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【トロピカル~ジュ!プリキュア】第36話:APPENDIX

第36話の感想の付録。
考察、冒頭、提供、OP、アイキャッチ、次回予告、映画告知などについてです。

【今回の1枚】

【トロピカル~ジュ!プリキュア】第36話:APPENDIX-01

キュアパパイア。
本物のお伽の国に触れ、瞳を輝かせ感無量といった表情。

参った……これはちょっと美少女すぎる……。

しかし、これがすべて幻だったという現実。
あとまわしの魔女マジ許せねぇ……!

【プチ考察】

【トロピカル~ジュ!プリキュア】第36話:APPENDIX-02

今回は色々ありすぎて情報過多。
そこで、たまには……ということで、いくつかちょっと考えてみたいと思います。

まあ、考察というか、予想というか、妄想というか。

冒頭の夢は、伝説のプリキュアとあとまわしの魔女の戦いと思われます。
では、まなつはどこから見ていたのか。

見せられた夢なので俯瞰視点も十分にあり得ますし、魔女とプリキュアのどちらかということも考えられます。
そもそも伝説世代は、何人の物語なのでしょうか。

可能性としては、魔女とプリキュアのふたり、もしくはそれに人魚を加えた3人といった感じと思われます。
今作のプリキュアは人魚と不可分ですが、魔女自体が人魚的な要素を持っているので、前者もあり得るわけですね。

初めはパートナーだった人魚が、何らかの悲しい原因により魔女と化してしまった……という物語が考えられます。
今回の冒頭の夢は、その直後の場面だったと考えられます……悲壮感もありましたしね。

そうなると、この話題最初の、視点の話に戻ります。
初めは魔女と向かい合う視点で、最後はプリキュアと向かい合う視点でした。

単純に視点が移動したとも考えられますが、もしかしたら、主観は変わらず肉体が入れ替わったという可能性も。
今作では、これまで2度も(2度目はノーカンでもいいですが)、人格が入れ替わっている話をやっているわけですし。

希望的観測の立場でいえば、その入れ替わりの理由も邪悪なものではなく、互いを思い合った結果であって欲しいとは思います。
だからこそ、あの夢の雰囲気のは負の感情の中でも『悲しさ』が満ちていたのだと思いますし。

この仮定に基づくなら、魔女の正体は、記憶をなくしたプリキュアということになります。
そういえば今回、対象の記憶を抜き取る装置が登場していましたね……。

魔女の前ではプリキュアという言葉は禁句というのも、ここで繋がりそうですね。

では誰がそれを禁止したかといえば、現状それができるのはバトラーだけ。
今回もそういうムーブでしたし、バトラー黒幕説というのはあまりにもベタではありますが、あり得ない話ではない程度にはありそうです。

魔女の手下たちの中でも、バトラーだけ名前からポジションから浮いていますしね。
ほかはみんな役職+名前というネーミングですが、バトラーだけあくまでバトラー(執事)です。

魔女およびその手下が元グランオーシャンの民だというのは、今回で信憑性が出てきました。
本来であれば侵入を防ぐための魔法の壁が、一切機能した様子もなく(破られた形跡もなく)、侵入されていましたし。

さて、それでは元魔女は人間となって、どこへ行ったのでしょうか。
これはまあ、どう考えても女王でしょうね。

女王は人魚の女王なので、必然的に人魚であるはず(実際に、女王の見た目は人魚)……。
しかし、何らかの奇跡をもってすれば人魚・人間の変身が可能なのは、ローラが既に示しています。

女王といえば、誰も女王の名前を知らなかったのも、そもそも出自を偽っているからとも考えられます。
ローラも知ってる様子ではありませんでしたし、グランオーシャンの民の記憶を見ているはずのヌメリーも知らない様子でした。

女王は名を捨て、それ以来一度も名乗っていないのではないでしょうか。
そうなると、まなつが最序盤からずっとやって来た、名を名乗って相手の名を聞くという行為が、意味と重みを帯びてくるように思います。

ここまで、僕の予想というか妄想ですが、最後にひとつ希望を加えるとすると、魔女とプリキュアの行動は、互いを想い合った結果であって欲しいと思います。
プリキュアは魔女を想って身を差し出したのだと思いたいですし、女王は魔女のことを想って記憶を消したのであって欲しいです。

前者の想像ならいくらでもできるので、こちらは余裕でしょう。
後者も、女王が地上にローラを派遣した理由が魔女の手が人間界に伸びつつある(第01話)ということだったので、被害が自分たち(グランオーシャン)だけなら黙って耐えていたとも考えられますし、魂が人間の魔女(記憶喪失)に人間界を襲わせたくないという想いもあった……という見方もできるのではないでしょうか。

