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| 生徒会長選挙!ローラ回! そしてそれだけでなく、ほかの話に繋がりそうな要素もちらほらと。
さて本編。
まなつたちが登校すると、校門で何やら人だかりが。 その中心に立つのは、『一条里香』(CV=野口瑠璃子)。

「生徒会長には一条里香、一条里香を応援お願いします!」
どうやら、生徒会選挙の演説をしていた様子。 現会長はもう3年生なので、引退の時期が近いということです。
3年生が引退という話で、ピンと来たまなつ。 これは他人ごとではありません。

「あすか先輩! トロピカる部、やめないで! お願いだから!」
泣き落としにかかるまなつですが、あすか先輩は大丈夫そう。 「うん。私はまだ引退しないから、安心しろ」
それでも、いずれ卒業は訪れるわけですが……。 まあメタ読みでいえば、それまでにプリキュアの使命は終わっているはずなので、トロピカる部としては胸を張って送り出すのでしょうけどね。
それはともかく。 この演説を見て、やる気のスイッチが入ったのがローラ。

「いいわね、生徒会長。学校版の女王って感じ? 決めたわ! 私、生徒会長になる!」
ローラとしては、グランオーシャンの女王になるという大目標があるわけで、これはその前哨戦。 「この学校をまとめる会長になれないようなら、女王になんてなれるはずがない。なってみせるわ! 生徒会長に!」
この、一番大事なところは一切ブレないというのは、本当にいいですよね。 トラブルメーカーでありつつも、気持ちのよいキャラです。
そうして、みんなでやって来たのは、もちろん生徒会室。 立候補の申し込みをするわけですね。
生徒会室のドアを開けるローラ。 ローラの声は室内まで響いていたようで、生徒会の面々がお出迎えです。
現会長の様子は、とてもにこやか。 別にトロピカる部を毛嫌いしているわけではなく、ちゃんとした規則や手順に則ってのことであれば、誰にでも穏やかに接するタイプなのでしょうね。
そんな会長も、あすか先輩へ一瞥だけは若干キツめ。 そろそろ、このふたりの物語も進めてほしいものですね。

そうしていると、先客が申請書類を書き終えたようで、提出。 それは……風紀委員長でした。
「私も、生徒会長に立候補しようと思って」 「残念だったわね。生徒会長は、私に決まってるから!」 「まあ、お互いに頑張りましょう」 「ええ」

火花を散らすふたり。
そんなふたりを見ながら、これからのことを軽く説明する会長。 「1週間後に体育館で開かれる、立候補者の最終演説まで、各自選挙活動に励んでください」

本当、柔らかい表情ですよね。 自分の跡を継ぐかもしれない候補者を見る目ということなのでしょう。
そんなわけで、街頭(校内)演説へ。 タスキにハチマキと、伝統的な候補者スタイルです。

しかし、行き交う人々の反応は今ひとつ。 一般生徒がそもそも選挙に興味がないのか、それとも泡沫候補は相手にしていないのか……。
そうしていると、むこうに対照的な人だかり。 一条さんが、現会長を伴って演説をしています。

「ありゃー。向こうにばっかり人が」 「すごい人気だね」 「当然よ。一条さんは白鳥会長の下で生徒会副会長をしてたから、みんなに支持されてるの」
突然現れ、説明してくれる委員長。
「みんな、一条さんに勝てるはずがないって、立候補しようともしない」 「今の会長って大人気なんだね」 「だから、立候補者はローラと風紀委員長と一条さんをあわせた3人だけなんだ」
会長の名前が出ると、ちょっと反応するあすか先輩。 このあたりのほのめかしも、段々強くなってきましたね。
そして、そんな圧倒的不利な状況でも、逆にやる気を出すのがローラ。 「燃えるわ! 相手が強ければ強いほどね」

「私、ローラ・ラメールよ! 私が生徒会長になったら最高なんだから! 週に一度は海に行って、海中で学校生活を送るようにするわ!」 「生徒会長って名前もどうかと思う。そうね、女王にしましょう! その方が、私にしっくりくるわ!」 「私のこと、女王と呼んで!」
言っていることは滅茶苦茶ですが、行き交う人々の足を一時的に止めることには成功。 まあ、リアクションはきわめて薄いのですが。
さて、授業を挟んで、次は担任に報告。 いうまでもなくあの先生なので、ノリノリです。

