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【ひろがるスカイ!プリキュア】第17話:APPENDIX

第17話の感想の付録。
冒頭、ED、次回予告、エンドカードなどについてです。

【今回の1枚】

【ひろがるスカイ!プリキュア】第17話:APPENDIX-01

ましろの練習風景。
(盗撮写真では)ないです。

真面目な話、フォームチェックと思われます。
最近は写真でも動画でも、気軽に撮影できてすぐにチェックできるのは便利ですね。

ましろの練習(特に初期)を見ていて思ったのは、立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花。
いわゆる『姿勢がいい』立ち姿が染みついているので、逆に運動には向かなかったのだろうなと思いました。

思えばプリキュアとしても、テクニカルなことは結構やりますが、足さばきというと特に思い浮かぶタイプではありませんでしたね。
もちろん走ったり跳んだりは普通にやりますが、足技(≠キック)は持っていないというか。

反面、プリズムの名の通り、光弾を用いた戦術には非常にセンスを感じるところ。
今回も光弾をスカイに託したりしましたが、あれもまあ目から鱗ではあります。

今回からソラの日課のジョギングに付き合うようなことを言っていたので、身体能力もこれから伸びそうです。
それを見せてくれる回が、終盤手前くらいに1回くらいあると面白そうですね。

そして今回の話、フィジカルだけでなくメンタル的にも、ましろの将来というテーマにおいては大きな役割を果たしそう。
これまで特に夢も目標もなかったわけですが、(すぐにではないかもしれませんが)意識も変わってくるのではないでしょうか。

【冒頭】

【ひろがるスカイ!プリキュア】第17話:APPENDIX-02

今回は、冒頭の振り返り的なものはありませんでした。

【前提供】

【ひろがるスカイ!プリキュア】第17話:APPENDIX-03

今回、前提供は本編内に組み込まれているパターンでした。
後提供は通常どおり独立していたので、片方だけというそこそこ珍しいやつ(激レアではない)です。

【エンディング前】

【ひろがるスカイ!プリキュア】第17話:APPENDIX-04

今回のED前には、『ドキドキ!プリキュア』からキュアハートが登場。
前回はイレギュラー(誕生日)でしたが、もとの流れに戻った感じですね。

そういえば、心なしかこのハート、そのウィングと似たようなモーションをしているように見えますね……。

【エンディング】

【ひろがるスカイ!プリキュア】第17話:APPENDIX-05

そんなわけで、EDにはハートが登場しました。

マナは、歴代プリキュアでハイスペックなのは誰かという議題のとき、必ずトップ争いに食い込む資質の持ち主。
最終的に総理大臣になるというのも大きいのですが、単純に端々から見て取れる才能が只者ではありません。

基本的に、助けるべき存在がひとりでも残っていれば、絶対に折れないタイプのプリキュア。
逆にいうと、完全にひとりの世界に閉じ込めてしまえば、折ることは可能なタイプということでもありますが。

【次回予告】

【ひろがるスカイ!プリキュア】第17話:APPENDIX-06

次回は第18話「アゲアゲ!最強の保育士キュアバタフライ!!」。
(急にバタフライが)来た?

サブタイトル的にはかなり唐突ですが、ついにバタフライが登場するようです。
まあ、番組開始前からアナウンスされてましたし、OPにもずっといることを考えると、むしろ6月まで引っ張ったというところですが。

時期的に考えると、いわゆる初期メンバーというよりは、追加プリキュアの一種と考えた方がよさそうな感じでしょうか。
そう思うと、ウィングも扱いを考えると、加入時期の早い追加メンバーというポジションだったのかもしれません。

前情報(というかOPやEDやイラスト)を見るに、バタフライとウィングの絡みが多くなりそうな雰囲気。
最近ウィングの扱いが徐々に悪くなっている気がするので、このあたりでガツンとひっくり返してほしいところですね。

ところでそのキュアバタフライ、一体何者なんだ……と言いたいところなのですが、予告でももう完全に見えてますね。
いや一応、光るだけ光って実は別件という可能性もなきにしもあらず……いやそれはどうか……。

あげはさんの場合、設定的にもシチュエーション的にも守りたいものは明白。
ただ逆に、初志貫徹としてもあまりに明白すぎて、そこまでシンプルでもいいのかというところではあります。

あげはさんがプリキュアになるなら、なぜ(その辺の人でなく)あげはさんなのかというところに注目したいところです。
あと、それに伴うエルちゃんとの絡みも要注目です。

そういえば、第18話で18歳のプリキュアが誕生することになりますが、これは狙ったのでしょうかね?

