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| ついに『最強』と銘打つヤラネーダの登場です。 ラストスパートの始まりですね。
さて本編。
まなつとローラは、今日も今日とて元気に登校。 パンをくわえて家を飛び出すとか、令和ぞ?
「あれ? 土曜日は学校お休みじゃないの?」 「トロフェスの準備があるんだ」
そんなわけで、休日返上です。 もちろん、やりたいからやっている訳なので、もうウッキウキですが。

まなつたちが学校に着くと、校内はもうトロフェスの準備一色。 これが各々自律的に立ち上がり、まとまったものと思うと……トロピカる精神の偉大さたるや。
そして、まなつとローラが生徒会室に着くと、待っていたのは新生生徒会のみなさん。

18秒の遅刻を咎める角田さんと、それをなだめる新会長の一条さん。 これは、なかなかいいコンビになりそうな組み合わせですね。
会長から参加部活の申請書の束を受け取り、生徒会室を後にするまなつとローラ。 部室に向かいがてら、いろいろな部活の様子を見て回ります。

美術部、天文部、放送部の人たちの再登場です。 こういうシーンがくると、いよいよ最終盤なのだなと感慨深いものがあります。
そうして部室に着くと、みのりん先輩が行き詰まっている様子。

「あれ? みのりん先輩、台本はもう完成したんじゃないの?」 「書くには書いたんだけど、もっとラストを面白くできるんじゃないかって」 「うーん」 「それでこそ、みのりだな」 「今のままでも、十分感動的だと思うけどな」
いわゆるオチが弱いというやつでしょうか。 最後のクオリティアップのため、頭を悩ませているようです。
「そしてラストシーンは、大冒険の末に辿り着いた伝説の灯台で、永遠の友情を誓うシーンで終わるんだけど、もうひとアイデアが……」

「あっ、そうだ! いつかローラが校内放送で歌った、グランオーシャンの歌を披露するの」 「いいわね。みんなの前で、私が歌うチャンス到来ってわけね」
ここで、まなつのアイデア。 広域にグランオーシャンの歌を響かせる……これは何か、意味を持つような予感がしますね。
「みのりん先輩、どうですか?」 「うん。ローラの歌を入れるのは、いいと思う。でも、もっと別な何かも欲しい」 「みのりん先輩、その意気! トロピカってる!」
よいアイデアは取り入れ、自分は限界まで妥協を許さずブラッシュアップに励む。 何というか、光り輝く心意気というか……トロピカる精神ですね。
そんなわけで、台本はみのりん先輩に任せ、ほかの面々はそれぞれの仕事へ。
大工仕事で大道具をこしらえるあすか先輩。 そこに、百合子がタオルを持ってねぎらいにやって来ます。

すっかり丸くなっちゃって……。 いやまあ、これまでが肩肘張っていた、本来とは違う百合子だったのだとは思いますが。
「受験も無事終わったしな」 「春からは、フェニックス学院のテニス部で頑張りましょう。改めて、おめでとう」
どうやら、知らない間にあすか先輩の受験は終わり、あすか先輩も無事合格を勝ち取ったようです。 まあ、トロピカる精神を獲得した文武両道のあすか先輩なら、不可能などなかったのでしょうね。
去り際、あすか先輩に「ありがとう。素敵なイベントを企画してくれて」と伝える百合子。
「あぁ、それなら、まなつたちに言ってやってくれ」 「トロピカる部」 「うん?」
「最初は問題ありって思ってたけど、私の見る目がなかったみたい」 「いま、卒業フェスティバルを、あおぞら中のみんなが楽しみにしている」 「こんなにわくわくする気持ちになったのは、久しぶり」
「そういう気分を『トロピカる』っていうんだ」 「そう、これが……」
百合子にも、トロピカる精神がしっかりと伝わったようです。 心で感じ、伝えられて理解する……いいですね。
その後、トロピカる部は総出で劇の練習。 おそらく最後の部分は保留にして、決まっている分の読み合わせですね。
このメンツでは、ローラが頭ひとつ抜けて演技派ですね。 あすか先輩とさんごも、なかなかソツなくこなしてくれそうな安心感があります。
そんなローラですが、決めの部分で噛んでしまいます。 「間違えたー!」と頭を抱えるローラ。