【冒頭】

【トロピカル~ジュ!プリキュア】第36話:APPENDIX-03

今回も、冒頭の挨拶はありませんでした。

【前提供】

【トロピカル~ジュ!プリキュア】第36話:APPENDIX-04

今回も、前提供は本編に組み込まれているパターンでした。

【オープニング】

【トロピカル~ジュ!プリキュア】第36話:APPENDIX-05
(画像クリックで高解像度版表示)

今回も、OPは『映画 トロピカル~ジュ!プリキュア 雪のプリンセスと奇跡の指輪!』の宣伝バージョン。
全員分の映画限定フォームと、巨女 オーケストラさんのお目見え。

【アイキャッチ】

【トロピカル~ジュ!プリキュア】第36話:APPENDIX-06

今回のアイキャッチは、ラメールでした。

【エンディング前】

【トロピカル~ジュ!プリキュア】第36話:APPENDIX-07

今回のED前は、ラメール&マリンでした。

【次回予告】

【トロピカル~ジュ!プリキュア】第36話:APPENDIX-08

次回は第37話「人魚の記憶!海のリングを取り戻せ!」。
お察しの通り、今回からの直接の続きですね。

グランオーシャン奪還に向かうも、道に迷い、重要な場所に到着する……という感じでしょうか。
見た感じ、グランオーシャンの隠された歴史とか、あるいは直近の、現女王の背景なども知ることができそうな雰囲気です。

少なくとも予告からは、『伝説の』何かについてあかされることは間違いなさそう。
今作で『伝説』といえば伝説のプリキュアなので、やはり今回の夢の答え合わせか、少なくともそのヒントはもらえそうな感じですね。

『海のリング』についても、奪還できそうな感じでしょうか。
まあ、メタ的に考えてしまうと、そうでもしないとあの超ゼッタイヤラネーダがどうしようもないので、手に入れることにはなると思いますが。

そうなると、新必殺技のお披露目回にもなりそうです。
『ランドビートダイナミック』の対になる技は、どんな生物が出てきてどんなことをする、どんな名前の技なのでしょうね。

【後提供】

【トロピカル~ジュ!プリキュア】第36話:APPENDIX-09

今回も、後提供も番組内に組み込まれているパターンでした。

【映画告知】

【トロピカル~ジュ!プリキュア】第36話:APPENDIX-10

今回も、ラストは映画の告知でした。
 
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2021/11/15 01:10|TV・CD・本TB:0CM:3

【トロピカル~ジュ!プリキュア】第36話「来たよ!人魚の国・グランオーシャン!」

先週は駅伝でお休みで、ようやくやって来た今回。
僕は欠乏症で不調な毎日でしたが、皆様いかがお過ごしでしたでしょうか。

その1回休みが影響したわけではないとは思いますが、今回は情報量が……情報量が多い!
まあ、魔女にしろグランオーシャンにしろ、滅多に行くことのない海底パートともなれば、そうなるのも必然ではありますが。

さて本編。

ある日、まなつの見る夢。
そこには、まなつの知らない景色が広がっていました。

【トロピカル~ジュ!プリキュア】第36話「来たよ!人魚の国・グランオーシャン!」01

荒廃した街で、どうやら、あとまわしの魔女と戦っているようです。
そしてそこには、かの伝説のプリキュアの姿もありました。

そうなると、まなつの主観は誰なのでしょうね?
プリキュアと共闘しそうなのは、パートナーである人魚……そう考えると、消去法でグランオーシャン女王でしょうか。
あるいは……?(このあたりの予想あるいは考察については、別記事でやるかもしれません)

そこで、悲鳴とともに目を覚ますまなつ。
起こされたローラに夢の内容を説明しようとしたとき、『マーメイドアクアポット』から『トロピカルハートドレッサー』が飛び出してきます。

ドレッサーに映っていたのは、グランオーシャン女王。
どうやら、ドレッサーを介して通信ができる(可能になった)ようですね。

翌日、その話をさんごたちに話すまなつ。
女王の話の内容は、ローラとプリキュアをグランオーシャンに招待するものでした。

そんな面白そうな話、トロピカる部ならすぐに飛びつきます。
実際、異論のひとつも出ることなく、グランオーシャン行きが決定しました。

【トロピカル~ジュ!プリキュア】第36話「来たよ!人魚の国・グランオーシャン!」02

そんなこんなで週末。
グランオーシャンに向けて出発です。

人魚のローラはもちろん、人間もプリキュアになれば水中でも呼吸ができるというのは、既に出てきたとおり(第16話)。
『秘密の海流』に乗り、グランオーシャンを目指します。

【トロピカル~ジュ!プリキュア】第36話「来たよ!人魚の国・グランオーシャン!」03

そうして深く深く潜り、大きな渦巻きに到着。
この中にグランオーシャンはあるようですが……?