【エンドカード】

【ひろがるスカイ!プリキュア】第17話:APPENDIX-07

今回のエンドカード(?)部は、『みんなのお名前呼んじゃうよ!』のコーナー。
これのために、前提供を内部に入れて時間を稼いだものと思われます。

YouTubeなどのイベントでは結構定番ですが、テレビでやるのは珍しいですね。
 
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2023/05/29 00:30|TV・CD・本TB:0CM:2

【ひろがるスカイ!プリキュア】第17話「わたせ最高のバトン!ましろ本気のリレー」

体育祭!
久々の学校回で、ましろ回ですね。

さて本編。

久しぶりの学校。
まあそれは視聴者サイドの話であって、みなさん至って普通です。

そしてこの日、学校行事として話題に上がったのが、体育祭。
その出場種目決めです。

【ひろがるスカイ!プリキュア】第17話「わたせ最高のバトン!ましろ本気のリレー」01

花形種目と思われる選抜リレー。
その代表のひとりめに、クラスメイトからソラが推薦されました。

ソラの身体能力からすれば、どんな競技でも期待が持てます。
クラスメイトたちからの反応は上々……さて、肝心のソラは。

「選ばれたからには頑張ります!……ところで、リレーって何ですか?」

ソラはリレーというものを知らなかった様子。
そこでましろが軽く説明すると、何かが腑に落ちたようで。

「あぁ! ラルーのことですね。スカイランドにありました!」

スカイランドでは別の名前の競技として存在しているようです。
そのご、スカイランドと口走ったことを誤魔化したりしつつ、ソラの出場が決定。

「あっ……ただ……ひとつだけお願いしたいことが」
「私にバトンを渡すリレー選手を、ましろさんにお願いしたいのです!」

【ひろがるスカイ!プリキュア】第17話「わたせ最高のバトン!ましろ本気のリレー」02

急に白刃の矢が立って、ましろもこんな顔。
完全に、自分は蚊帳の外だと思っていたフシがありましたね……。

放課後、あげはさんやツバサくんと合流してお茶会。
話題はもちろんリレーの件で、加わったふたりも大盛り上がりです。

【ひろがるスカイ!プリキュア】第17話「わたせ最高のバトン!ましろ本気のリレー」03

「でも、ましろんって走るの得意だっけ? 手紙にも『運動会やだー』とか書いてたよね」
「うん……だから、もっと速い人の方がいいよって言ったんだけど……」

わりと万能なましろですが、運動はそうでもなさそうな感じでしょうか?
確かにプリキュアとしての戦い方も、ちょこまか動くというよりは必要な動きをするタイプではありましたが。

「もちろん、足の速さは重要です! でもリレーにおいて大事なこと! それは!」

【ひろがるスカイ!プリキュア】第17話「わたせ最高のバトン!ましろ本気のリレー」04

「バトンパスなのです!」

異世界人でも似たような競技が存在するというだけあって、きわめて正しい認識。
実際、国際大会で日本がリレーに強いのも、バトンパスの効率が大きく影響していると聞きます。

一応、ソラに推薦された段階では断ることもできたましろ。
そんな雰囲気も醸し出していましたが、ソラ・スマイルで落ちたのか、その役目を受けることに。

「それでね、やるからにはちゃんと走りたいと思って。ソラちゃん、リレーの特訓付き合ってくれないかな?」
「もちろんです! やりましょう、特訓!」
「ボクにもお手伝いさせてください。ましろさんには、いつもお世話になってますし」

ソラが燃えている……。
こうして、リレーの特訓が始まるのでした。

「それでは、リレー特訓を始めます」
「よろしくお願いします。ソラコーチ、ツバサコーチ!」

【ひろがるスカイ!プリキュア】第17話「わたせ最高のバトン!ましろ本気のリレー」05

コーチと呼ばれ、満更でもないふたり。
まず、ソラコーチから速く走るコツ(つまり極意)を伝授。

「それは……前だけを見て走ることです!」

言われても、ピンと来てない様子のふたり。
実際問題として、雑念は(特に上手くいっていないとき)湧いてくるものなので、それをシャットアウトするのは大事なことではあります。

そんなわけで、実際に走ってみることに。
ツバサくんの指導で、スタートのフォームから修正が入ります……このあたり、放っておくと教えてくれる人いませんよね……。

そして、走行中に関してももちろんフォームの指導が入ります。
理論派と実践派の組み合わせのコーチなので、なかなかいい指導体制ですね。

しかしこれ、よく見ていると……やはりおぼつかなさを感じますね。
矯正したばかりの姿勢はバランスが不安定だったり、まっすぐのはずなのに蛇行気味に走っていたりします。

そして休憩。
エルちゃんがよちよち歩いてましろに近づき、労います。

「すごいねエルちゃん、たくさん歩いたね」
「エルちゃんは体を動かすだけで、楽しいんだよね」
「体を動かすだけで楽しいかー。私にも、そんなときがあったのかな?」
「あったあった。ましろんってば私に鬼ごっこの鬼させて、ずーっと走ってたんだから」

ましろも昔は普通に活発な子供だったようですね。
ましろに限りませんが、子供が女の子になる過程で、あまり走ったりはしなくなっていく……という感じでしょうか。

それで童心を思い出したのか、さらにやる気を獲得するましろ。
体育祭まで、家でも屋外でも、みんなと協力してリレーの練習を重ねていきます。

いいシーンではあるのですが、敢えていうなら……学校のほかの子は……。
この競技、別にソラとましろのふたりで走るわけではないのでは……。

そして、体育祭前夜(推定)。
リモート通話で、ご両親とお話です。

【ひろがるスカイ!プリキュア】第17話「わたせ最高のバトン!ましろ本気のリレー」06

おそらく本人は気付かないうちに、リレーについて熱の入った話し方をするましろ。
ご両親はもちろんそれに気付いているようで、それだけ頑張っている娘を直接観戦できないことを残念がります。

