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| あすか先輩の修学旅行! 百合子生徒会長との過去の出来事も明らかに。
さて本編。
3年生は修学旅行。 食堂車付き寝台列車の旅のようです。
あすか先輩も、積極的には群れないスタンスのようですが、同学年の友達と楽しくやっているようです。

しかし、そこに襲い来る非日常。 あすか先輩の鞄から……手が! ホラーだよ!

咄嗟に鞄を担ぎ、人気のない洗面所に避難するあすか先輩。 そして鞄から出てきたのは……ローラでした。
その後、空き部屋(?)で話を聞くあすか先輩。

理由はシンプルに、修学旅行に行ってみたかったから。 ローラ(とくるるん)は『マーメイドアクアポット』に入れるので、鞄に忍び込むことなどお手のものというわけですね。
「こっそりとね、来ちゃった」 「『来ちゃった』じゃないだろ!」
まあ大丈夫だろうという胆力の元、廊下に出るローラ。 そこで、車掌と思しき人物にぶつかります……が、それは。

どう見てもヌメリー。 そして、そのことを隠すつもりも隠れるつもりもないようです。
ヌメリーの目的は、もちろん修学旅行に胸弾ませる生徒たちのやる気パワー。 まあ確かに、この機会を逃す手はありませんよね。
そうしていると、列車は途中駅『山の中駅』で停車。 ちょうどいいタイミングということで、表へ出ろという流れに。

ローラを敢えて列車に残し、ヌメリーと1対1の睨み合い。 いわゆる、西部劇のガンマンスタイルの決闘方式という感じの、アニメマンガでよくある定型パターンですね。
やがて、両者動いた……! ところが、あすか先輩はまっすぐ車内に駆け込みます。
そして閉まるドア、出発する列車。 取り残されるヌメリー。

まあ、実際にこんな状況になったら、本物の職員が気を利かせて待ってくれそうではあります。 修学旅行の貸し切り列車なので、積み残しとか起きたら一大事ですし。
ともかく、ここはあすか先輩の頭脳戦で勝利。 やはり熱いハートと強いフィジカル、クールな頭脳を併せ持ち、その実態はお茶目という過積載キャラですね……。
一難去り、あすか先輩がローラと話していると、人の気配。 いち早く気付いたあすか先輩が身を翻すと、来客は生徒会長(まだ交代はしていない?)でした。

「何か用?」 「いま、話し声が聞こえたようだけど」 「ずっとひとりだ」 「さっき外で、誰かと揉めていたんじゃ……」 「いや、別に」
のらりくらりとかわすあすか先輩。 その様子に思うところがあるのか、会長は少しだけ語気を強めて続けます。
「生徒会長として言うわ。また、揉め事を起こさないで」 「なに?」
これには、クールなあすか先輩も思わず跳ね起きます。 どうやらこのあたりに、このふたりの確執はありそうですね。
その様子を側で見ていたローラ。 夕食時に、食堂車の2階で、あすか先輩に話しかけます。

「ねぇ、さっき生徒会長の言っていた揉め事って……何?」 「別に、大したことじゃない」
ここでストレートに聞けるのが、ローラの強みです。 そしてあすか先輩も、絶対に『大したことじゃない』はずがない人がする返答です。
「そんなわけないでしょ。ねぇ、言ってみなさいよ。旅の恥はかき捨てって言うじゃない」 「何?」 「授業で習ったわ。旅では恥ずかしがらずに、何でも言いなさいってこと」 「意味が違うだろ。旅先では、知らない人だから恥ずかしいことを言っても何ともないって意味だ」 「やっぱり同じじゃない」 「はぁ……」 「旅先では、心を開いて打ち解けられるってことでは?」
なかなかにハイコンテクストな会話。 なんやかんや言いながらも、ローラの言葉はあすか先輩の心に響きつつあります。
「私たち仲間でしょ、同じプリキュアの」 「仲間……」
ここで、あすか先輩の脳内にある情景がフラッシュバック。 そしてあすか先輩から、その過去が語られ始めます。
「百合子とは、小学校から一緒だったんだ。性格は全然違うけど、気が合った」 「中学になってからは、一緒にテニス部に入って……」

