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| らんらん回。 自分の暴走(喋りすぎ)を極端に恐れるらんらんには、過去何があったのでしょうか。
さて本編。
目を輝かせ、『たてもとパン』の卵サンドを愛でるらんらん。 ひとりですが、そのトークは止まりません。

そこに通りかかったのが『高木晋平』(CV=観世智顕)。 ひとりで盛り上がっているらんらんを見て、おそらく思ったままを口にします。
「お前、何サンドイッチと喋ってんだ?」 「へにょ!」 「アハッ。華満って変なヤツ」

そう言って、笑いながら立ち去る高木。 その場には、やらかしたという顔のらんらんが残されました……。
さて翌日(?)。 教室でゆいたち3人が合流しますが、らんらんの様子がおかしい感じ。

「おはよう!」 「おはよう」 「ゆいさん、ごきげんよう」
話し方も話す言葉もおかしいです。 ぎこちない……というか、ロボみたいな。
ここねによると、朝からずっとこんな調子のようです。 それでもマイペースに話を続けようとするゆいを制し、3人は階段の踊り場へ。
「えぇー! キュアスタのこと、みんなには内緒にしてたの!?」 「へにょ…」 「ごめんね」 「でも、どうして…」

「らんらんって、やっぱり変だよね」 「高木くんに卵サンドを讃えているところを見られて、『変だ』って言われた」
本当に何気ないひと言だったのだとは思うのですが、らんらんには相当刺さったようです。 ただ、ここねによると、高木くん本人の言動も相当おかしい様子。

『本当だって、昨日マジで宇宙人に攫われかけたんだよ』 『はぁー? 絶対ウソだろ』 『なんでお前んとこに宇宙人きてんだよ』 『デカい声じゃ言えないんだけどさ、実はオレの兄ちゃん、アメリカの宇宙センターで秘密の仕事しててさ』
そんなやり取りがあったようです。 ちなみに、今の今まで、ゆいはその話を信じていたようですが……。
虚言というか誇張というか、高木くんは相当盛る人ですね。 そんな男になにか言われたところで、深く気にする必要なんか全然なさそうですね……という意図ですね。
そこで、らんらんがひとつため息。 幼少時の出来事を、ひとつ語ります。
「らんらん小学校のときに、大好きなご飯のこととか、ほかにもいっぱい好きなこと友達に話してたら、なんか話すぎちゃったみたいで」

『らんちゃんって、なんか変だよね』『えっ?』 『ブランコで遊ぼう』『うん』
そうして、らんらんはひとりに。 これはまあ、トラウマにもなりますよね……。
「それでらんらん、もうそういうこと話すのはやめようって決めたんだ。でも!」 「でもどうしても、ご飯のことは我慢できなくて。こんなにも美味しいものがたくさんあるのに」 「それをどうしても、誰かに伝えたくって」
これが、らんらんがキュアスタを始めた理由。 いってみれば、ちゅるりんさん誕生秘話ですね。
それだけ言い終わると、らんらんは再び変な言葉遣いに戻り、その場を後に。
その後。 らんらんのことを脚色して吹聴している高木くんを発見したゆいは、ひと言もの申します。

「ねぇ、高木くん! らんちゃんのこと、ウソ言わないで」 「いや、あいつマジにサンドイッチに話しかけてたから」 「えっ……あっ、それはそうかもだけど」 「ほらな、そうだろ」
奇行は事実ではあるので、強く言い切れないゆい。 それでも、らんらんのために一生懸命説得します。
「でも、らんちゃんのこと、変な風に言うのはやめて! らんちゃん、高木くんに変だって言われて気にしてるよ」 「でーも、サンドイッチに話しかけるのは変じゃね?」 「そ……それだけ大好きってことなんだよ」 「変なヤツを変だって言って、なにが悪いんだよ、なぁ、さぁ、帰ろうぜ」
釈然としないといった様子で去る高木くんたち。
『正しければ(正しい側に立っているのなら)何をやってもOK』というのは、わりと陥りやすい独善ではあります。 特に子供に多い印象ですが、世の中を見渡すと、大人でも少なくないですね……。
その後。 明らかに元気を失い、ゾンビみたいになっているらんらんを励ますため、ゆいの家にみんなで集まりラーメンパーティです。