そして翌日。
ついに体育祭が始まりました。

【ひろがるスカイ!プリキュア】第17話「わたせ最高のバトン!ましろ本気のリレー」07

綱引き、玉入れ、騎馬戦と、定番の競技が続きます。
そして観戦席では、ヨヨさんやあげはさんやエルちゃんが見守ります。

そうしていると、ついにリレーの出番が。
ビブスのナンバリングを見るかぎり、4チーム6人ずつが走るリレーのようです。

緊張するましろと、解すソラ。

「ソラちゃんは、どうしてそんなに元気でいられるの?」
「だって……信じてますから。ましろさんが最高のバトンを渡してくれるって」

【ひろがるスカイ!プリキュア】第17話「わたせ最高のバトン!ましろ本気のリレー」08

それを聞いて、フッと目を逸らすましろ。
その後すぐに笑顔に戻り、いつもの調子に。

「もっと緊張しちゃうよ」
「大丈夫ですって!」

入場し、指定の位置に。
おそらく6×100mリレーの5走と6走(アンカー)なので、ここからはひとりです。

そして開始!
仲間たちも優秀なようで、なんやかんやトップでましろにバトンが繋がります。

【ひろがるスカイ!プリキュア】第17話「わたせ最高のバトン!ましろ本気のリレー」09

バトンをもらうのは完璧。
そしてどんどん加速します……が。

先で待つソラが目に入ってしまったからか、カーブでバランスを崩して転倒!
こういうシチュエーションだと、バトンを落としたり誰かとぶつかったりするパターンは結構見かけますが、何もないところで転ぶのは珍しい気がします。

【ひろがるスカイ!プリキュア】第17話「わたせ最高のバトン!ましろ本気のリレー」10

まあ、運動場のトラックってかなり滑りやすいですからね……。
さらに靴も普通の運動靴なので、グリップ力は一切望めない(裸足で走りたがる男子も多い)です。

その間に、ひとりふたりとどんどん抜かれて遂には最下位に。
それでもましろは、ソラの言葉を胸に、諦めず、前だけを見て走ります。

【ひろがるスカイ!プリキュア】第17話「わたせ最高のバトン!ましろ本気のリレー」11

よく考えると、ここ、他チームの頑張りも特筆に値します。
相手にソラがいるという段階でもう諦めてもよさそうなものなのに、折れずに最善を尽くし続けていたわけですから。

そして、ボロボロになりながらもソラにバトンを渡します。
受け取ったソラは、その想いも受け、どんどん抜き去り……遂にはトップでゴールテープを切ります。

【ひろがるスカイ!プリキュア】第17話「わたせ最高のバトン!ましろ本気のリレー」12

リレーが終わり、力が抜けて座り込むましろ。
それに気付いたソラが、すぐに駆け寄ります。

「ましろさん。勝ちましたよ」
「うん……やっぱりソラちゃんは凄いよ! もう目にも留まらぬ速さっていうか……」

言っている間に、声が震えるましろ。
自分でもそれに気付いたのか、ましろは水道の方へ駆け出してしまいます。

水道で顔を洗うましろ。
こういうとき、顔を洗うのは、つまり……。

そして、追いつくソラ。
日向と日陰の対比が印象的です。

慌てて取り繕って何やらもごもご言うましろ。
それに対し、ソラは一直線。

「ましろさん、大丈夫ですか?」

「私……走るの、苦手だし……リレー選手だって、自信なくて……なのに、自分にもできるって思っちゃったんだよ」
「みんなとたくさん練習したから……ソラちゃんみたいに速く走れなくても、ちゃんと走れるって」

【ひろがるスカイ!プリキュア】第17話「わたせ最高のバトン!ましろ本気のリレー」13

「でも、大事なところで転んじゃって……それが、悔しい……」
「ごめんね。ソラちゃんが頑張ってくれてせっかく勝てたのに、こんなこと言っちゃって」

なかなか本心を見せてくれない(基本本音ではありますが)ましろの長尺。
一生懸命頑張って、それで失敗して悔しいという感情自体が、初めてといわないまでも慣れないことなのでしょうね。

そんなましろの告白を聞いて、深々と頭を下げるソラ。

【ひろがるスカイ!プリキュア】第17話「わたせ最高のバトン!ましろ本気のリレー」14

「ごめんなさい! 私、言いました。勝つためにはましろさんのバトンパスが必要だって」
「それは、半分はほんとといいますか……もう半分は、ただ……友達と一緒に走りたかったんです」
「だからましろさんが転んでしまったとき、ほんの少しだけ、諦めてしまったんです。負けるかもしれないけど、しょうがないって」
「でも、ましろさんは転んで悔しいとか、追い抜かれて悲しいとかじゃなく、ただひたすら前を見て走っていた」
「ましろさんのその走りが、私に火を点けてくれたんです。絶対に勝つんだって。何が何でも1位になるんだって!」