「ローラさんが生徒会長にねぇ。とっても素敵じゃない……で、トロピカる部はどうするの?」 「当然、続けるわ。トロピカる部と生徒会長を両立させるんで、ご心配なく」 「そっか。ローラさんなら大丈夫かもね。白鳥さんも、生徒会長とテニス部を両立してたし」
ここで不意に、会長の話題が。 会長の、生徒会長以外の側面がようやく……どうやら、テニス部だったようです。
「会長ってテニス部だったんだ」 「ええ。3年生だから、夏で引退したと思うけど」 「へぇー、知らなかった」 「あら、聞いてない?」

「滝沢さんがテニス部にいたころは、ダブルスのチームを組んでたそうだけど」 「えぇ!? あすか先輩も、テニス部だったの?」 「えっ? ええ。ふたりとも優秀な選手で、地区大会の決勝まで行ったんだから」
今、明かされる、あすか先輩の過去……というやつです。 まあ、このままだと、あすか先輩の個別エピソードの代表が『父親が炎の晴れ男』(第26話)ってことになってしまいますしね……。
浅い考えで予測するなら、会長は両立できると頑張っていたものの、あすか先輩は会長の身を案じてテニスから手を引いた……というあたりでしょうか。 ただ、それだとちょっと腑に落ちない描写もあったような気がするので……やはり、ちゃんと語られるまで、待つ必要がありそうです。
その後。 その話をみのりん先輩に言うと、みのりん先輩は既に知っていた様子。
「知ってたけど? 元テニス部だって」 「そうなの!?」 「だから? 本人も言う気がないみたいだし」
本人に言う気がないなら、周りが敢えて言う必要はない……ということですね。 さすがはみのりん先輩、できた子です。
それはともかく、選挙活動の再開です。 ローラには、何か企みがあるようですが……?

「私が会長になったら!」 「部費を1割上げます!」 「部費を5倍にします!」
つまり、お題目を敢えて被せ、数字を増やしたり規模を大きくしたりして、人心を掻っ攫っていく戦術のようです。 実現可能性を考えると、これもまた滅茶苦茶言ってるわけですね……これは何か現実のメタファーでしょうか……?
聴衆も、これにはさすがに困惑。 理性的な生徒たちの学校でよかったです。
ただ、このくらいの歳ならば、現実では無茶苦茶言う候補者に対して「やれるものならやってみろ」という票が入ることもあるのが怖いところ。 まあフィクションというかファンタジーでよかったですね……というところです。
そして、いよいよ最終演説当日。 候補者としては、やはり一条さんが圧倒的で、ローラの旗色はきわめて悪いといわざるを得ない様子。
お昼休み。 最後の作戦会議です。
「もう、最終演説にかけるしかないわ! 何かこれってアイデアがないかしら?」 「やっぱりさ、本当にローラがやりたいことを、みんなに言えばいいんじゃない?」 「そうだね、基本に戻って」

ただ、ローラの願望は、本人は大真面目ですが荒唐無稽。 少なくとも、一般生徒が信じられるような代物ではないものが多いです。
「じゃあさ、信じてもらえるようなアイデアを、みんなで考えようよ!」 「実現するための具体的な方法を考えるということ?」 「そんな感じ!」 「いいかも!」「あぁ」「うん!」
そうして、みんながアイデアを出し合い、必要なら補強して、それをノートにまとめていきます。
まなつからのナイスアイデア。 そして、ここからはみのりん先輩もあすか先輩も手伝ってくれます。
先輩ふたりには、そもそも頼ってなかったのだとは思いますが、ここまでは見守っていただけでした。 丸投げでなく手伝いをするというのであれば、間違いなく喜んで手伝ってくれる仲間なので、ここへ来て協力してくれるようになったのでしょう。
一方そのころ、街中にはチョンギーレが出現。 市長選挙の選挙カーを超ゼッタイヤラネーダとし、暴れ始めます。
それに気付いたまなつたち。 これ一大事と、最終演説のローラを残し、現場に向かいます。
「任せろ! あっちは私たちがなんとか食い止める!」 「ローラはもうすぐ、最終演説が始まるでしょ」 「私たちで考えたアイデアを、学校のみんなに伝えて!」

