SDカード買いました。
 撮影:α6000(画像クリックで高解像度版表示)
SanDisk『SDSDXXY-256G-GN4IN』 SanDisk『SDDR-C531-GNANN』
【SDSDXXY-256G-GN4IN】
 撮影:α6000(画像クリックで高解像度版表示)
Sandiskの“Extreme PRO SDHC and SDXC UHS-I Card”シリーズの256GB(SDXC)。 型番末尾が“GN4IN”のグローバル仕様です。
スピードクラスは『C10』『U3』『V30』に対応。 速度の公称値は、リードが170MB/sで、ライトが90MB/s。
賢明な方なら既にお察しの通り、以前購入したmicroSDカードの兄弟みたいなSDカードです。
つまり、UHS-Iの限界(104MB/s)を超える170MB/sという速度に関しては、注釈がつきます。
Up to 170MB/s read speeds, engineered with proprietary technology to reach speeds beyond UHS-I 104MB/s, require compatible devices capable of reaching such speeds.
ちなみに、デジカメ(RX100VI[DSC-RX100M6])で使用する予定です。
【SDDR-C531-GNANN】
 撮影:α6000(画像クリックで高解像度版表示)
同じくSanDiskのSDカードリーダー。 I/FはUSB3.0で、対応カードはUHS-IまでのSDカードのみです。
きょうび、多機能なカードリーダーも珍しくありませんが、これはUHS-IIすら対応外のシンプルさ。 その代わり、UHS-Iの限界(104MB/s)を超える170MB/sに独自対応したカードを、その速度で扱うことができます。 まさに、型番“SDSDXXY”のためにあるようなカードリーダーですね。
ちなみに、使ってみるとびっくりするほどカードが入れづらい……というか、固いです。
【ベンチマーク】
そんなわけで、ベンチマークテストです。 使用ソフトはもちろん『CrystalDiskMark 6.0.2』。
【CDM6.0.2】SDSDXXY-256G via SDDR-C531
 Sequential Read (Q= 32,T= 1) | 178.641 MB/s | |
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Sequential Write (Q= 32,T= 1) | 101.521 MB/s | |
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Random Read 4KiB (Q= 8,T= 8) | 6.589 MB/s | 1608.6 IOPS |
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Random Write 4KiB (Q= 8,T= 8) | 2.578 MB/s | 629.4 IOPS |
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Random Read 4KiB (Q= 32,T= 1) | 6.614 MB/s | 1614.7 IOPS |
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Random Write 4KiB (Q= 32,T= 1) | 2.647 MB/s | 646.2 IOPS |
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Random Read 4KiB (Q= 1,T= 1) | 5.800 MB/s | 1416.0 IOPS |
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Random Write 4KiB (Q= 1,T= 1) | 2.504 MB/s | 611.3 IOPS |
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シーケンシャルリードが、UHS-Iの限界104MB/sを超え、公称値の170MB/sすら超え、180MB/s近い数値を叩き出しました。 ようやく真価を発揮できたとともに、謳い文句が虚偽でないことも示されました。
シーケンシャルライトも、公称値を超える100MB/sオーバー。 基本的にSanDiskは公称値がギリ控えめなので、これもそんな感じなのでしょう。
ランダムアクセスに関してですが、SDカードにはmicroSDカードと違って、アプリケーションパフォーマンスクラスなどの規定がないので、最低値の保証は特にありません。 まあ、SDカードなら大体こんなもの……という範疇ではないでしょうか。
また、リードもライトも、QやTの値に関わらず、それぞれ似たような値になるようです。 まあ、これもSDカードなのでそんなものでしょう(HDDやSSDなら違いが出る)。
取り敢えず、全体を通して期待通りというか満足できる結果でした。
 
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