ソラはソラで、いろいろと頭の中をグルグルしていたと思われます。
それでも最後は、ましろに背中を押される形で全力疾走を決めわけですね。

「ましろさんは私に、最高のバトンを渡してくれましたよ」
「ソラちゃん……」

【ひろがるスカイ!プリキュア】第17話「わたせ最高のバトン!ましろ本気のリレー」15

さて、そうしていると、学校にバッタモンダーが出現。
偶然この場所を選んだのか、プリキュアを狙ってきたのか……。

そして、ライン引きをランボーグにしてしまいます。
急な怪物の出現に、混乱する生徒たち……ですが、こちらは特に問題もなく避難できた様子。

【ひろがるスカイ!プリキュア】第17話「わたせ最高のバトン!ましろ本気のリレー」16

現状体操着なので、ソラとましろは変身できません。
そこでツバサくんが3人分のミラージュペンを持って駆けつけ、改めて変身です。

今回のランボーグ、タイヤの付いている意匠だからか、機動力に優れます。
そしてベースがライン引きなので、石灰的な煙幕を張ることが特殊能力といったところ。

このランボーグに単純に対抗できそうなのは、スカイ。
ただし機動力だけならともかく、煙幕まで併用されると分が悪いという塩梅。

機動力も煙幕も何とかできるのが、ウィング。
しかし攻撃力不足は否めず、決定打を与えることができません。

プリズムはスピードが足りず、攻撃を狙うことができません。
いつもみたいに乱射すればいいじゃないかと思わなくもないですが、ともかく撃つ隙がない様子。

【ひろがるスカイ!プリキュア】第17話「わたせ最高のバトン!ましろ本気のリレー」17

ウィングの『ひろがる・ウィング・アタック』から、スカイの攻撃に繋げようとしますが、バックステップで外されてしまいます。
『ウィング・アタック』の方は完全に入ったのに……本当、最近ウィングが少し不遇な気がします。

どうしたものかと手をこまねいていると、プリズムがスカイに光弾を託します。
それ、そんなこともできるんだ……。

【ひろがるスカイ!プリキュア】第17話「わたせ最高のバトン!ましろ本気のリレー」18

「スカイなら当てられるから、お願い」
「はい!」

言葉は最小限……それでも十分。
プリズムから光弾を受け取ったスカイは、ランボーグを追い立て、ついにそれをぶち当てます。

吹っ飛んだランボーグに、フィニッシュはもちろん『プリキュア・アップドラフト・シャイニング』!
かくしてランボーグは浄化され、ミラーパッドにキラキラエナジーが貯まり、被害に遭った物品は元に戻りました。

バッタモンダーも恨み言は言うものの、素直に撤退。
本当、お前何しに来たんだ……キラキラエナジーくれるために来たのか……。

その後。
再開された体育祭では、リレーの表彰式から。

【ひろがるスカイ!プリキュア】第17話「わたせ最高のバトン!ましろ本気のリレー」19

ふたり(6人)で、笑顔で優勝を讃えられます。
これもまた、一度崩れて晴れ上がった空。

さらにその後、みんなでお茶。

「自分でも意外だったな。涙が出るくらい悔しいって思ったの、初めてだよ」
「でも新しい自分に出会うのって、ドキドキしない? 新作のコスメ試したときみたいで」
「そんな感じかも」

「ましろさんが出会ったのは、どんなましろさんですか?」
「思ってたより負けず嫌いで、思ってたより走るのが好きな自分……かな」

「フフフ……ましろさんはエルちゃんと同じ、歩き出したばかりの赤ちゃんね」
「自分の中にたくさんの可能性があることに気付いて、どんどん成長していく。チャレンジしてよかったわね、ましろさん」

【ひろがるスカイ!プリキュア】第17話「わたせ最高のバトン!ましろ本気のリレー」20

今回の経験が、ましろの将来を考えるときに効いてくる話になるのでしょう。
もちろん短絡的に直接どうこうということではなく、可能性は、まだ気付いていないものも含めてまだたくさん眠っているよという。

これまでのましろは、むしろ万能寄りなのに自分で蓋をしていたきらいがありますからね。
今回の一件で世界が広がったでしょうし、今後もっと広がるのでしょう。 
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2023/05/28 15:26|TV・CD・本TB:2CM:2

【ひろがるスカイ!プリキュア】第16話:APPENDIX

第16話の感想の付録。
冒頭、ED、次回予告、エンドカードなどについてです。

【今回の1枚】

【ひろがるスカイ!プリキュア】第16話:APPENDIX-01

聖あげは。
スカイランド編ではまったく出番がありませんでしたが、戻ってきたら途端に活躍でしたね。

現状メイン勢でひとりだけ明らかに年上であり、保育士の専門学校に通っているという特徴が活きています。
エルちゃんはもちろんのこと、ましろたちのこともしっかりその目線で見守っているのが見て取れます。

この年齢設定が絶妙なので、いつまでも常に年長者という役回りではないと思うので、そこも楽しみなところ。
年上といってもまだ学生であり、ちょっと前までなら法律上も未成年だったはずの歳というのは、いろいろいじり回せそうなポテンシャルを感じます。

単なる暇なアッシーくんではないのだ……。

【冒頭】

【ひろがるスカイ!プリキュア】第16話:APPENDIX-02

今回は冒頭の振り返り的なものが……ありました!
前回はまさにターニングポイントだったので、しっかり振り返っておく必要があったのでしょう。

【エンディング前】

【ひろがるスカイ!プリキュア】第16話:APPENDIX-03

今回のED前には、今作からキュアウィングが登場(2回目)。
どうしてそうなったかというと……おそらく、放送日(5月21日)がツバサくんの誕生日だったからですね。

【エンディング】

【ひろがるスカイ!プリキュア】第16話:APPENDIX-04

そんなわけで、EDにはウィングが登場しました。

【次回予告】

【ひろがるスカイ!プリキュア】第16話:APPENDIX-05

次回は第17話「わたせ最高のバトン!ましろ本気のリレー」。
どうやら、ましろ回のようです。

そして久々の学校回と思しきお話でもあります。
体育祭が秋ではなくこの時期なのは、やはり最近の子ですね(いやもう定着してだいぶ経ちますが)。

かなり万能なのに自己評価だけやたら低いましろですが、リレーの選手に抜擢されるようです。
ソラは規格外にしても、ましろの運動能力は僕としてもかなり気になるところではあります。

