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| 年内ラストのプリキュア。 ちゆ個人回としても、ラストでしょうかね。
さて本編。
ちゆの活躍が新聞に載った模様。

沢泉家でも、ちゆの活躍に大騒ぎです。
そこで、意を決したように話すとうじ。 「ボク、今度のお休み、旅館のお手伝いするよ」

「ボク、この沢泉が好きで……いつか、女将の仕事をやりたいんだ」
もちろん、TSするという話ではなくて。 女将の仕事、つまり旅館を切り盛りしたいということですね。
とうじの発言に少し困惑する家族ですが、お父さんが「いいかもしれないな」と同意します。 「ちゆにはハイジャンプの才能がある。旅館はとうじに任せて、ちゆは思いっきり陸上に打ち込むのはどうだろう」
少し考え、口々にちゆを応援する家族たち。 「ボク、お姉ちゃんならほんとに世界に行けると思う」 「ちゆがハイジャンプをやりたいのなら、私も応援したい。旅館のことは、気にしなくていいのよ」 「人生は一度きり。後悔のないようにしたらいいわ」「うん」
結果が出ているというのもありますが、誰ひとり反対しない、いい家族ですね。 要は、家業がちゆの負担にならないようにということなのですが……言われたちゆは、少し考え込んでしまいます。

少し認識のズレがあるようです。 ただ、一般的には、全力で応援するならこうするでしょうし、ちゆ自身も常識的な考えが備わっているので、モヤモヤが発生している……という感じでしょうか。
そして学校。 授業中でも、そのことで頭がいっぱいなようで、上の空なちゆ。
円山先生に指され、珍しく動揺する姿を見せます。 ……まあ、当てられた問い自体は、その場で考えたのか、特に問題なく正解するのですが。
後から振り返ってみると、この様子が今回のテーマ解決の糸口になっていたのかもしれませんね。
そして昼休み。 ちゆの様子がおかしかったことに気付いたのどかたちが、心配して尋ねます。
今朝のことを話すちゆ。 のどかたちも、状況を理解したようです。
「じゃあ、とうじくんが旅館やるの?」 「ええ、でも小さいころから、ずっと自分が女将をやるものと思ってたから、何だか不思議な感じで」
「でも、ちゆちー。これでハイジャンに集中できるじゃん。世界へジャーンプでしょ?」 「世界へ……そう、そうよね。そのためには、もっと頑張らないと」

「これからは、ハイジャンに専念してみるわ」 「フフフ。頑張ってね、ちゆちゃん」 「あたしたちも、めっちゃ応援するし」 「ありがとう」
友達に話し、気持ちの整理がついたちゆ。 これで問題解決!……と、いきそうなものですが。
放課後。 部活でハイジャンプの練習に勤しむちゆ。
仲間たちに見守られながら跳びますが……今ひとつ調子がよくない様子。

部活仲間に促され、早めに切り上げたちゆ。 帰宅すると、旅館の前に落ち葉を見つけます。
着替えて、それを掃除するちゆ。 そうしていると、とうじが現れ、「旅館のことはボクに任せて」と、掃除を代わります。
そんなとうじに、「どうして女将になりたいって思ったの?」と尋ねるちゆ。 「えっと……お姉ちゃんのハイジャンを応援したいっていうのもあったけど」と答え始めるとうじ。

「でもボク、旅館の仕事が楽しくて」 「お客さまが笑ってるのを見ると、ボクまで何だか幸せな気持ちになるっていうか」
とうじも、女将修行(第32話)を経て成長しているのです。 そして、とうじの仕事ぶりはほかの従業員にも評判がいいようです。
ここでちゆのためだけだったり、レベルが足りないというのであれば、話は早かったのですが。 すべてがいい風に回っているような状況で、ちゆだけが取り残されている感じですね。
自室に戻ったちゆ。 そこには、ツバサからの手紙が届いていました。

「ちゆ、元気?私はこっちの生活にもだいぶ慣れて、今は思う存分、ハイジャンの練習してる」 「いつか、ちゆと一緒に世界で戦える日を楽しみにしてる」
それを読んで、普段のちゆなら昂揚するところですが、今のちゆは気落ち。 朝からずっと心配しているペギタンも、恐る恐る声を掛けます。
「どうしたペエ?」 「世界を目指すなら、ハイジャンに集中しないとダメよね?」 「ちゆはその……ハイジャンより女将をやりたいペエ?」 「わからない……選べないのよ。それに、とうじがあんなに張り切ってるし」
考え込むペギタン。 ちゆは「ごめんね、変なこと聞いて。私、ちょっと走ってくる」と話を切り上げます。
「だったら、ボクも一緒に行くペエ」 「大丈夫、少し風に当たるだけ」
ひとりになりたいというオーラを纏い、食い気味の返答。 ペギタンも、それ以上何も言えません。
ペギタンはのどかたちと集まり、ちゆのことを話し合います。 そこで、ニャトランがちゆの状況を言い表します。

