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| 映画回。 ……なんか、隙あらばシリーズに1回、映画作る話を入れようとしている気が。
さて本編。
クラスメイトトリオからの情報によると、あおぞら中で映画のロケがあるとのこと。 『今度のお休み中』という話なので、明言を避けていますがGWのことでしょうね。

「どんな映画なの?」 「まだ分かんないけど、授業のシーンとかに出るエキストラを、この学校の生徒から募集するらしいよ」
内容も不明。 ただ、エキストラで映画出演チャンスということで、まなつとさんごは興味津々。

それを、部活に持ち帰るまなつ。 それを聞いた面々、ローラは乗り気(しかし人前には出られない)ですが、残る2人はそうでもない様子。

あすか先輩の理由は、やはりあざといです。 「は……恥ずかしいだろ……。人前で演技とか、私には無理だ」
みのりん先輩は単純明快。 「目立つのは嫌」
一方で、珍しく自分から乗り気のさんごは、出演以外にもモチベーションがある様子。 「それに、私、映画の現場とかスタッフさんに、ちょっと興味があって。一度、見てみたいなって……」
そんなことを話していると、校門から視線が! 目深な帽子にサングラスとマスク、絵に描いたような不審者ですね。

気付いたまなつは、一気に距離を詰めます。 それに驚いた不審者は慌てて逃げ出し……慌てすぎて街灯に激突し、一発KO。

そして、場所は『プリティホリック』へ。 学校からここまで、気絶者をみんなで運んだのでしょうか。
その面影に見覚えのあったさんごが調べると、この人は女優『山辺ゆな』(CV=高橋ミナミ)であることが判明。 人気上昇中で、『新人の癒やし系女優No.1』の看板を背負っているようです。

なんだかんだ、すぐに打ち解けるまなつ。 まあ、わりと強引にというか、まなつがいつものように押し切っている感が強いですが。
件の映画のために、あおぞら中を訪れていたようです。 ただ、ロケは少し先の話なので、それを疑問に思うまなつ。
すると、ゆはな語り始めます。
「あの……私、いつもこんな感じで。癒やし系とか、皆さん言ってくださって」 「それで、そういう感じのお仕事ばっかりいただいてきたんですけど」 「でも、今度の映画で演じるのが全然違う役で……」 「例えば、そちらの……あすかさんなら似合いそうな……」
「えっ?」 「癒やし系じゃない、キツい感じの役?」 「はい……。主演の子をいじめる、悪役のお嬢さまなんです」 「なるほど……っておい!」

ズバッと言ってくれるみのりん先輩が流石すぎる……。 でもまあ、やはりというか、この世界の一般的には、あすか先輩は見た目ヤンキー系だったということですね。
あすか先輩のノリツッコミにも動じず、ゆなは続けます。 「でも、どんなにお稽古しても上手にできなくて、どうしようって迷っているうちに、フラフラとロケ地まで来てしまって……」
これが、校門で不審者をやっていた経緯ですね。 思い悩んで無意識に……という感じでしょう。
そういう話をしていると、さんごのお母さんが荷物を持って現れます。 場所がお店の2階なので、そういうこともありますよね。

「わっ、お母さん、それ何?」 「着ぐるみよ。今度、シンデレラをテーマにした新しいコスメが出るの。そのキャンペーン用」 「そうなんだ。かわいいー」
明らかにパンダの被り物ですが……? もちろん、その疑問はまなつにも浮かんだようで。
「……っていうか、これがシンデレラ?」 「『メイクは王子さまのためじゃない』ってコンセプトで……」
このあたりにも、昨今の複雑な事情が伺えるような気がします。 まあ、それ以前からもシンデレラのような話をモチーフに、解釈を加えるというのは常套手段ではありますが。
言いかけたお母さんは、そこでゆなに気付きます。 「もしかして、山辺ゆなさん?」
「そっか、映画のロケ場所の下見に来たのね」 「えっ」 「お母さん、なんで知ってるの?」
「初めまして、ゆなさん。私、今度の映画でゆなさんのメイクを担当する、涼村みゆきです」