「ローラ、頑張って!」
困惑するのはローラのみ。 ローラ以外は、そうすることが当然というような、ごく自然な振る舞い……これが、仲間というものか。
そして、ついに最終演説が始まります。 トップバッターは、風紀委員長。

風紀委員長らしく、風紀を軸に学校をよくしていこうという方向性。 ただ、結局ガチガチに固めるぞという息苦しい印象になるので、生徒の票は集まらなさそうな演説です。
まあ、こういう人に限って、いまある以上には規則を増やさないタイプだったりするので、実は案外よかったりもします。 どう受け止めてどういう判断を下すのかは、あおぞら中学の生徒しだいですが。
そのころ、まなつたちはヤラネーダ&チョンギーレの元へ到着。 変身して、ローラ到着までの時間を稼ぎます。

そんなわけで、戦闘開始。 単純に超ゼッタイヤラネーダが強力な上、プリキュアがひとり欠けている状態で、不利は否めません。
場面戻って、最終演説。 一条さんの出番も終わり、ついにローラの登壇です。
「生徒会長に立候補した、ローラ・ラメールです」 「私は私がやりたいことを、こんな学校だったらいいなぁってことを、一生懸命考えました。このノートにバッチリまとめたから、紹介したいと思います」 「言っとくけど、私が生徒会長になれば、楽しい学校になるのは間違いないんだから! 安心して私に投票していいわよ」

「でもね……最終演説はちょっと待って欲しいの。ここに書いたアイデアを一緒に考えてくれた仲間が、いま困ってると思うから」 「悪いけど、私……行かないと! 戻ってから、たっぷりスピーチを聞かせてあげるわ! 楽しみに待ってて!」
そう言って、駆け出すローラ。 向かう先は、もちろん仲間の元へです。
今回の怪物騒ぎ、学校から離れていて、それほど大きくなかったのがむしろ災いしましたね……。 緊急事態となっていれば、この演説会自体が延期になっていたでしょうに。
そして……プリキュアたち全滅のピンチに、ローラが到着! 変身して、即座に一撃見舞い、戦線に加わります。
「演説は? 上手くいった?」 「ううん。途中で出てきちゃった」

「あなたたちを放っておいて、楽しい学校にしますだなんて言えないわ」
到着するなり、サマーたちが心配したのはローラの演説。 ローラも、サマーたちが放っておけなくて駆けつけたわけで……まさに相思相愛の仲間。
さあ全員揃い、ここから反撃のターンです。 全員で力を合わせてヤラネーダを蹴り倒し、そこにラメールが『マーメイドアクアポット』を使い、『黄緑』のやる気パワーを回収します。
そしてフィニッシュはもちろん、全員での『プリキュア・ランドビートダイナミック』! かくしてヤラネーダは浄化され、プリキュアの新しい力をその目で確認したチョンギーレも撤退となりました。
ややあって。 学校に戻ったローラたちですが、既に最終演説は終了していたようで。

一条さんが生徒会長に当選。 結構短い間だったと思うのですが、投票も開票も終わってしまったようです。
選挙は、結局一条さんと委員長の一騎討ち。 それでも、『完敗』『圧倒的な差』と言わしめるほどの敗戦だったようです。
「私は最終演説をちゃんとしてたら、絶対に勝ってたわね」 「そうかもね」 「あっ、信じてないわね。ほんとよ!」
「すっごくいいアイデアばっかりだったんだから」 そう言って、ノートを委員長に渡すローラ。

ノートを受け取り、中を見る委員長。
「こんなにたくさん……やりたいことが……」 目を輝かせ、読んでいきます。
おそらく、ノートの中身も大して信じていなかったのでしょうね。 それにしてもこの反応は……もしかしたら、ローラを見直したのかもしれません。
さらに、生徒会長になれなくても一切めげないローラ。 最終的に女王になるという夢に、微塵も揺らぎはありません。
これも、やる気パワーですね。
 