「つまり、ちゆのハートはハイジャンと旅館のふたつに分かれてて」 「旅館の方がなくなっちゃったから、ハートのバランスが悪くなっちゃったってことだな」
的確! ニャトランすごい!
状況は理解できたものの、ではどうするかと考える一行。
「ちゆはハイジャンも大好きだし、旅館も大好きだし、きっとすごく迷ってるペエ」 「うーん……あっ、でも、ひなたちゃんのお姉さんは、トリマーとカフェ、両方やってるよね」 「うーん。まあ、お姉のは基本どっちも、うちでできるじゃん」 「そっかぁ……」
ウンウン悩んでいると、ラテがベッドの下から何かを取り出すように要求。 のどかがそれを出してみると……。
春大会(第8話)で使った、懐かしの横断幕。 そういえば、なんで秋大会(第34話)では使わなかったのでしょうね?

「これはどういう意味でしょうか?」 「えーっと、自分で無理だと思ってることを、頑張って乗り越えるってことかな」 「乗り越える……自分を?」 「なんかさー、今の自分より、もっとすんごい自分になるって感じじゃない?」 「なるほどです」
とうじ存在していなかったアスミに説明するのどかたち。 横でそれを聞いて、何かしら閃くペギタン。
「ちゆが……今のちゆを超えて、すんごいちゆになる……ペエ!」

「ラテさま、ありがとうペエ!」 「ボク、行ってくるペエ!」
いてもたってもいられないという感じで、飛び去るペギタン。 本当、普段と違い、いざというときの思い切りはいいですよね……まさに青のマスコットという感じがします。
一方そのころ。 当のちゆは……海にいました。

「ハイジャンで世界に行きたーい!でも、旅館も好きー!」 海に向かって、気持ちを吐き出すちゆ。
そこに、ペギタンが到着。
「やっぱり、ちゆはここにいたペエ」 ちゆのいるところに、迷わず駆けつけたようです。

しかし、落ち着いて話をする間もなく、シンドイーネが登場。 通りすがりのサーファーにナノビョーゲンを撃ち込み、ギガビョーゲンを生み出します。

ギガビョーゲンの出現に気付いたちゆは、変身。 単身、対処に当たります。
モヤモヤが晴れていないフォンテーヌは、やはり精彩を欠きます。 それでも一方的にならず、何なら反撃も当てたりするあたり、大したものです。 アースほど別格ではありませんが、フォーンテーヌも今作の中では一段上の実力があるように思います。
そんなフォンテーヌに、キングビョーゲンへの一途な愛を説くシンドイーネ。 「ちょっと!あたしの一途な愛を邪魔しないでよ!」 「あたしはずっとずっと、キングビョーゲンさまだけを思ってやってきた……」 「この一途な思いがあってこそ、キングビョーゲンさまの愛を掴めるのよ!」

何を言っているんだという感じではありますが、今のフォンテーヌに『一途』というワードは効きます。 そちらに気を取られている隙を突かれ、ギガビョーゲンに攻撃をもらってしまいます。
そこへ、ラテの体調悪化から事態を察したのどかたちが到着。 変身して、倒れるフォンテーヌの前に立ちます。

形勢逆転かと思いきや、ギガビョーゲンもさるもの。 砂浜の上で回転して砂竜巻を作り、プリキュアたちと戦います。
それでも、間を突いてグレースが『キュアスキャン』し、サーファーの位置を右足と特定。 これまで体の中心だったことが多かったので、そういう場所なのは少し新鮮ではあります。
グレースたちが戦っているとき、フォーンテーヌはまだ迷いの中。 「シンドイーネの言う通りかもしれない……何事も、一途な思いには敵わない……」

「なのに、私はハイジャンと旅館、どっちつかずで……」
一般論に飲み込まれそうになるフォンテーヌを、ペギタンが拾い上げます。 「それでいいペエ!」
「両方好きなんだから、どっちもやっちゃえばいいペエ!ちゆならできるペエ!」 「ボクはずっと、頑張るちゆを見てきたペエ!ハイジャンも、女将修行も、それにプリキュアでもペエ!」 「どれも手を抜いたりしないで全部頑張ってたちゆなら、絶対できるペエ!」 「それでも、もし、まだ勇気が足りないなら……ボクのを分けてあげるペエ」
それは、出会いのとき(第3話)に、ちゆがペギタンに掛けた言葉。 それが、今度は逆にペギタンから掛けられることになったのです。
専念すべきというのは、両方を取ろうとして両方失うことを危惧する言葉です。 もし片方を捨てることで心のバランスを失い、その結果もう片方も失うということがあるのなら、そうすべきではないのです。 もちろん、並大抵のことではないのですが。
ペギタンに背中を押され、「そう。そうよね……」と得心するフォンテーヌ。 「私はずっとチャレンジしてきた……ハイジャンも、旅館の仕事も」 「私、やりたいこと、全部やる!どっちも大切で……大好きなんだもの!」
復活のフォンテーヌ。 そんなフォンテーヌに、直接攻撃を仕掛けるシンドイーネ。
しかし……近距離でも遠距離でも、真っ正面から防いでみせるフォンテーヌ。 「ハイジャンと旅館を思いっきり頑張る……そのために、プリキュアとしてこの世界を守ってみせる!」