和気藹々と、みんなで最高の雰囲気ですね。 逆にいうと、いま完全に幸せということは……と、考えてしまうものですが。
「なんか、すっごく楽しい! 練習だけでもこんなにも楽しいなんて、本番はもっとトロピカっちゃうよ」 「でも、ちょっと緊張しちゃうかも」 「もし本番で失敗しても、そのまま演技を続ければいいと思う」 「そっか、それなら安心だね」
みのりん先輩のセリフは、普通にローラやさんごを励ますものだと思いますが……これは、絶対に本番で何かあるやつですよね。 もちろん失敗ではなく、強い想いを持ってやるタイプの……。
そうしていると、お母さんが差し入れ。 和やかに、お茶とお菓子でティーブレイクです。
「私、この街に来て、みんなに出会えてよかった」 それはみんなの笑顔に囲まれ、無意識に口をついた言葉だったのでしょう。

「今のセリフ……」 「その感じだよ、ローラ」 「えっ? その感じって……」 「さっき失敗したセリフ、今みたいに言えばいいんだよ」 「そうそう」 「とっても自然だった」 「あっ、そ……そうね」
ここで、ローラは微妙な笑顔。 そしてそれにひとり気付いたまなつも、不安げな表情に。
そして、夜。 ふたりきりで、まなつがローラに話しかけます。
「ねぇ、ローラ」 「えっ?」

いつも基本的に元気娘なので、不意に見せるこういう表情が効きますね……。
「ローラは女王様になったら、グランオーシャンに帰っちゃうの?」 「帰っても、また時々遊びに来るわよ」 「じゃあ私も、時々遊びに行くね」 「うん」
そう言い合うふたりですが、別れの運命については、敢えて言わないまでも感じ取っている様子。 そしてその不安は、このふたりの間ではもはや隠すことなどできません。
「ローラ? もしかして、人魚の国の掟のことを考えてるの?」 「だ……大丈夫よ。私が女王になったら、そんな掟変えちゃえばいいことだし。心配なんてない、全然ない」

『それに、もし掟が絶対だっていうのなら、私は……』
外を向き、何かしらを決意するローラ。 どの道、最終的に、ローラは何かしらの決断を下すことになるのでしょう……そのとき、一番大事なこととは。
そして翌日、日曜日。 今日も、まなつとローラは準備のために学校へ。
日曜だというのに、学校は相変わらず盛況。 しかし、そんな学校だからこそ、魔の手が忍び寄ります。

このサメ(?)のヤラネーダにより、校内の人々のやる気パワーが吸い取られている様子。 それを奪還し学校を救うため、変身するトロピカる部。
このヤラネーダ、最近のものにしては小型で、あまり強くない様子。 「思ったとおり、サメといってもコバンザメは、それほど凶暴じゃない!」
始終優勢のまま戦闘は進み、ラメールの『マーメイドアクアポット』でやる気パワーを回収。 そのまま、『プリキュア・マリンビートダイナミック』でフィニッシュです。
しかしヤラネーダを倒しても、事態は収拾せず。 そのとき、大きな影がプリキュアを包みます。

「これは、シロナガスクジラのヤラネーダ!?」 「コバンザメは、クジラのお腹についてきたオマケです。この海で最も大きくて強い生物は、クジラなのですよ」
高らかに宣言するバトラー。 そのまま、今度は学校のみならず、街中からやる気パワーを吸い上げてしまいます。
その様子を見て満足げなバトラー。 昔を思い出したのか、語り始めます。
「いいですねぇ。遥か昔、魔女さまが滅ぼそうとした世界も、こんな感じでしたでしょうか」 「あのときは、伝説のプリキュアに邪魔をされてしまい、魔女さまの望みは叶いませんでしたが……」