「この渦巻きが、魔法の力でグランオーシャンを守っているの」
「どうやって通り抜けるんだ?」
「それはね……」「くるるーん!」

【トロピカル~ジュ!プリキュア】第36話「来たよ!人魚の国・グランオーシャン!」04

くるるんの力で、渦に通り道が出現。
ようやく、くるるんに役目が……鍵となるキャラだったわけですね。

「海の妖精と人魚だけが、この渦を通り抜ける道を作ることができるのよ」
「くるるん!」

そうして渦を抜けると……そこは、グランオーシャン。
国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。

【トロピカル~ジュ!プリキュア】第36話「来たよ!人魚の国・グランオーシャン!」05

迎えの小舟で入国すると、中はパレード。
文字どおり国を挙げて歓迎されているようです。

「すごいね、ローラ!」
「うん。私が地上に行ったときは、まだみんなやる気を奪われて大変だったけど、もうこんなに復興してるなんて……」

ローラの感慨もひとしおでしょうね……。
そして、一行は王宮へ。

「リップがあれば、変身を解いても水中で息ができるなんて……」
「すごい……」
「便利だよね。あっ、今度、水泳の授業でも使っちゃおうかな?」
「グランオーシャンの中だけかもしれないから、試さない方がいいと思う」

そんな感じで、変身を解いて王宮を進みます。
まあこの設定は、メタ的な要素が多分に絡んでいる気もしますが……。

かくして、女王と謁見です。
再開を喜ぶローラと、挨拶をする女王。

「ようこそ、グランオーシャンへ」
「初めまして、女王さま! 私は夏海まなつ! 女王さまのお名前は?」

【トロピカル~ジュ!プリキュア】第36話「来たよ!人魚の国・グランオーシャン!」06

相手が誰でも、まなつはこれを欠かしません。
しかし、女王の反応はありません。

「ちょっ……まなつ!」
「無礼」
「えー、そうかなぁ?」

無礼なのは事実ですが、女王の対応も不自然ではあります。
まあ、ここでは誰も気付いていないようですが……。

「そうよ。女王さまは女王さまだもの。そうでしょ?」
「改めて、初めまして。私がグランオーシャンの女王です。皆さんの活躍には、いつも感謝していますよ。ありがとう」

感謝を述べる女王。
それでも名乗ったりはしませんね……というか、この感じだと、ローラも女王の名前は知らないようです。

「私たちの方こそ、プリキュアになれてよかったです。お陰で、すっごくトロピカれるようになりました!」
「こうして、みんなと仲間にもなれたし」
「ひとりじゃできない色んなことも経験できた」
「ですから、お礼を言うのは、私たちも同じです」

それこそ命がけで、痛い思いをしながらの戦いなのに、こう返答できるのは本当にいい子たちですね。
だからこそプリキュアになれたともいえるので、そのあたりは表裏一体かもしれませんが。

「あなたも頑張ってくれていますね、ローラ」
「エヘヘ、別にそれほどでも……あるけど」

女王が『トロピカる』に対して何の反応も示さなかったのも、違和感ポイントと思われます。
ここまでずっと、初めて聞いた人はナニソレという感じの反応してましたからね……まあ、女王の貫録でスルーした可能性も、あるにはありますが。

「あなたもね、くるるん」
「くるるーん!」

女王は、くるるんにも言葉をかけるのを忘れません。
くるるんはよろこんで撫でて貰おうとしますが……ところが、その頭がなでられることはなく。

【トロピカル~ジュ!プリキュア】第36話「来たよ!人魚の国・グランオーシャン!」07

ここは明確に、様子がおかしいと気付くポイントですね。
そしてここでローラの顔を映さないのは、なかなかお上手。

その後、みんなで祝宴(お食事会)。
豪華な食事に、舌鼓を打ちます。

ここでも、女王は食事に手をつけないのですが……これはそこまで不自然でもないでしょうか。
身分的なものとか、そもそも体の大きさが違いすぎるとか、理由はつけられそうではあります。

食べ終わったところで、本題とばかりに話を切り出す女王。
徐々に徐々に、胡散臭さのレベルが上がっていきますね……。

【トロピカル~ジュ!プリキュア】第36話「来たよ!人魚の国・グランオーシャン!」08

「実は、皆さんを呼んだのには、お礼のほかにもうひとつ理由があります」
「理由?」
「ええ。皆さんが見つけ出してくれた大地のリング、あのリングには対になる海のリングが存在するのです」
「海のリング?」
「ええ。そしてそのリングは、このグランオーシャンのどこかに隠されているらしいのです。見つけ出すことができれば、海のリングはきっと、あなた方に更なる力を与えてくれることでしょう。探していただけますか?」
「そういうことなら、任せてください!」