お題目がリレーということで、やはりバトンの受け渡しが肝になりそうなサブタイトル。
誰から受けて誰に渡すのか不明ですが、これはましろの特徴が最大に活かせそうな場面ではないでしょうか。

そして学校でのイベントのお話なので、バトルも学校でやるっぽい雰囲気。
中断されて再開なのか、終わってから襲われるのかも、ちょっと気になるところ。

近年ではどちらのパターンでもわりとすんなり日常に復帰していて、みんなタフだな……と思ったり。
勝てば荒れた部分は元通りになるとはいえ、バケモノが出て大事件が起きても、喉元過ぎればみんなけろっと戻ってくるのがすごい。

【エンドカード】

【ひろがるスカイ!プリキュア】第16話:APPENDIX-06

エンドカードは、お誕生日ということでウィング。
ちなみに誕生日で特別扱いになったのは、エルちゃん(3月12日=第6話)に続いてふたりめです。 
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2023/05/22 17:26|TV・CD・本TB:0CM:2

【ひろがるスカイ!プリキュア】第16話「えるたろう一座のおに退治」

こちらの世界に帰還。
さあ、仕切り直しです。

さて本編。

バッタモンダーの策略から、からくもエルちゃんを守り切った一行。
しかしその代償も多く、エルちゃんはこちらの世界で引き続き守護することに。

それらのことを、もはや無関係ではないあげはさんに報告。
致し方ないことではありますが、みんなの表情は沈痛そのものです。

【ひろがるスカイ!プリキュア】第16話「えるたろう一座のおに退治」01

そんな空気を晴らそうと、お茶を持ってくるヨヨさん。
しかしながら、みんなにそんな余裕はなく……。

「お婆ちゃん、どうしてアンダーグ帝国はスカイランドを襲うの?」
「街を傷つけて、みんなの心を傷つけて……酷すぎるよ」

ヨヨさんに疑問をぶつけるましろ。
こうなると、頼みの綱はもうヨヨさんだけですからね。

「そうね。あれから、いろいろ調べてみたわ。スカイランドとアンダーグ帝国は、言わば光と影」
「正反対のふたつの国は、大昔に戦って以来、交わることなく過ごしてきた」

【ひろがるスカイ!プリキュア】第16話「えるたろう一座のおに退治」02

「なのに、なぜいまになってスカイランドを襲い、プリンセス・エルを狙うのか?」
「たくさんの書を紐解いても、その答えは見つからなかったわ」

アンダーグ帝国の存在はわかったものの、結局わからないことだらけ。
意気消沈するみんなに、ヨヨさんは続けてとっておきの話を始めます。

「でも、ひとつだけ……王さまと王妃さまの呪いを解く方法がわかったの」
「本当ですか!?」

ここへ来て、ようやく光明らしき情報が。

「ランボーグを浄化したときに現れる、キラキラエナジー」
「それをこのミラーパッドに集めれば、呪いを解く薬を作ることができるわ」

さすがヨヨさん、頼りになる!
もはや疑うものか……この人は優秀。

「よかったですね、プリンセス!」
「パパとママを目覚めさせることができるかもしれないって」
「パパ、ママ?」

【ひろがるスカイ!プリキュア】第16話「えるたろう一座のおに退治」03

パパとママと聞いて、大泣きするエルちゃん。
パパやママを発音できるようになり、その意味もわかり、寂しくなってしまったのでしょうか。

そういえば、エルちゃんが初めてパパやママと呼んだわけでですが、この場にもやはり王や王妃は不在。
我が子の成長イベントのことごとくを逸してしまうのが、可哀想すぎてなりません。