なんとびっくり、世間は狭いですね。 これも巡り合わせというもの。
「でも困ったわね、ゆなさんがそんなに悩んでたなんて」 「あんまりにも、普段の……みんなが応援してくれる私のイメージと違いすぎて。がっかりされたら怖いし、もうどうしたらいいのか……」
これまでの自分のイメージとのギャップに困惑しているようですね。 こういうとき定番のパターンでは、本来の自分は?……という話になりそうですが、これまでの話しぶりからすると、いままでのが素に近い感じでもあるのでしょう。
そこで、まなつ。 「そういうときこそメイクだよ! みゆきさんにメイクをしてもらえば、うりゃーって気合が入って、絶対上手く行くよ!」
しかし、メイク自体は既にいろいろ試していた模様。 それでも駄目で、すっかり自信をなくしてしまっています。
思い余ってしまいそうなゆなを見て、まなつが立ち上がります。 「私たちが手伝うよ! やる気があるなら、きっとできる! 私たち、特訓の相手するから」 「ねっ。トロピカる部で、ゆなちゃんの応援しよう!」
かくして、特訓が始まります。

あすか先輩からは、ガンのつけ方を習います。 みのりん先輩からは、参考図書。 まなつからは、基礎体力の走り込み。 さんごからは、映像を参考に高笑いの練習。
高笑いのしすぎで、ダウンするゆな。 今回、昏倒が多いですね……?
実際、高笑いの演技で酸欠になる話はちらほら聞きますし、大変なのでしょう。 入れ込みすぎているなら、なおさらです。
そうしていると、さんごのお母さんが再登場。 いろいろやっているうちに、既に数日が経過していたようです。
お母さんは、件の着ぐるみ(被り物)で、サンプルを配る作業を始めるようです。 それを聞いて、自分がやると名乗り出るさんご。

イメージキャラクター『でれら』ちゃんに扮したさんごを中心に、トロピカる部みんなでお手伝い。 普段からたまり場にしてしまっているので、その恩返しもあるのでしょう。
その様子を見て、さんごのお母さんに話しかけるゆな。
「随分、積極的なんですね、さんごさん」 「うん?」 「あっ……えーっと……なんとなく、おっとりっていうか、私に似た雰囲気を感じていたので」 「そうね。確かに、ちょっと前までは、少し受け身で、みんなに嫌われないように、自分の好みをはっきり言うのも躊躇うような子だったわ。でも最近変わったの。多分、部活のお友達と出会ってからね」
流石母親というか、よく見てますね。
しかし、そこに「そんなことないよ」と、まなつが入ります。 「さんごは変わったんじゃなくて、もっとトロピカれるようになっただけなんです」
さらに、あすか先輩やみのりん先輩も。 「いつも、まなつはやりたいことやなりたいものに向かってまっしぐらで、それに私たちも引っ張られてるんです」 「気付いたら、つられて1歩踏み出してる。さんごも、きっとそう」
それらの言葉に、ゆなは何かを掴みかけます。 しかし、そこで……常夏の日射しに、着ぐるみのさんごがダウン。

大事には至らなかったようで、水を飲んで復活するさんご。 休憩したら続きを……と意気込みますが、流石に周りからストップがかかります。
それには納得し、とつとつと語り始めるさんご。
「私、でれらちゃんに入る前に、久しぶりに『シンデレラ』のお話、読み返してみたの」 「そしたら、昔は気にならなかったことが気になって……」 「あのお話で、魔法使いのお婆さんからシンデレラがもらった、一番のものは何だったんだろうって」
「えっ?」 「キレイなドレスでしょ?」 「ガラスの靴……」 「カボチャの馬車か?」
「小っちゃいころは、私もそんな風に思ってた。でも、今は……」 「シンデレラが受け取った一番のものって、舞踏会に出て、自分の新しい運命を切り拓く、そのための勇気だったんじゃないかって、そう思ったんだ」

さんご自身、気付いているのか無意識なのか……これはまさにプリキュアになったさんごのことでもありますね。 そして、その想いは、ゆなに伝わります。
「私に、やらせて!」 かくして、ゆなでれらちゃんの誕生です。