「あれは、地区大会のことだった。そのころになると、私たちは強豪校からマークされるほどになっていた」 「敵が多かったってことね」 「ああ。そして……決勝前の出来事だった」
あおぞら中学の控え室(ロッカー)に、他校の生徒が侵入。 その生徒は、会長のラケットに細工(ガットの切断)をしようとしていた。 それにいち早く気付いたあすか先輩が、すんでのところで下手人を取り押さえる。

ここで事前に止めたことと、ゴタゴタで証拠物品を抑えられなかったことが響きます。 つまり、相手は知らぬ存ぜぬ間違えたで押し通してきたのです。
それどころか、暴力事件の現場を抑えられたような構図に。 最善を尽くしたのに、なにもかもが悪い方向に転がっています。

当然、激昂するあすか先輩。 会長も、あすか先輩に非がないことを完全に信じながら、苦虫を噛み潰します。
「止めただけだ! 悪いのはあいつらだろ!」 「わかっているわよ! 私があなたを信じないわけないでしょ」
「でもあなたの対応は、決して正しかったとはいえない。いつも言ってるでしょ、すぐにカッとなるから、こんなことになるの」 「暴力事件として表沙汰になれば、テニス部は活動停止。悪くすれば廃部……」
「廃部……まさか……」 「でも、大丈夫よ。今回のことは、公にしないように話をつけたから」 「話をつけた?」 「私たちふたりと相手が、今回の試合を棄権することが条件に」
大幅に譲歩することで、テニス部を守る采配。 当然、自分たちに非がないのに被害を被ることにあすか先輩は納得できず、みんなで抗議するべきと主張します。
しかし、部員たちは……。 まあ、みんながみんな、強い人間ではないのです。
自らの震えを止め、意を決して、あすかに言葉を伝える会長。 「あすか! 棄権します。テニス部の部長として、仲間のために」

先ほどの『生徒会長として』は、こことダブった感じでしょうか。 会長にそう言われたあすか先輩は、失意の内に部屋を後にします。
「仲間のため……そんな仲間なんて……仲間なんて、いらない」
これが、あすか先輩と会長の過去。
実際のところ、他校の控え室に入って物色していたのは言い逃れできませんし、あすか先輩もまだ殴ったりはしていなかったので、要素がこれだけであれば、旗色としてはそこまで悪くもなかったように思います。 まあ、中学生にそこまで判断しろというのも酷ですし、顧問は何をしているんだ……。
話が終わったところで、敵の襲来。 置いてきぼりを食らったヌメリーが、機関車を超ゼッタイヤラネーダに変え、追いかけてきていたのです。

まずは緊急事態ということでローラの存在を適当に誤魔化し、避難誘導を兼ねて人払い。 こうして3人の協力で、生徒たちを一か所に集め、敵から離します。

その様子を見たヌメリー。 とりあえず、列車を止めるようヤラネーダに指示を出します。
急停止する列車。 展望室に避難した生徒たちは無事のようですが、会長は倒れてしまい、気を失います。

そして、この隙にヤラネーダが生徒たちのやる気パワーを一網打尽。 それを奪還すべく、あすか先輩とローラも変身です。

まずは会長の無事を確認。 朦朧とではありますが、意識を取り戻す会長……無事なようですね。
そして、ヤラネーダの前に立つフラミンゴ。 力の差はありますが、気合い十分のフラミンゴは後れを取ることなく戦い、『プリキュア・ぶっとびフラミンゴスマッシュ』を繰り出します。

その様子を見ていた会長。 そのスマッシュのフォームは、忘れるはずもないあすか先輩のもの……これは気付いたでしょうか。
必殺技の直撃を受けたヤラネーダですが、さすがは超ゼッタイヤラネーダというべきか、決定打にはならず。 やはり、ふたりでは苦しいか……と思っていたところで、サマーたち3人が到着!