心のもやが晴れたと同時に、明確に世界を守る理由も。 ちゆ個別回は多かった印象ですが、それがここに実を結んだ形ですね。
さて、次はギガビョーゲン。 厄介な攻撃を持つギガビョーゲンの、弱点を探るフォンテーヌ。
「あっ……あのボードの動きを止めれば……」 「雨のボトルでやってみるペエ!」

ペギタンの助言に従い、『雨のエレメント』を使用して砂を固め、竜巻を封じることに成功。 こうなれば、あとはフィニッシュのみ。
フィニッシュは、全員での『プリキュア・ファイナルヒーリングっど♥シャワー』! かくして、サーファーは救出され、ギガビョーゲンは浄化、シンドイーネも撤退となりました。
一件落着し、ペギタンをナデナデするちゆ。

「勇気をありがとう、ペギタン」 「前にちゆからたくさんもらったのが、ちょっと余ったペエ」
受け答えもかっこいいなペギタン!
そして、家族の前で、晴れやかな顔でそれを伝えるちゆ。 「欲張りだけど、でも私、どっちも諦めたくないの」

「流石お姉ちゃん!」 「ふたつやるのは、きっと大変ですよ。でも……それがちゆの出した答えなら、全力で頑張りなさい」 「頑張れ、ちゆ」 「応援するわ」「うん」
もともと、『ハイジャンで世界』ということ自体よりも、ちゆ本人の望みを応援していた家族たち。 本人が敢えて困難に挑むというのであれば、それを否定したりはしないわけですね。
 
| 2020/12/27 12:21|TV・CD・本|TB:2|CM:2|▲
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コメント
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| ちゆは女将とハイジャンプを両立する二刀流になって欲張りな夢ですね。
ニャトランのちゆの心の状態を説明するシーンは凄いですね。ニャトランは精神科系の医者になれるのではないでしょうか?
シンドイーネの攻撃を全て跳ね返すキュアフォンテーヌは格好良いですね。
ひなたは将来どんなことをするのでしょうか?ファッション系?アニマルクリニック?カフェ経営? |
アイワーン 6月6日生まれのふたご座 #-|2020/12/30(水) 23:55 [ 編集 ]
| > ちゆは女将とハイジャンプを両立する二刀流になって欲張りな夢ですね。
茨の道だとわかって進むのなら、それもアリでしょう。
> ニャトランのちゆの心の状態を説明するシーンは凄いですね。ニャトランは精神科系の医者になれるのではないでしょうか?
そういやこいつらお医者さんだったな……ってのを思い出す、いいシーンでした。
> シンドイーネの攻撃を全て跳ね返すキュアフォンテーヌは格好良いですね。
フォンテーヌはわりといつも格好よくて素敵ペエ。
> ひなたは将来どんなことをするのでしょうか?ファッション系?アニマルクリニック?カフェ経営?
そのあたりも、ちゃんと描いてほしいところではあります。 今の流れだと、家族とはまた別の方向に進みそうな気配もありますね。 |
華乃音 #D4atu1bQ|2021/01/06(水) 05:58 [ 編集 ]
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ヒーリングっど♥プリキュア 第38話「女将?ハイジャン? 揺れるちゆの心!」 
| ヒーリングっど♥プリキュアの第38話を見ました。
第38話 女将?ハイジャン? 揺れるちゆの心!
ちゆのハイジャンプでの活躍が地域新聞に掲載され、それを見た弟のとうじは将来、自分が旅館の仕事をやりたいと言う。
父もちゆはハイジャンプを続け、旅館はとうじに任せるのも良いと言い、母や祖父母も同意し応援するが、ずっと自分が女将になるものだと思っていたちゆは戸惑う。
心の迷いからか、練習でも...  
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MAGI☆の日記 2020/12/27(日) 14:06
ヒーリングっど♥プリキュア 第38話「女将?ハイジャン? 揺れるちゆの心!」 
| どよーん(>_  
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のらりんすけっち 2021/01/04(月) 05:29
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