「私がどう見えるかとか、似合うとか似合わないとか、嫌われるかもとか、そんなのどうでもいい」 「一歩、踏み出す」
言葉の通り、一歩踏み出すゆな。 完全にでれらちゃんとなり、道行く子供たちにでれらちゃんを見せつけます。
「なぁに? そこのお子さまたち。あっ、私があんまりキレイで見とれてるのね」 「フッフー。どうして灰を被った野良パンダの私が、こんなに素敵になれたかって? 知りたいなら教えてあげてもよくってよ」 「ただし、『でれらさま、どうか教えてください』っておっしゃい。そしたら、秘密を教えて あ・げ・る」
すっかり吹っ切れたようで、完璧なでれらちゃんです。 声のハリからして、今までのゆなとは大違いですね。
かくして、ついにロケが始まります。 さんごのお母さんによりメイクが施され、変身です。
「私にできるのは、みんながなりたい自分になる、そのほんのちょっとのお手伝いだけ」 「ガラスの靴は、私たちがあげる。でも、踊るのはあなたよ、シンデレラ」

緊張も振り切り、準備万端! しかし、そこにヌメリーの魔の手が……。

照明機材がヤラネーダ化され、現場は一転してパニックに。 スタッフやエキストラのやる気パワーが吸い取られてしまいます。
やられた人はダウン、免れた人は避難。 そして、プリキュアは変身します。
「エキストラだよ!トロピカル~ジュ!プリキュア!!」
今回のヤラネーダは、ライトやレフ板からの光線による攻撃。 コーラルのシールドで防げはしますが、飽和攻撃により、反撃の隙がありません。
そのとき、パパイアが打開策を見出します。 それを実行するため、この場をコーラルに託し、3人は一旦退場。
「あらあら、みんな逃げ出しちゃったの? 勝負あったかしら」 「違う! みんな、諦めたりしない!」

「この映画は、ゆなちゃんやみんなが、一生懸命準備してきたやる気の結晶! 絶対に、邪魔させないんだから!」 そうは言うものの、攻撃を一手に受け続け、シールドはもう限界……そしてついに、砕けてしまいます。
コーラルのシールドが完全に破壊されたのは、今回が初めてでしょうか。 シールドごと弾かれたり、ヒビが入るところまではこれまでもあったのですが。
コーラル絶体絶命の危機! しかし、そこに仲間たちが戻ってきます。
その手には、控え室から持ってきた姿見。 それを使って、ヤラネーダの光線を跳ね返します。

やはり、光学系の攻撃には、汚すか跳ね返すかですよね。 コーラルのシールドを砕ける光線が本当に鏡で跳ね返せるのかという疑問はありますが、出来てるんだから大丈夫でしょう。
そして、ヤラネーダが怯んだところでローラの出番。 『マーメイドアクアポット』で、ヤラネーダの右手から『白』のやる気パワーを奪還します。
そして、サマーたち3人が鏡で押している後ろから、コーラルが『プリキュア・もこもこコーラルディフュージョン』! かくして、ヤラネーダは浄化されたのでした。
そして、万難を排して映画の撮影開始。

見事な演技を決め、世間の評判も上々です。 なんだかんだで、4人による特訓もちゃんと活きている風なのがいいですね。
めでたしめでたし……ですが、そのころ深海では。

プリキュアの成長に対応するため、敵も対抗策を講じるようです。 「その名も……ゼンゼンヤラネーダ」
ネーミングの妙ですね。 『相手をその状態にする』という意味では紛れもなくそのままの名前ですが、単体で、勿体ぶって口にすると完全にギャグみたいになるという……。
 