「みんな!」 「それにしても、よくヤラネーダがいるってわかったな」 「うん?」 「こっちが聞きたいよ。何で?」 「えっ?」 「何だ、知らなかったのか」 「うん」 「まったく偶然」
どうやらこの3人、別の用事があってあすか先輩とローラを追いかけていたようです。 それで合流できたわけなので、結果オーライというか……ヌメリーが不運ですね。
気を取り直し、ラメールが『マーメイドアクアポット』で、『赤』のやる気パワーを奪還。 続けて、全員での『プリキュア・ランドビートダイナミック』でフィニッシュです。
かくして、ヤラネーダは浄化され、やる気パワーは生徒たちに戻されました。 ヌメリーも撤退し、修学旅行も再開です。

今日見た光景を振り返る会長。 「あれは、夢……だったのかしら」
一方、あすか先輩と別れ、帰路に就くサマーたち。 サマーたちが来たときと同じく、プリキュアの脚力を活用して、徒歩で帰ります。
「それにしても、あすかの忘れ物をプリキュアになってわざわざ届けるなんて、よくやるわね」 「そもそもラメールの所為でしょ。あなたが旅行バッグから枕を出しちゃったから」
サマーたちは、あすか先輩に枕を届けるために奔走していたわけですね。 確かに、枕が変わると寝られないという話もありましたね(第21話)。
場面戻ってあすか先輩。 届けてもらった枕を、大事そうに撫でます。

「変わらないわね。枕が変わると、眠れないの」
それを見ていた会長は、ぽつりとそう呟き、立ち去ります。 まあ、昔からのことで、まなつたちが知っているようなことなら、もちろんご存知ですよね。
 