「どういうこと!?」 「うん? おやおや、こんなところまでご苦労さまです」
バトラーに追いつくプリキュアたち。 それでもバトラーは、余裕の表情を崩しません。
「あとまわしの魔女は、大昔にも町をこんな風にしようとしたの?」 「そのとおりです。もっともそのころは、破壊の魔女と呼ばれていましたが」
どうやら、魔女は初めから『あとまわしの魔女』だったわけではないようです。 『破壊の魔女』と呼ばれていたものが、何かしらを経て、今の状態になってしまったようです。
「わたくしは、まだ若造でした。あのころの魔女さまは、それはそれは素敵だったのですよ」
バトラーは古参の部下ということだったようです。 魔女の部下の中ではひとりだけ『破壊の魔女』を知っているからこそ、ほかとは違う様相だったのでしょうね。
バトラーたちからやる気パワーを回収すべく、アクアポットを構えるラメール。 しかし、バトラーの攻撃を受け、ポットを取り落としてしまいます。
気を取り直し、ポットを拾って再び構えるラメール。 「やる気パワー、カムバック!」

しかし、ポットは動作しません。 壊れてしまったのか、ほかに原因があるのかはわかりませんが……。
やる気パワーを奪還できないまでも、吸われ苦しむ人々を救うため、ヤラネーダに飛びかかるサマー。 もちろんそれは無謀で……ヤラネーダに食べられてしまいます。

仲間たちも、そんなサマー救出のため、ヤラネーダの口に飛び込みます。 力を合わせて耐えつつ、サマーを探す4人。

そこには、変身が解かれたまなつ(サマー)が。 どうやら気も失っているらしく、みんなの呼びかけにも返事をしません。
そうしていると、ヤラネーダはプリキュアの4人を排出。 素体がクジラなので、潮吹きで体内から追い出すことができるようです。