泣きじゃくるエルちゃんをあやすあげはさん。
そしてソラが立ち上がり、みんなに檄を入れます。

「いまは俯いている場合じゃありません! まずはエルちゃんの笑顔を取り戻しましょう!」
「あっ、だったら、子供が喜ぶ、あれしかないでしょ!」

あげはさんの提案は、絵本の話の人形劇。
幸い、こちらの世界の絵本も、スカイランドの絵本もたくさん持ってきているようです。

【ひろがるスカイ!プリキュア】第16話「えるたろう一座のおに退治」04

「これ、授業で作っちゃった!」
「かわいい! なんだか、あげはちゃんみたい」

さて今度はどんなお話にするかですが、これはエルちゃんに選んでもらうことに。
次々と本を見せていき、エルちゃんのハートを射止めたのは……。

【ひろがるスカイ!プリキュア】第16話「えるたろう一座のおに退治」05

『桃太郎』です。
この話はスカイランドには存在しないようですが、ソラもエルちゃんも雰囲気から気に入った様子。

ソラがこれを気に入った理由は、桃太郎のヒーローっっぽさを感じ取ったようです。
エルちゃんが気に入ったのは……推測ですが、お供の人数やタイプかもしれませんね。

そんなわけで、早速準備開始。
人形や舞台セットを、手芸でどんどん作っていきます。

【ひろがるスカイ!プリキュア】第16話「えるたろう一座のおに退治」06

チャコペンとか久しぶりに見た貴ガス。
こうして、エルちゃんが寂しそうに寝ている間に、準備が整いました。

「昔々あるところに、小さな雲がフワフワと降りてきました」
「そして……舞い降りた雲がパカッと開くと、中から元気なえるたろうが出てきました」

【ひろがるスカイ!プリキュア】第16話「えるたろう一座のおに退治」07

主人公をエルちゃんに寄せるため、お話は多少アレンジされているようです。
まあ、身内には予め言っておいた方がよかったんじゃないかなとは思いますが。

「しかしある日、えるたろうの大好きなあげは姫が、鬼に連れ去られてしまったのです!」

せっかくあげは姫の人形があるからと、オリキャラまで参入。
そしてしれっとヒロイン(囚われの姫)のポジションに収まるあたり、結構強かですね。

だいぶお話は変わってきていますが、エルちゃんのウケはよさそう。
まさに手に汗握るといった様相で、舞台を見守ります。

そしてお婆さんから、きび団子ならぬ雲パンを受け取り、旅に出るえるたろう。
その道中で、イヌ、サル、キジを仲間にするのは原作通り。

【ひろがるスカイ!プリキュア】第16話「えるたろう一座のおに退治」08

ソラがイヌなのは、解釈一致というかなんというか。
最序盤からずっと犬みたいなキャラだなぁと、視聴者サイドも思っていたのではないでしょうか。

ましろがサルなのは、消去法なのかなにか積極的な理由があるのか。
まさか、ましら(猿)からの発想……ではないですよね、多分。

ツバサくんがキジなのは、そうじゃなきゃウソだろうというチョイス。
ただその見た目……シルエットは、どう見てもガッチャマンでは……?

そうして、DATTEやってらんないじゃんみたいなステップで冒険が始まります。
長い旅を経て、みんな仲よくなり、絆も深まり、いざ鬼ヶ島へ漕ぎ出します。

鬼ヶ島が近づくにつれ、湧き出てくる不安……それは現実の、アンダーグ帝国によるもの。
なんだかんだでエルちゃんだけでなく、みんな心に傷を負って帰ってきているのですね。

【ひろがるスカイ!プリキュア】第16話「えるたろう一座のおに退治」09

その様子を見て、心配するあげはさん。
当事者でない(=スカイランドに行っていない、プリキュアでない)ので、いろいろ躊躇われてしまうのでしょう。

そんな空気を感じ取ったのか、泣き出すエルちゃん。
子供や動物って、そういう雰囲気に敏感です。

「大丈夫だよ、大丈夫。不安な気持ちって、不思議と伝染しちゃうんだよね」

その様子を見て、さらにしょんぼりするソラたち。
みんな泣きたい気持ちの中、気持ちを上向けようと頑張っているのですが。

「ごめんね、エルちゃん」
「笑顔になってもらおうと思っていたのに……」
「自分の心を抑えきれず……未熟でした」

そんな中、えるたろう人形でエルちゃんをあやして励ますあげはさん。
年長者であり、専門学校生である特性が、ここで活かされている感じでしょうか。

そして、気を取り直して再開。
ついに鬼ヶ島に上陸です。

「鬼たちよ! えるたろうさんにあげは姫を返してください!」
「お前らが噂のえるたろうとお供たちか。フン! どれだけ強いか試してやる!」

【ひろがるスカイ!プリキュア】第16話「えるたろう一座のおに退治」10

出てきたのは、見上げんばかりの大きな赤鬼。
筋骨隆々で、いかにも強そうです(※画像はイメージです)。

えるたろうサイドの一番槍として、果敢に飛びかかるソラ(イヌ)。
しかし勢い余って、セットを巻き込んで舞台裏が露わに。

「み……未熟……つい力が入ってしまって……」
「すぐ直すからね」
「ほら……大丈夫ですよ、プリンセス」

みんなでフォローし、修復する光景を見て、エルちゃんは何を思ったのか……。
おもむろに立ち上がり、みんなの方へ歩き出しました。

「ソラ……ましお……ちゅばさ……あげは……ばあ!」

【ひろがるスカイ!プリキュア】第16話「えるたろう一座のおに退治」11

エルちゃんが全員の名前を呼びました。
ソラの名前は前回呼んでいますが、ソラはまともに聞ける状況でもなかったと思うので、ここで全員です。

「結局、エルちゃんに励まされちゃってるし」
「フフ……そうだね」
「エルちゃんに元気になってほしかったのに、元気がないのは私たちでした」

エルちゃんから元気をもらい、復活したみんな。
ここでソラが、改めて決意を口にします。

「ですが、力を合わせれば鬼……じゃなくバッタモンダーやランボーグからエルちゃんを守り抜き」
「いつか! スカイランドに戻ることができる! 大丈夫です! きっと!」

「もう、人形劇は必要ないみたいね」

みんながここまで復活したなら、人形劇はお役御免。
あげはさんは最初から、エルちゃんだけでなくみんなを救おうと、共同作業を提案していたのでしょう。

そこにヨヨさんが。
どうやら、スカイランドから通信が来たようです。

【ひろがるスカイ!プリキュア】第16話「えるたろう一座のおに退治」12

「王さまと王妃さまのことは、ヨヨ殿から聞いた。スカイランドは大丈夫だ」
「みんな希望を胸に、前に向かって進もうと頑張っている」

「そっちも、プリンセスを頼んだよ!」

護衛隊や兵士、一般の国民と思しき人々からのエールです。
敵の狙いは逸らしたとはいえ、国の要人が何人もあんなことになり、大変なはずですが……心配無用と言ってくれます。

