【ドキドキ！プリキュア】第48回「ドキドキ全開！プリキュアVSキングジコチュー！」

キングジコチュー（国王）戦決着！
『ドキドキ！プリキュア』も、今回を入れてあと2回ですね……。

さて本編。

レジーナを仲間に加え、キングジコチューと対峙するプリキュア。
国王にとって愛娘たるエースとレジーナの呼びかけにより、キングジコチューに愛の灯が。
まだ、キングジコチューは闇の力に支配されきってはいないようです。

ラブリーパッドの力により、キングジコチュー体内に国王の本体が存在することが明らかに。
そうとわかれば、もちろん……飛び込みますよね。
思いついたら止めて聞くようなマナでないことは、仲間たちは既に承知。
方針はそれで決まりました。

仲間を、そして自分を鼓舞するために叫ぶマナ。
「あたしを、誰だと思っているの？大貝第一中学、生徒会長……相田マナよ！」



包み隠さず、正体をカミングアウト。
この人間界の危機的状況はTV中継されているので、必然的にプリキュアの正体を全世界に公開したようなものですね。

まあ、世界を守るために戦っているプリキュア、この段階まで来て何を隠す必要があろうか。
人々も、プリキュアの応援をはじめます。



見知った顔もちらほら。
こういう再登場は、やはり熱いですね。

人々の応援を背に、プリキュアの気力も充実。
「愛を見失った悲しい王様……このキュアハートが、あなたのドキドキ、取り戻してみせる！」



「愛をなくした」わけではなく、「見失った」なのがいいですね。

一方のジコチュートリオやジコチュー軍団も正念場。
キングジコチューの核にたどり着かせまいと、必死の抵抗を行います。

プリキュアチームは、エースとレジーナを国王の下へたどり着かせるため、1人1人が全力でサポート。



体外ではロゼッタがキングジコチューの動きを止め、口内ではダイヤモンドが後続をせき止め、体内の無数のジコチューはソードが引き受け、核付近のジコチュー細胞はハートが相手をします。



それはまさに死闘。
それぞれ最後の力を振り絞り、一矢を報います。

ダメージは負いながらも、それでも滅しないジコチュー細胞。
いよいよハートも危機……というその時。



さっそうと助けにくるソード。
中盤以降、頼りないことが多かったわけですが、ここへ来て非常に格好いいです。

そしてソードは、トランプ王国最後の生き残りの1人。
そのソードが、家族のために王国の危機を招いた国王を許すのです。
「愛に罪はない。悪いのは、人を愛する心を利用した……あなたたちよ！」

序盤からずっと描かれていた、人がジコチュー化するときの理不尽……誰もにあり得る魔が差した瞬間を利用し、その後思い直したとしても強制的に怪物化するというシステムを見せ続けることによって視聴者に常に印象づけてきたことが、この最終局面で花開きました。

そして、ジコチュー細胞は消滅。
エースとレジーナ、そしてアイちゃんにより、国王は救出されました。



かくして、人間界を危機に陥れていたキングジコチューも消滅。
プリキュアメンバーも全員無事……めでたしめでたしですね。

……かと思いきや？



ここへ来てベール。
キングジコチュー闇の本体を手に入れたベールは、それを体内に取り込みました。

ベールは念願のナンバーワンに。
人間界は、どうなってしまうのでしょうか？

次回、最終回！