そうしている間にやる気パワーも十分集まったのか、撤退するバトラー。 バトラーは気付いているのかいないのか、ヤラネーダの体内にまなつを残したまま……。

そんな、ヤラネーダの中で眠るまなつに、声が。 夢の声の主といえば、もちろん伝説のプリキュアです。

過去の、破滅しつつある街を風景に出会ったふたり。 はたして、どうなるのか……。
 
| 2021/12/26 12:10|TV・CD・本|TB:2|CM:2|▲
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コメント
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| 土曜日や日曜日も学校に行くなんてめちゃくちゃ張り切っていますね。
新生徒会長や風紀院長が久しぶりに登場して嬉しいです。
美術部も天文部も放送部も久々に登場して嬉しいです。最終話に近いからでしょうか? 天文部の「おとめ座!」がいいですね。スタプリの世界に言ったらひかる達はウケたでしょうか?おとめ座のスタープリンセスと出会ったり、スターカラーペンを天文部使ったらどうなるのでしょうか?1度見てみたいです。
みのりん先輩も脚本に苦戦していましたね。
百合子さんは最初はトゲトゲして堅苦しかったのに今は丸くなってまなつ達を受け入れて良かったです。プリキュアの正式メンバーになっていたらもっと良かったのに。
ローラはグランオーシャンに帰ったら記憶を消されるのかな?最終的にローラはまなつ達と過ごした1年間の記憶を忘れるのでしょうか?女王になったらそんな掟を廃止するの事が出来るのでしょうか?
バトラーさんが久しぶりに出撃しましたね。コバンザメとシロナガスクジラの2体を召喚するとはね。 追いついてきたプリキュアに気付いた時のバトラーさんのあの目が悪い目でした。
バトラーさんは昔からあとまわしの魔女の昔からの部下だったのですね。鎧を纏っていましたが。
バトラーさんがマーメイドアクアポットを壊しましたね。もっと早くやっていればあとまわしサイドは有利になっていたのでは。やる気パワーを奪う作業がスムーズに言っていたのでは・・・?
サマーはクジラのヤラネーダに飛び込んでそのまま取り込まれましたね。ラメール達4人は外に放出されましたね。
まなつは伝説のプリキュアと遭遇しましたね。破壊された中世の街を背景に。 何を語り合うのか楽しみです。
まなつはあとまわしの屋敷に来て、エルダちゃんの部屋とか行くのでしょうか?
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オリガミキング 第6の橙カミテープ ブンボ―軍団 コンパス #-|2021/12/28(火) 22:53 [ 編集 ]
| > 土曜日や日曜日も学校に行くなんてめちゃくちゃ張り切っていますね。
休日出勤は部活やってる感ありますね。 そしてほかの生徒もやる気がみなぎってるあたり、トロピカる精神は伝播している感じです。
> 新生徒会長や風紀院長が久しぶりに登場して嬉しいです。 > > 美術部も天文部も放送部も久々に登場して嬉しいです。最終話に近いからでしょうか?
集大成を見せられ、いよいよ近いと感じます。
> 天文部の「おとめ座!」がいいですね。スタプリの世界に言ったらひかる達はウケたでしょうか?おとめ座のスタープリンセスと出会ったり、スターカラーペンを天文部使ったらどうなるのでしょうか?1度見てみたいです。
ひかるが大喜びなのは、想像に難くないところです。
> みのりん先輩も脚本に苦戦していましたね。
概ねできてはいるあたり、流石のみのりん先輩です。 あとはどう締めるか……ですね。
> 百合子さんは最初はトゲトゲして堅苦しかったのに今は丸くなってまなつ達を受け入れて良かったです。プリキュアの正式メンバーになっていたらもっと良かったのに。
いろいろ背負うものがあって硬直していただけで、素の性格はこちらなのかもしれませんね。 いいキャラです。
> ローラはグランオーシャンに帰ったら記憶を消されるのかな?最終的にローラはまなつ達と過ごした1年間の記憶を忘れるのでしょうか?女王になったらそんな掟を廃止するの事が出来るのでしょうか?
そのあたりが、ラストのキーでしょうね。 あとまわしの魔女やグランオーシャンの女王が、そこにどうかかわってくるかも含め。
> バトラーさんが久しぶりに出撃しましたね。コバンザメとシロナガスクジラの2体を召喚するとはね。
コバンザメは巻き添えだったようですが。 ……巻き添えって何でしょうね?
> 追いついてきたプリキュアに気付いた時のバトラーさんのあの目が悪い目でした。
悪い顔してましたね。 昔語りの邪魔をされたというのもあるのだと思いますが。
> バトラーさんは昔からあとまわしの魔女の昔からの部下だったのですね。鎧を纏っていましたが。
いわゆる雑兵のひとりだったのでしょう。 それからここに至るまでの物語も、間接的にでももう少し語られるでしょうか。
> バトラーさんがマーメイドアクアポットを壊しましたね。もっと早くやっていればあとまわしサイドは有利になっていたのでは。やる気パワーを奪う作業がスムーズに言っていたのでは・・・?
壊れたのは完全に偶然な気がします。 でもまあ、確かに狙ってみるべきではありました。
> サマーはクジラのヤラネーダに飛び込んでそのまま取り込まれましたね。ラメール達4人は外に放出されましたね。
変身が解除されているかどうかが効いたのでしょうか。 あるいは、伝説のプリキュアの影響かもしれません。
> まなつは伝説のプリキュアと遭遇しましたね。破壊された中世の街を背景に。 > 何を語り合うのか楽しみです。
次回の肝でしょうね。 僕も楽しみです。
> まなつはあとまわしの屋敷に来て、エルダちゃんの部屋とか行くのでしょうか?
その余裕があるかどうか……。 ラストチャンスですね。 |
華乃音 #D4atu1bQ|2022/01/09(日) 04:23 [ 編集 ]
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トロピカル~ジュ!プリキュア 第42話「襲撃!最強のヤラネーダ!」 
| トロピカル~ジュ!プリキュアの第42話を見ました。
第42話 襲撃!最強のヤラネーダ!
土曜日の学校にやってきたまなつとローラは「トロピカ卒業フェスティバル」の準備を進めるそれぞれの部活の様子を見てまわる。
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MAGI☆の日記 2021/12/26(日) 12:18
トロピカル~ジュ!プリキュア 第42話「襲撃! 最強のヤラネーダ!」 
| みのりんせんぱいがんばえ~
演劇の台本、あとひとつインパクトがほしいみのりんセンパイ。
もうすこしでアイデアが降りてきそう…というところでバトラーさんがこんにちは^^;
弱ヤラネーダで油断させておいて二段攻撃。
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のらりんすけっち 2021/12/26(日) 17:03
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