| 2021/10/03 11:50|TV・CD・本|TB:2|CM:3|▲
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コメント
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| 前回の生徒会長選挙と今回の修学旅行で、何だかこの中学校の特色が現れてきましたね。 旧時は伝統ある女子校で、程度の高いお嬢様学校だったのを共学化したという例ですね。 番組の映像から、スラックスをはいた生徒が男子だと識別するならば、かなり男子比率は低いです。 ある漫画を読んだ記憶がありますが、女子の生徒会長が 「この学校は学級委員、部活動、生徒会、全てが女子によって運営されている。男は奴隷かクズよ!」と威厳を示し、男子は女子に仕えるのを喜んでいるのか、全員デレ~~ッとしているというのを思い出しました。あおぞら中学校も、こういう学園なのかと考えるとこの先の展開も楽しみになってきました。 自分も男子比率の低い旧お嬢様学校(高校ですが)に通っていたので、女子生徒の尻に轢かれるのは快感でした。 |
叡智の菱形 #-|2021/10/03(日) 12:47 [ 編集 ]
| ローラがあすか先輩の修学旅行についてくるなんて見境なく無警戒ですね。
ヌメリ―さんの車掌の服はどこで手に入れたのでしょうか?
あすか先輩が百合子会長に見つかる前にローラだけでなくヌメリ―さんを連れて隠れるシーンは凄かったです。プリキュアが敵まで連れて隠れさせるなんてなかなか無いのでは?
ヌメリ―さんがあすか先輩の作戦で電車を降りる羽目になるなんて早過ぎです。せめて電車の中でやりやって欲しかったです。
あすか先輩と百合子会長の過去が明かされましたね。他校の選手が細工をして嫌がらせをしたのは許せないですね。敵勢力よりもヒドイではないのでしょうか?
あすか先輩はそれを阻止したのに、暴力事件だと百合子生徒会長はあすかの行為は決して正しい事じゃないと言ってテニス部の継続のために決勝戦を放棄する形になるなんて、あすか先輩が怒るのは尤もだと感じました。あすか先輩が可哀想です。
ヌメリ―さんが列車を超ゼッタイヤラネーダを召喚して追いかけて、煙塗れになるシーンは面白かったです。
サマー。コーラル、パパイアがあすか先輩たちを追いかけるシーンは大規模だなと思いました。
百合子生徒会長はフラミンゴがあすか先輩だと感付いたのでしょうか?テニスのスマッシュの構えをするフラミンゴを見て。
百合子生徒会長はあすかがプリキュアだとバレる時が来るでしょうか? 百合子生徒会長は6人目の戦士になってほしいです。緑キュアとして。
サマー達は結局帰りましたね。
くるるんは置いてかれましたね。あのままあすか先輩と終わるまで行動をしていたのでしょうか?
エルダちゃんも何かのイベントに紛れ込む可能性はこの先あるでしょうか? |
オリガミキング 第6の橙カミテープ ブンボ―軍団 コンパス #-|2021/10/05(火) 22:22 [ 編集 ]
| > ローラがあすか先輩の修学旅行についてくるなんて見境なく無警戒ですね。
もはやそれが、よくも悪くもローラの特徴なので、受け容れるしかない感じではあります。 ある意味、正しく異世界キャラといえます。
> ヌメリ―さんの車掌の服はどこで手に入れたのでしょうか?
それはまあ、気になるところですね。 本物の車掌から奪い取ったか、保管してあるところから盗み取ったか、どこからともなく用意したか……深いことを考えないなら、最後のパターンが一番楽ではありますが。
> あすか先輩が百合子会長に見つかる前にローラだけでなくヌメリ―さんを連れて隠れるシーンは凄かったです。プリキュアが敵まで連れて隠れさせるなんてなかなか無いのでは?
そこはまあ、利害の一致でしょうね。 あとは勢いというか、流れというか。
> ヌメリ―さんがあすか先輩の作戦で電車を降りる羽目になるなんて早過ぎです。せめて電車の中でやりやって欲しかったです。
狭い上に一般人が多すぎますからね。 おそらくヤラネーダの関係で、特に前者があまり好ましくない状況なのでしょう。
> あすか先輩と百合子会長の過去が明かされましたね。他校の選手が細工をして嫌がらせをしたのは許せないですね。敵勢力よりもヒドイではないのでしょうか?
今のところ、元凶そのものではあります。 かろうじて光を見出すなら、本人たちとしてはやりたくてやっていたわけではなさそうな可能性が残されていることでしょうか。
> あすか先輩はそれを阻止したのに、暴力事件だと百合子生徒会長はあすかの行為は決して正しい事じゃないと言ってテニス部の継続のために決勝戦を放棄する形になるなんて、あすか先輩が怒るのは尤もだと感じました。あすか先輩が可哀想です。
完全に被害者なのは間違いないです。 ただ、証拠を押さえてさえいればこんなことにはならなかったと思うと、歯がゆいところでもあります。
あの状況では、あすか先輩の暴力行為だけが目撃証拠が存在するわけなので、一方的な裁定が下される可能性もかなり高いです。
せめてほかの部員たちが、自分たちのことはいいので正義のために戦いましょう系の連中だったらよかったのですけどね。 それなら、おそらく百合子もあすか先輩と共に戦ってくれたはず……。
> ヌメリ―さんが列車を超ゼッタイヤラネーダを召喚して追いかけて、煙塗れになるシーンは面白かったです。
ちょっとしたお約束ギャグを挟んでくるのはいいですね。
> サマー。コーラル、パパイアがあすか先輩たちを追いかけるシーンは大規模だなと思いました。
なかなか見かけない展開でしたね。
> 百合子生徒会長はフラミンゴがあすか先輩だと感付いたのでしょうか?テニスのスマッシュの構えをするフラミンゴを見て。 > > 百合子生徒会長はあすかがプリキュアだとバレる時が来るでしょうか? > 百合子生徒会長は6人目の戦士になってほしいです。緑キュアとして。
そもそも、今のところはあの出来事が夢か現かというところでしょう。 ただ、気付く下地はできたという感じです。
> サマー達は結局帰りましたね。
帰れるなら帰らないと、家の人に説明したりで面倒でしょうしね。 あと、隠れて泊まり込んだりすると、せっかくの修学旅行の邪魔にもなりかねませんし。
> くるるんは置いてかれましたね。あのままあすか先輩と終わるまで行動をしていたのでしょうか?
まあ、そんな感じでしょうね。 くるるんはあれで、賢く大人しいマスコットなので、大した問題は起きなさそうです。
> エルダちゃんも何かのイベントに紛れ込む可能性はこの先あるでしょうか?
可能性だけなら、十分あり得るとは思います。 ガッツリ絡むというより、ちょっと紛れ込んでという感じではありそうですが。 |
華乃音 #D4atu1bQ|2021/10/10(日) 04:51 [ 編集 ]
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