【ヒーリングっど♥プリキュア】第14話「元気発見！すこやかフェスティバル！」

のどかの体調とか、町やそこに住む人々の話。
あんまり派手さはありませんが、テーマ的にも設定的にも結構重要な回のような気がします。

さて本編。

すこやか市の『すこやか総合病院』にて、のどかの健康診断。
『院長』（CV＝宮崎敦吉）直々に下される検診結果とは。



「いや、まったくもって健康です。元気すぎるくらいだ」とのこと。
変なタメを作るんじゃないよ心配したじゃないか……。

「もう何の心配もいらんでしょう」とまでお墨付きをもらいます。
病気自体は引っ越してくる前に治っていたはずではあるのですが、ここまで元気になるとも思っていなかったようで、花寺一家は大喜びです。

そして、町の様子も賑やか。
どうやら、今日は市のお祭り『すこやかフェスティバル』が執り行われるようです。

お祭りを見て回るのどか。
すると、店の手伝いをしていたひなたに声をかけられます。



パンケーキを頬張るのどか。
パンケーキというより、カスタードどら焼きに見えますね……。

大絶賛するのどか。
実はそれはひなたが焼いたものだったらしく、ひなたも大喜びです。

前回の話にちょっと絡ませてる感じですね。

そして、タイミングよく通りかかったちゆと合流し、いつもの3人でお祭り散策。



「産みたて卵の生カステラ！」
「シャッキシャキの採れたて野菜！」
「特製ジャンボハンバーガー！」
「そして、大人気！『すこやか饅頭』！」

見事に食べ物ばっかりですね。
特にすこやか饅頭が気になったようで、6種類を1個ずつ購入する一行。

場所を変え、足湯に浸かりながら饅頭を頬張ります。



「美味しいー！」
声を揃えて大喜びです。

ラテは食べられないようなので、専用の食事を。
やはり、一緒に食事は大事です。

それにしても、さっきのパンケーキのときもそうでしたが、今回のラビリンは妙に食い意地が張っています。
そんな大食い系のキャラだっけ……？

一息ついたところで、病院でのことを報告するのどか。



のどかの快報に、喜ぶ面々。
のどかがより元気になったのは、ひなたやちゆの影響も少なくないことでしょう。

そして、お祭り散策再開。
食べ歩いたり遊んだり、まさに満喫です。



そうしていると、『すこやか饅頭』のお店でトラブルが発生した様子。
どうやら蒸し器が故障し、饅頭が作れなくなってしまったようです。



その事態に、店主もお客も気を落とします。
人気商品がトラブルで作れないとなると、両者ガッカリですよね……。

すると、話は聞かせてもらったと言わんばかりに、頼れる男たちが現れます。



「ちょっとごめんよ。『すこやか饅頭』、いろんな店で手分けして作ればいいさ」と提案します。
どうやら、飲食店の店主たちのようです。

さらに、のどかたちもお手伝いに名乗りを上げ、みんなでこの窮地を乗り切ることに。



かくして。
饅頭の追加生産に成功し、お客さんも大喜びです。

「すごいね。みんなの力であっという間に解決しちゃうんだもん」と感心するのどか。
すると、近くにいた老婦人が「あら、こんなの大したことじゃないわ」と会話に参加します。

「すこやか市はね、そもそもそういう町なのよ」
「うんと昔から、病気やトラブルに見舞われる度に、この町はみんなで協力して困難を乗り越えてきた」
「だから『すこやか饅頭』が作れないなんてトラブル、この町のみんなが力を合わせれば、なんてことないわ」



それには地元民であるちゆたちも同意。
「確かに、すこやか市ってそういう町かも知れないわ。何かあったときはみんなで乗り越えるっていう」

それを聞いて、この町に来てからより元気になったことに納得するのどか。
「温泉や食べ物だけじゃなく、そういうみんなのパワーを、私ももらってるのかも。すこやか市の元気のパワー」

そうしていると、別の場所にバテテモーダがやって来ます。
道端に落ちていたハンディ扇風機を見つけると、それにナノビョーゲンを取り憑かせます。



メガビョーゲン発生により、ラテの体調が悪化。
時を同じくして、怪物の登場に人々が騒ぎ始めます。

物陰で変身する3人。
その間に、人々は先の店主たちが避難誘導します……これも助け合いですね。

今回のメガビョーゲンは扇風機なので、突風で攻撃。
3人は、わりと雑に、近くの山に吹き飛ばされます。



メガビョーゲンは自分の足（車輪）で、走って追いかけ、山へ入ります。
まあ、ギャグですねこれは。

そして戦闘再開。
メガビョーゲンの風攻撃に手を焼くプリキュアですが、フォンテーヌが死角から蹴りを一閃。



メガビョーゲンはバランスを崩し、一時的に風を止めることに成功します。

続いて、スパークルが追撃。
それにより転倒したメガビョーゲンに、グレースが『キュアスキャン』を行います。

さらに3人で攻撃し、メガビョーゲンを追い詰めたかに見えますが……。
メガビョーゲンは風を噴射して飛び上がり、プリキュアの攻撃から逃れ、そのまま反撃を繰り出します。

吹っ飛ばされたプリキュアは、再び町中へ。



ちょうどいいところにバテテモーダがいたので、グレースはその顔面に着地。

再び対峙するプリキュアとメガビョーゲン。
スパークルは『雷のエレメントボトル』を使用し、メガビョーゲンを攻撃します。



電撃は風にも負けず、感電したメガビョーゲンは機能不全に。
電気製品なので、過電流で壊れたのでしょうね。

そして、フィニッシュはもちろん、3人での『プリキュア・ヒーリングオアシス』！

かくして、メガビョーゲンは浄化され、『風のエレメントさん』の救出に成功。
ラテも回復し、バテテモーダも撤退です。

そして、今回のエレメントさん、かつてのプリキュアと会ったことあるようです。
テアティーヌさまとパートナーを組んでいた先代プリキュアのことですね。

「その女の子は、この町に住んでいたんですよ」とエレメントさん。
因果の収束を感じますね。



竪穴式住居が見えますし、先代の時代は思った以上に昔のことだったのですね……。
その時代に、洋服を着てハープを……神として祀られても不思議ではないレベルでは？

「音楽を奏でることで、人間のみならず、動物やエレメントの心と病を癒やしていたのです」とのこと。
その想いを今に受け継いでいるのが、すこやか市ということなのですね。

そうしていると、お祭りの方で何か動きが。
何か知っているらしいラビリンたちですが、何が起きているかというと……『大声コンテスト』！

優勝賞品は、すこやか饅頭が100個！
そしてどうやら、ラビリンたちによって既に参加申し込みは行われているようです。



「私、すっごく……生きてるって感じー！」
この叫びは人々の共感を呼んだようで、拍手喝采。

そして……。



優勝まで手にしたようで、トロフィーと饅頭を獲得。
めでたしめでたしですね。