「よーし、今日はみんなでラーメンパーティだよ!」 「えっと、ここにレシピはあるんだけど、でも」 「でも一番ラーメンのことわかってるのは」

「ご指導、お願いしまーす」
生気のないらんらんは、まだ困惑するばかり。 しかし瞬く間に、いても立ってもいられなくなって……。

エプロンを装着し、キリッと戦闘態勢。 やはり、らんらんはこうでないと。
今回の肝は出汁。 鰹節、煮干し、昆布の和風出汁と、鶏を主役とした出汁を別々に用意し、合わせて作ります。
「鶏と和風の完璧すぎるハーモニー。これはもう、食のオーケストラ! 完璧なる味のハーモニー!」
そして、完成したラーメンをいただきます。 そりゃあもう、みんな大絶賛です。
「デリシャスマイルー!」 「とっても美味しい」 「やばみ特盛りー!」 「ちゅるちゅるコメー」 「ちゅるちゅるパム」「ちゅるちゅるメン」 「はぬー、最高!」

「みんな、ありがとー」 「よかった。元気になって」 「ごはんは笑顔」
「ねぇ、思ったんだけど、『変』って素敵なことじゃない?」 「えっ? 『変』が素敵?」 「ええ。『変』っていうか、みんな、好きなものが違うだけなのよね」 「あたしも、いつもご飯のこと考えちゃう。『変』だね」

「好きなものを好きって言うのは、とても素敵なことだし、どんどん言っていけばいいのよ」 「らんのご飯への鬼盛りの情熱は、才能よ!」 「誰に何を言われようが、自信を持っていいってこと。だって大好きなんだから」
素晴らしい……本当に素晴らしいです。 今作は年長者(マリちゃん)が本当にいい大人をやっていてくれて、要所要所で引き締まります。
マリちゃん、そして仲間たちに励まされ、らんらんも完全復活です。
そうしていると、ゆいのお母さんが帰宅。 ちょうど、その高木くんの話題に。

「明日、高木くんにうちのお弁当、持ってってあげて」 「えっ? なんで?」
「ついさっき、高木君のお母さんに会ってね、高木くんのところ、ご両親がお店やってるじゃない」 「お兄ちゃんが、高木くんの面倒みてたんだけど、遠くの大学に行くんで、ひとり暮らしを始めたらしくて」
伝え聞く話によると、アメリカというのはウソ(あるいは願望)でも、大学で宇宙という部分は本当のようです。 なんとなく、高木くんのフカシの、傾向が見えてきたような、そうでもないような……。
その話を聞いて、ちょっとしんみりする一行。 最初に口を開いたのは、ここねでした。
「高木くん、寂しいのかも。お兄さんが大学に行って、急にひとりになったから」
その日の帰り道、件の高木くんが『山海食堂』に入っていくのを目撃するらんらん。
店の様子をうかがってみると、みんな肉じゃがを食べていて、どうやら名物のようです。 ほかほかハートからレシピッピまで現れ、名店ですね。
そして、高木くんもその肉じゃがを口にしますが……笑顔にはならず。 この時点でブンドル団はまだ何も悪さをしていないので、理由は別にあるわけですね。

らんらんがその様子を不思議がっていると、ナルシストルーが出現。 有無を言わさず、レシピッピを捕獲します。
まさにその現場にいたらんらんはナルシストルーと対峙。

「ナルシストルー、レシピッピを返して!」 「ふん。ひとつくらいいいだろ」 「あなたにとってはただのひとつでも、それがかけがえのない人もいる!」
そんなやり取りをしていると、ゆいたちが合流。
ナルシストルーは、電気圧力鍋のモットウバウゾーを生み出します。 対し、マリちゃんは『デリシャスフィールド』を展開し、戦場を移します。

そういえば、モットウバウゾーはみんな家電ですね。 まあ、プラグがどこにもささっていなくても好き放題する無法ですが。
そして、ゆいたちも変身。 戦闘開始です。
頭の蒸気口(?)からビームを撃ち出し、プリキュアを地面に押さえつけるモットウバウゾー。 実際強力なのか、ちょっとやそっとでは押し返したり剥がしたりはできなさそうです。

