いですね。
こういうときのここねは大体可愛い。
> スピリットルーがピーマンのレシピッピをもしもそのままアジトに持ち帰ることを成功していたらどうなっていたでしょうか?
どうなるかさっぱりわかりません。 単純に、もうピーマン(の肉詰め)が食べられなくなるだけなのでしょうか……。
> ピーマンの事を熱く語るプリキュア達がいいですね。
農場の見学もしていますし、思い入れもひとしおでしょう。
> スパイシーの新しい防御技「クラスティ・パン・バリア」は強力ですね。
もともとそんなに弱い感じでもなかったので、さらに強化されて頼もしいです。
> ここねとコメコメがピーマンを好きになれてよかったですね。
食べられないものがあると、やはり世界が狭まりますからね。
> スピリットルーが改心する時は近いかな?ゴーダッツに対する態度があまり良くなかったので寝返る時が近いのでは?
現状を見るに、寝返ることはあっても会心はしそうにない気がします。
> 仲間になったら、らんらん辺りと交友関係ができるのかな?
既に強い関わりがあるのがあまね、新しく作るなららんらんというところでしょうか。 まあ、あくまで仲間になったら……という仮定ですが。 |
華乃音 #D4atu1bQ|2022/09/08(木) 06:15 [ 編集 ]
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デリシャスパーティ♡プリキュア 第26話「ここねのやくそく!ピーマン大王への挑戦」 
| デリシャスパーティ♡プリキュアの第26話を見ました。
第26話 ここねのやくそく!ピーマン大王への挑戦
キャンプ場にあわられたスピリットルーについていた石についてを思い出すローズマリー。
なぜブンドル団が持っていたのか、考えているうちにみんなのおなかが鳴る。
お昼ごはんを作ろうとゆいが開けた冷蔵庫には、ピーマンがたくさん入っていた。
するとコメコメは逃げ出し、なぜかここねも険しい表情...  
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MAGI☆の日記 2022/09/04(日) 13:09
デリシャスパーティ♡プリキュア 第26話「ここねのやくそく!ピーマン大王への挑戦」 
| コメコメはピーマンが苦手^^;
生ピーマンをぱっくんちょ…すっごく苦かったようですヽ(;´Д`)ノ
たしかに小さいおともだちにはまだ厳しいかもの味ですな。
そしてここねちゃんも^^;^^;
ようじょ期にコメコメと同じ体験をしてトラウマにヽ(;´ω`)ノ
ピーマン大王にビビりまくってるイメージしか浮かんでこない模様^^;
これではいけないわとピーマン克服へのミッションスタートです。
...  
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のらりんすけっち 2022/09/07(水) 08:56
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