そんな温かいメッセージを受けた直後、窓際に異変が。
ツバサくんの鳥友達が、街で起きた異変を伝えに来てくれたようです。

【ひろがるスカイ!プリキュア】第16話「えるたろう一座のおに退治」13

そういえば、今作は離れた場所の異変を察知する方法がありませんね。
騒ぎになれば伝わりはするでしょうが……便利なレーダーとかは(現時点では)ありません。

そんなわけで、現場となる公園に急行。
そこでは鬼の形をした遊具を占拠しているバッタモンダーの姿が。

【ひろがるスカイ!プリキュア】第16話「えるたろう一座のおに退治」14

バッタモンダーもだいぶメンタルにダメージ負いそうな敗走でしたが、こちらは大丈夫そう。
まあ二面性ある感じのキャラですし、実際どう思っているかは結構わかりにくいところがありますが。

「プリンセスを狙ってきたんですね!」
「いいや僕の目的は、君たちだよプリキュア」

エルちゃんでなく、プリキュアが狙いだと言うバッタモンダー。
ここへ来てちょっと新しい流れですね……やはり、多少は気にしているのでしょうか。

そして、鬼の遊具をランボーグ化するバッタモンダー。
対して、プリキュアたちは変身です。

鬼のランボーグは、腹から弾を発射し、鬼棍棒を振り回す能力持ち。
もともと野球ボールの的当ての遊具だったのか、そういう感じのランボーグになっています。

【ひろがるスカイ!プリキュア】第16話「えるたろう一座のおに退治」15

浮かせて落とすの基本がなっているのか、弾を避け反撃のキックを繰り出すスカイを打ち返すランボーグ。
それを空中でキャッチするウィング……お姫さま抱っこみたいなのキテル...

もっとも相性が悪そうなのがプリズムで、得意の光弾も直接打ち返され、非常に危険。
さらにランボーグ自身も弾を連射できるので、しばらくは防戦一方です。

【ひろがるスカイ!プリキュア】第16話「えるたろう一座のおに退治」16

「あーあ……滅茶苦茶だ。これじゃまるで、スカイランドのようじゃないか」
「王と王妃が倒れ、護衛隊の隊長も消えてしまって……弱いってなんて可哀想なんだ……」

この機に乗じて、素なのか故意か、バッタモンダーが煽る煽る。
人形劇や通信で精神的に持ち直していなかったら、なかなか危険だったかもしれません。

「いいえ! スカイランドは……弱くなど……ありません!」
「みんな! 希望を胸に、前に進もうと頑張っている! それは……私たちも! 同じ! 前に向かって進むだけです!」

立ち上がるプリキュアたち。
それを物陰から見守るエルちゃんも、声援を上げます。

【ひろがるスカイ!プリキュア】第16話「えるたろう一座のおに退治」17

「スカイー! プリズムー! ウィングー!」

その舌足らずな応援は、プリキュアに届きました。
そして襲い来るランボーグに……反撃開始です。

「きらめけ!」

【ひろがるスカイ!プリキュア】第16話「えるたろう一座のおに退治」18

光弾を投げ、それをランボーグの目の前で炸裂させます。
つまり目くらましですが、ただぶつけるだけでない技が加わったことで、戦いの幅が大きく広がりそう。

「ボクたちには、まだできることが、ある!!」
「たとえ、わずかな光でも!」
「希望の光は、心と拳を、無敵にしてくれるんです!」

棍棒をはたき落とし、バランスも崩したところでフィニッシュ。
それはもちろん、スカイとプリズムの『プリキュア・アップドラフト・シャイニング』!

【ひろがるスカイ!プリキュア】第16話「えるたろう一座のおに退治」19

そして浄化後、ミラーパッドでキラキラエナジーを回収。
全体(容器)からするとわずかですが、まさにこれが希望です。

かくしてランボーグは浄化され、キラキラエナジーを回収し、荒れた公園は元通り。
バッタモンダーも無様を晒して退散となりました。

その帰り道。

「ありがとうエルちゃん」
「私たちは、エルちゃんに元気をもらってばかりです」

そんなことを言っていると、自分で歩きたそうなエルちゃん。
この前、ようやく数歩歩けるようになったばかりかと思えば……子供の成長は早いですね。

【ひろがるスカイ!プリキュア】第16話「えるたろう一座のおに退治」20

えるたろう一行はどこまでも。 
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2023/05/21 16:00|TV・CD・本TB:2CM:4

【ひろがるスカイ!プリキュア】第15話:APPENDIX

第15話の感想の付録。
冒頭、OP、ED、次回予告などについてです。

【今回の1枚】

【ひろがるスカイ!プリキュア】第15話:APPENDIX-01

シャララ隊長。
うわキツ枠かと思いきや、案外かわいいかも……でもなんでそんなにスカート短いの。

明らかに重要そうなキャラなのですが、実は(現在のところ)フルネームがなかったり。
……というか、スカイランド人でファミリーネームがあるのが、現状ハレワタール家だけだったりしますね。