窮地に陥るなか、気を吐くのはヤムヤム。 直前に見た高木くんの表情から、肉じゃがにまつわる大切な思い出の存在と、それを奪われていることを察したようです。
「あのときの高木くん。肉じゃがに何か大切な思い出があるんだよ。そんな思い出を、絶対に奪わせない! 絶対に!」
そして、『バリバリカッターブレイズ』を繰り出すヤムヤム。 しかし通常放つそれではなく、腕に巻きつけ、地面を叩きます。

やがて地面は割れ、ヤムヤムは自由の身に。 やはり、戦闘中に咄嗟の判断を下すという意味での頭のよさは、確実にありますね。
そして、モットウバウゾーに改めて『バリバリカッターブレイズ』を見舞います。 それにより自由になったプレシャスが『1,000キロカロリーパンチ』を食らわせ、あとは仕留めるのみ。
フィニッシュはもちろん、ヤムヤムの『プリキュア・デリシャスヤムヤム・ドレイン』! かくしてモットウバウゾーは浄化され、肉じゃがのレシピッピは救出、ナルシストルーも撤退となりました。
それにしても、今回はブラペの出番がまったくありませんでしたね。 まあハートキュアウォッチもなく、即座に反応しろという方が酷というものではありますが。
その後。 無事に思い出を取り戻した高木くん。
それを確認したらんらんは、高木くんのテーブルに乱入。 肉じゃがを少し分けてもらいます。

『変』であることに怖がらなくなったらんらんは、素の自分を高木くんに見せつけます。 そして、美味しい肉じゃがを食べても表情が晴れない高木くんに、理由を聞きます。
「なんでさっき食べたときに、がっかりしてたの?」 「はぁ? お前見てたの? 関係ねぇよ」 「肉じゃがを代表して聞きたい! ちゃんと教えてほしい!」
無茶苦茶言っているようですが、実際無茶苦茶言ってます。 それでも、その熱意に折れた高木くん。
「あ……あんまり甘くなかったんだよ。この肉じゃが」 「兄ちゃんの作ってくれる肉じゃが、いつも甘くてさ、それが食べたくて来たんだけど」 「美味しいけど、甘さが何か足りないっていうか」
それを聞いて、らんらんは肉じゃがをもう一口。 らんらんが導き出した結論は。
「ふむ。それはタマネギ!」 「タマネギ?」 「きっとお兄さんは、タマネギを飴色になるまで、じっくり時間をかけて炒めて、それを肉じゃがに入れたんじゃない?」 「そういえば、いつもすごく時間がかかって……」 「それが、お兄さんの肉じゃがの、甘さの秘密!」 「お……お前、なんでそんなことまでわかるんだよ」 「それは、らんらんが、ご飯のことが大好きだから!」
これはすごいですね。 マリちゃんに太鼓判押されたばかりですが、自信がつくと本当にとてつもない才能です。
「やっぱお前って変。でも変だけど、なんかかっこいいかも」
サラッとそんなことが言えるお前もかっこいいよ……。 超今風なデザインしてる癖に……。
そして翌日。 特製レシピでゆいのお母さんが腕を振るい、肉じゃがのお弁当が高木くんの手に。

肉じゃがを口に入れると涙が。 山岡さんの鮎はカスでもないし、高木くんは人間火力発電所でもないですが、やはり料理は人の心を打ちます。
「高木くんのお兄さん、高木くんの話でいつも笑ってたんだって」 「それで……」 「うん」
少し離れたところから、見守るゆいとここね。 今回はもう完全にめでたしめでたしです。
 