| 2021/04/25 11:55|TV・CD・本|TB:2|CM:4|▲
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コメント
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| 若手俳優の少女の山辺ゆなの声は高橋ミナミさんですか。個人的には雨宮天さんやM・A・Oさんかと思っていました。
ゆなを特訓するシーンは面白かったです。悪役らしい顔をしたシーンが特に。
着ぐるみの「デレラ」ちゃんがすごい顔ですね。 さんごちゃんが熱中症になるまでやるシーンは熱意を感じました。
一歩を踏み出して悪役らしい顔になって驚きました。
ヌメリ―さんが高い所で見下ろして撮影現場を見下ろしていたシーンは良かったです。
バトルシーンでパパイアの参謀ぶりは相変わらず優秀ですね。
コーラルはシールドを貼ったり、必殺技しか出来ないのでしょうか?キュアロゼッタみたいにバリアを2つに割って攻撃する展開はいつかあるのでしょうか?
ゆなの本番の悪役ぶりは良かったですね。ゆなはいつかあとまわしの魔女サイドに洗脳される展開はいつかあるでしょうか?ゆなはこの先、再び登場する可能性はあるでしょうか? ゆなは追加戦士の緑プリキュアにならないでしょうか?プリキュアメンバーはみんな名前にさんずいが入っていますが、ゆなは海に対する山が入っているので違うのでしょうか?南国の実や果物などの名前の緑キュアになるのでしょうか?
バトラーがスマイルのジョーカーみたいにパワーアップした怪物「ゼンゼンヤラネーダ」を召喚できる球体を出しましたね。これはスマイルのスーパーアカンべェみたいな感じでしょうか?ハドラーはジョーカーみたいなポジションでしょうか?
エルダちゃんは元は大人でしょうか?最初に退場しちゃう運命でしょうか? |
反逆のふたご座、さそり座、いて座、うお座のスタープリンセス #-|2021/04/27(火) 23:26 [ 編集 ]
| > 若手俳優の少女の山辺ゆなの声は高橋ミナミさんですか。個人的には雨宮天さんやM・A・Oさんかと思っていました。
何なら、もっと役者寄りの人でも面白かったかもしれませんね。
> ゆなを特訓するシーンは面白かったです。悪役らしい顔をしたシーンが特に。
素人の考えた特訓内容を素直に実行するあたりも、ゆなさんの人のよさが出てましたね。
> 着ぐるみの「デレラ」ちゃんがすごい顔ですね。 > さんごちゃんが熱中症になるまでやるシーンは熱意を感じました。
炎天下の着ぐるみは危険……というか、あれ最初はお母さんがやるはずだったんですよね……。
> 一歩を踏み出して悪役らしい顔になって驚きました。
顔つきが変わるのは、流石女優さんです。
> バトルシーンでパパイアの参謀ぶりは相変わらず優秀ですね。
本当に、頼りになる先輩です。
> コーラルはシールドを貼ったり、必殺技しか出来ないのでしょうか?キュアロゼッタみたいにバリアを2つに割って攻撃する展開はいつかあるのでしょうか?
そのうち、何かに目覚めるかもしれません。 目覚めないかもしれません。
> ゆなの本番の悪役ぶりは良かったですね。ゆなはいつかあとまわしの魔女サイドに洗脳される展開はいつかあるでしょうか?ゆなはこの先、再び登場する可能性はあるでしょうか? > ゆなは追加戦士の緑プリキュアにならないでしょうか?プリキュアメンバーはみんな名前にさんずいが入っていますが、ゆなは海に対する山が入っているので違うのでしょうか?南国の実や果物などの名前の緑キュアになるのでしょうか?
再登場は、もしかしたらあるかも?……という程度ではないでしょうか。
> バトラーがスマイルのジョーカーみたいにパワーアップした怪物「ゼンゼンヤラネーダ」を召喚できる球体を出しましたね。これはスマイルのスーパーアカンべェみたいな感じでしょうか?ハドラーはジョーカーみたいなポジションでしょうか?
バトラーはまだ謎が多いです。 そもそも名前が『バトラー』のみというのも、何かありそうに感じますし(ほかの幹部連中は役職+名前のような名前構成)。
> エルダちゃんは元は大人でしょうか?最初に退場しちゃう運命でしょうか?
本当の子供はそんなこと言わないというような発言も多いですし、名前もそんな感じですし、単なる子供ではないとは思います。 |
華乃音 #D4atu1bQ|2021/05/02(日) 04:04 [ 編集 ]
| ゆなちゃんが緑色のプリキュアに覚醒したりしないでしょうか?第22話~第26話までに。 |
反逆のふたご座、さそり座、いて座、うお座のスタープリンセス #-|2021/05/02(日) 08:04 [ 編集 ]
| > ゆなちゃんが緑色のプリキュアに覚醒したりしないでしょうか?第22話~第26話までに。
ローラの反応が薄いので、なかなか難しそうな気はします。 ……というか、そんなに気に入ったのですか。 |
華乃音 #D4atu1bQ|2021/05/03(月) 13:23 [ 編集 ]
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MAGI☆の日記 2021/04/25(日) 16:41
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のらりんすけっち 2021/04/27(火) 20:02
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