そうなると、どうしてハレワタール家だけあるのかというのも気になるところ。
過去作品を振り返れば、メインキャラで名字がない(ので改めてつけたりする)というのは珍しくないのですが。

今回の話でソラの両親が出てきましたが、それまではシャララ隊長が母親という可能性も考えてはいました。
まあそれは否定された感じですし、何よりもっと若そうですねシャララ隊長。

そしてもうひとつ気になるのは、ソラの家族が出てきつつも、弟が出てこなかったことでしょうか。
年の離れた弟とのことだったので、あの段階ではまだ生まれていなかったというだけかもしれませんが。

話をシャララ隊長に戻すと、結構衝撃的な(一時)退場となりました。
現時点の最大技に耐えるようなランボーグの四肢を切断できるあたり、本当に只者ではありませんね……。

ボロボロになっていたのは、抵抗を受けていた『アップドラフト・シャイニング』の余波でしょうか。
強いといっても生身なので、近づくだけでも大変なことになりそうではあります。

そしてMIAとなった訳ですが、本編感想でも触れた通り、フィクションにおいて高所からの落下、行方不明は生存の前フリです。
巷では何らかの過程を経て敵として再登場という予想が多そうですが、復活して別行動、終盤に合流というパターンもあるにはあるので、これはもう見守るしか。

そんなシャララ隊長を、王の側から引き離したバッタモンダーの采配も光るものがあると思います。
僕は実はカバトンを高く評価しているのですが、さすがはその同僚というところ。

まず種をまき、精製した爆弾で国民と王女の二択を迫り、最終的にはそれをもデコイにして直接アプローチしています。
護衛隊は国民の避難に、最高戦力であるプリキュアとシャララ隊長をランボーグに引き付けてというのは、なかなかにエグい。

最後の最後にはエルちゃんの願いを受け、復活したスカイの気迫に負けた格好ではありますが。
その表情は直接は描写されませんでしたが、割れたガラスによる間接的な表現、いつもと違う口調で十分に伝わるものがありました。

そういえば真偽不明ですが、プリキュアシリーズの意外なNGとして、メインキャラのドスを利かせた演技というのがあるらしいと聞いたことがあります。
そのあたりも、今作では打ち破って表現しているというところでしょうか。

【冒頭】

【ひろがるスカイ!プリキュア】第15話:APPENDIX-02

今回も、冒頭の挨拶や振り返り的なものはありませんでした。

【オープニング】

【ひろがるスカイ!プリキュア】OP比較[第14話・第15話]
(画像クリックで高解像度版表示)

今回、オープニングに1か所、わかりやすい変化がありました。
見ての通り、そして予想通り、シャララ隊長の逆光が外れてお顔が露わに。

今回の変更はここだけなのですが、前回のバッタモンダーはフライング気味だったのに、シャララ隊長はしっかりと合わせてきましたね。
そしてその回で退場(?)となってしまうという……効果的に衝撃的な演出だと思います。

【エンディング前】

【ひろがるスカイ!プリキュア】第15話:APPENDIX-04

今回のED前には、『ハピネスチャージプリキュア!』からキュアラブリーが登場。
例によって例の如く、順々に遡っています。

ラブリーも少し違うタイプですが、ヒーローに影響を受けているタイプのプリキュアなので、戦闘センスが頭ひとつ抜けています。
プリキュアは想いを力に(あるいは具現化)するので、このタイプとは相性がいいのでしょう。

あと、衣装がアイドルモチーフなのが、今作との共通点でしょうか。
まあアイドルといっても、指す対象が(時代で)ちょっと違っているような気もしますが。

そういえば、この作品はシリーズでも割と珍しく、完全に表立って全面戦争しているのですよね。
日常が常に戦時中というのも、なかなか見られないものだと思います。

【エンディング】

【ひろがるスカイ!プリキュア】第15話:APPENDIX-05

そんなわけで、EDにはラブリーが登場しました。

【次回予告】

【ひろがるスカイ!プリキュア】第15話:APPENDIX-06

次回は第16話「えるたろう一座のおに退治」。

雰囲気がガラッと一変して、エルちゃんメインの話になりそうです。
今回の話がかなりズッシリくる感じのシリアスだったので、いったん仕切り直す意図がありそうに思います。

ただ、おそらくまったく切り離されたわけではなく、そのあたりは上手いこと接続してくれることでしょう。
エルちゃんにとってもショックな出来事だったはずで、それをリカバーするためのトンチキ 面白い話という感じになるのではないでしょうか。

それで、お題目はひと目でわかるように『桃太郎』がモチーフと思われます。
エルちゃんが桃太郎で、ソラ・ましろ・ツバサくんがイヌ・サル・キジですね。

そうなると、消去法であげはさんが鬼ということになりますが、はたして……?
予告の画面を見るかぎりでは、ちょっと違いそうな感じではありますが。

見た目というと、どう見てもガッチャマンみたいなのがいますね?
特に意味はないと思われますが、やはりこのシルエットは目を引きます。

ソラがイヌなのは解釈一致……というか、日頃から犬っぽいと思っていました。

そして気になるのは、ましろのサルでしょうか。
どんな可愛らしいお猿さんを見せてくれるのでしょうね(案外……という方向に振ってくる予感はします)。
 
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2023/05/15 00:30|TV・CD・本TB:0CM:2

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