| 2021/09/26 12:17|TV・CD・本|TB:2|CM:3|▲
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コメント
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| 百合子会長がローラと角田風紀院長の前に見せた表情がいいですね。6人目のプリキュアになってもいいくらいです。
バトラーは伝説のプリキュアを見て何かを思っていますが、やはりバトラーが黒幕でラスボスでしょうか? チョンギーレさんに超ゼッタイヤラネーダの素を渡しましたね。この先超ゼッタイヤラネーダのせいでチョンギーレさん達の体力や命を削る様なリスクが出るのでしょうか?
ローラは結局生徒会長になれなかったですね。魔法つかいプリキュアのリコを思い出します。
エルダちゃんは次々回ぐらいに出番が来るでしょうか? |
オリガミキング 第6の橙カミテープ ブンボ―軍団 コンパス #-|2021/09/29(水) 10:57 [ 編集 ]
| ローラは2年生になったら、生徒会長になれるでしょうか?
エルダちゃんは10月中に出撃する回は1度はあるでしょうか?
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オリガミキング 第6の橙カミテープ ブンボ―軍団 コンパス #-|2021/10/02(土) 23:25 [ 編集 ]
| > 百合子会長がローラと角田風紀院長の前に見せた表情がいいですね。6人目のプリキュアになってもいいくらいです。
自分を引き継ぐ次世代を見守る感じでした……万感の思いだったのでしょう。 直接的な後継者候補には一条さんを据え、応援もしていましたが、そんな圧倒的な状況でもほかの立候補者が現れるのというのは、学校の未来は明るいということでもありますしね。
> バトラーは伝説のプリキュアを見て何かを思っていますが、やはりバトラーが黒幕でラスボスでしょうか?
そうかもしれませんし、そう思わせて……かもしれません。 魔女本人の背景は徐々に明かされていている感じがありますが、いかんせん、バトラーなどに関してはまだわからないことだらけです。
> チョンギーレさんに超ゼッタイヤラネーダの素を渡しましたね。この先超ゼッタイヤラネーダのせいでチョンギーレさん達の体力や命を削る様なリスクが出るのでしょうか?
今のところは、そういう感じでもなさそうな気がします。 どちらかというと、魔女の方に負担がかかっていないか、ちょっと心配です。
> ローラは結局生徒会長になれなかったですね。魔法つかいプリキュアのリコを思い出します。
そうですね。 取り囲む状況はわりと対照的ではありますが。
> エルダちゃんは次々回ぐらいに出番が来るでしょうか?
流れ的には、そんな感じだと思います。
> ローラは2年生になったら、生徒会長になれるでしょうか?
2年生以降、学校に残るのか海に帰るのかという問題がひとつ。 残るとすると、会長選挙のリベンジはしそうですね。
今回の経験もありますし、ここからも学校で人間社会のことを学んでいくはずなので、次の機会があれば十分狙える位置につけるのではないでしょうか。
> エルダちゃんは10月中に出撃する回は1度はあるでしょうか?
あると思います、多分。 |
華乃音 #D4atu1bQ|2021/10/03(日) 04:58 [ 編集 ]
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トロピカル~ジュ!プリキュア 第30話「大選挙!ローラが生徒会長!?」 
| トロピカル~ジュ!プリキュアの第30話を見ました。
第30話 大選挙!ローラが生徒会長!?
次の生徒会長を決める選挙に立候補するローラ。
なかなか支持を得られない中、最終演説にむけて諦めずにトロピカる部みんなでアイデアを話し合う。
しかし最終演説当日に、チョンギーレと超ゼッタイヤラネーダが現れてしまい、ローラ以外のまなつ達は超ゼッタイヤラネーダの元へと向かう。
超ゼッタイヤラネーダに...  
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MAGI☆の日記 2021/09/26(日) 17:27
トロピカル~ジュ!プリキュア 第30話「大選挙!ローラが生徒会長!?」 
| 録画ミスってなくてホッと一安心の管理人。
早いもので30話到達のトロプリ。
定番の一つ、「仲間のひとりに大事な用がある」エピでした。
プリキュア5のうららオーディション回を思い出しますな。
トロプリではローラちゃんが生徒会長に立候補!
いざ立会演説会というところでチョンギーレさんがご出張。
超ゼッタイヤラネーダの素に選んだのは選挙カー。
ローラは演説に行ってと4人で迎え撃つトロプリチーム。...  
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のらりんすけっち 2021/10/02(土) 22:37
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