| 2022/06/26 14:07|TV・CD・本|TB:2|CM:2|▲
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コメント
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| らんらんは食べ物と独り言を言うのは高木くんに見られて変だと思われましたね。可哀想です。
らんらんがゆいの事を「ゆいさん」と呼んだのはウケました。
キュアスタの事をみんなに話していなかったのですね。
らんらんは小学生の頃から変人だと思われていたのですね。可哀想です。
ラーメンパーティーはいいですね。
らんらんはラーメン作りになると覚醒しましたね。
コメコメが次の形態に進化するのはいつですか? 食材の表現の仕方はグルメリポーター並みですね。
ナルシストルーとらんらんが対峙してらんらんは訴えましたね。
電気圧力鍋のウバウゾーのビーム攻撃はめちゃめちゃ強いですね。
ヤムヤムは「バリバリカッターブレイズ」を自分の腕に巻いて、暴れて地面に穴を作って回避しましたね。ヤムヤムは中々の戦略家ですね。
らんらんは高木君と仲直り出来て良かったですね。
将来、らんらんは高木君と結婚したりする流れになっちゃったりしないでしょうか?
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ノコノコ&テレサ #-|2022/06/28(火) 23:08 [ 編集 ]
| > らんらんは食べ物と独り言を言うのは高木くんに見られて変だと思われましたね。可哀想です。
実際の話として、独り言でも言語化することはいいとされているので、人目を気にしないのならずっとブツブツ言っている方がよかったりするのですけどね。 問題は、いうまでもなくらんらんが人目を気にするタイプだったということなのですが。
> らんらんがゆいの事を「ゆいさん」と呼んだのはウケました。
完全に発言を自分の制御下に置こうとすると、エセお嬢さまになるのはなかなかよかったです。
> キュアスタの事をみんなに話していなかったのですね。
そういえばハンドルネームもしくはスクリーンネームを使っていたわけなので、それは予想できて然るべきだったかもしれません。
> らんらんは小学生の頃から変人だと思われていたのですね。可哀想です。
あれはまあ、本来そんな重い意味で使われたわけではないとは思うのですけどね。 ほかならぬらんらんにはトラウマになってしまったというのが、不幸だったのだと思います。
> ラーメンパーティーはいいですね。
みんなで集まって、作って食べるのはいいことです。
> らんらんはラーメン作りになると覚醒しましたね。
さすがに、黙ってはいられないテーマだったのでしょう。
> コメコメが次の形態に進化するのはいつですか?
まあ、近いうちに来るんじゃないでしょうか。
> 食材の表現の仕方はグルメリポーター並みですね。
まさに食レポ。
> ナルシストルーとらんらんが対峙してらんらんは訴えましたね。
最初のアプローチとしては、非常に穏当であったと思います。 同然、ナルシストルーは聞く耳を持たないわけではありましたが。
> 電気圧力鍋のウバウゾーのビーム攻撃はめちゃめちゃ強いですね。
実際、圧力釜の吹き出し蒸気は危ないですから。
> ヤムヤムは「バリバリカッターブレイズ」を自分の腕に巻いて、暴れて地面に穴を作って回避しましたね。ヤムヤムは中々の戦略家ですね。
あれ、厳密に何をやっているかが、僕もよくわかってないのですよね。 単に攻撃判定のあるものを巻きつけたというだけなのか、電気の線を使って電磁石→反発で叩きつけ威力倍増まで狙ったのか……。
> らんらんは高木君と仲直り出来て良かったですね。 > > 将来、らんらんは高木君と結婚したりする流れになっちゃったりしないでしょうか?
らんらんがやったことを考えると、かなりの急接近だと思われます。 少なくとも、高木くんは勘違いしても仕方のないシチュエーションですよあれは。
高木くんの味の好みを把握してカスタマイズした肉じゃがを提案できて、作ったのは別人とはいってもそれを翌日持ってきてくれたわけですし。 |
華乃音 #D4atu1bQ|2022/07/02(土) 04:49 [ 編集 ]
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デリシャスパーティ♡プリキュア 第16話「らんらんって変…!?肉じゃがとウソドキドキ!ここね、初めてのピクニック!」 
| デリシャスパーティ♡プリキュアの第16話を見ました。
第16話 らんらんって変…!?肉じゃがとウソドキドキ!ここね、初めてのピクニック!
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MAGI☆の日記 2022/06/26(日) 14:20
デリシャスパーティ♡プリキュア 第16話「らんらんって変…!?肉じゃがとウソ」 
| らんらんはめんこいのう(≧▽≦)
どうしたらんらん(゚д゚)
らんらんにこんな顔させた張本人がこやつであるヽ(`Д´)ノ
ホラ吹きの高木くん、クラスでつまはじきに…されることはなく上手くやってる模様。
ほんとのことを織り交ぜつつホラを吹く按配が達者なのでしょう。
悪気はないけど思ったことを口に出しちゃうタイプでもあるようで。
彼のお家事情もいろいろあって、寂しさの裏返しがホラ吹き...  
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のらりんすけっち 2022/06/27(月) 11:01
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