そんなわけで、大地のリングを使い、海のリングの捜索。
まあ実際のところ、探しがてらグランオーシャンの観光です。

ファンタジーなグランオーシャンを見て回り、一行(くるるん除く)はやがて、『シャボンフラワー』の花園へ。
ここは、ローラのお気に入りの場所だそうです。

そして、シャボンフラワーの実は『貝殻クッキー』の原料。
……なので、集めてくるるんへのお土産にすることに。

【トロピカル~ジュ!プリキュア】第36話「来たよ!人魚の国・グランオーシャン!」09

シャボンフラワーの匂いにほおを緩めるまなつ。
それを見て、ローラは南乃島でブレスレットを見つけたとき(第22話)の匂いが、シャボンフラワーのものであったことに気付きます。

「懐かしい匂いに誘われて行ったら、ブレスレットがあって。匂いの元の練り香水って、このシャボンフラワーの香りだったんだわ」

だとすると、やはり、それがどうして南乃島に?という話でもあります。
このあたりも、伝説のプリキュア世代に関わりがありそうですね。

ここで、唐突に疑問をぶつけるまなつ。
そしてローラから、衝撃の回答が。

「そうだ、ほかにも人魚はいたけど、ローラのお父さんとかお母さんとかは?」
「人魚は人間みたいに、親から生まれるわけじゃないの。大きな貝の中から生まれるのよ」

【トロピカル~ジュ!プリキュア】第36話「来たよ!人魚の国・グランオーシャン!」10

そんな、『ヴィーナスの誕生』みたいな……。
でもこれ、もしかすると人間でいうところのキャベツ畑の話である可能性もあるので、話半分(貝から生まれるものの、やっぱり卵は産み付けるみたいな)くらいで聞いた方がいいかもしれませんね?

「トロピカルパクトも貝殻の形だし、色々と縁が深いのかもな」
「そっかー……そうだ、忘れてた! 私、また夢見たんだ。伝説のプリキュアの夢」

「大地のリングのときも……」
「伝説のプリキュアが教えてくれたって言ってたよね」
「今回も、何か関係あるかも」
「うん」
「詳しく話しなさい」

ここでようやく、まなつは夢の話を思い出します。
それにしても、リングに関係していることに真っ先に思い当たるあたり、さすがはみのりん先輩です。

「『何かと戦って泣いていた』か……」
「不思議な夢……」
「何か伝えたかったのかな?」
「わからないけど、一応女王さまにも聞いてみましょう」

そんなわけで、一旦女王の下へ。

「リングは見つかりましたか?」
「まだです。ところで女王さま、くるるんは?」
「さぁ……」
「さぁ?」

女王の素っ気ない反応に、ローラも確実に違和感を覚えた様子。
しかし、話はそのまま続きます。

【トロピカル~ジュ!プリキュア】第36話「来たよ!人魚の国・グランオーシャン!」11

「これを、くるるんにプレゼントしようと思って」
「何です? それは。そんな汚い実も、ペットの話もどうでもいいのです。それよりリングです。ちゃんと探したのですか」

焦っているのか素なのか、余裕がなくなって来ている感じですね。
まあ、それでも初対面であるまなつたち相手ならなんとかなるのでしょうが……。

「仕方ありませんね。大地のリングとコンパクトを渡してください」
「えっ?」
「一時的にパワーアップして、探しやすくします。さぁ」

迫る女王。
従いそうになるまなつですが……それを、ローラが制します。

【トロピカル~ジュ!プリキュア】第36話「来たよ!人魚の国・グランオーシャン!」12

「あなた誰!?」
「何を言っているのです? ローラ。 私はグランオーシャンの女王です」
「ウソね! 女王さまはくるるんのこと、すごくかわいがってた。どうでもいいなんて絶対に言わない! シャボンフラワーを汚い実呼ばわりもしない! トロピカルパクトを渡せとかも変よ! 白状なさい! あなた一体誰!?」

睨み合っていると、行方不明のくるるんが、誰かに追われている様子でやってきます。
追って来たのは……チョンギーレ。

【トロピカル~ジュ!プリキュア】第36話「来たよ!人魚の国・グランオーシャン!」13

そして、女王の正体もヌメリーであることが明らかに。
今回の冒頭で、人魚か妖精を連れていないとグランオーシャンに入れないという話があったと思うのですが……力尽くで破った痕跡もありませんでしたし、魔女の手下たちはどうやって侵入したのでしょうね?

正体がバレると、泡と消える女王。

【トロピカル~ジュ!プリキュア】第36話「来たよ!人魚の国・グランオーシャン!」14

「幻?」
「そうよ。この街にいた住人は全部偽物。あとまわしの魔女さまから授かった蜃気楼の魔術でできた幻だったの」

結構エグいことしますね……。
お伽の国へやって来たみのりん先輩の感動も、祖国の復興を見たローラの喜びも、全部虚構だったわけです。

そして、合流した一行はくるるんに連れられ、地下の秘密の部屋へ。
そこには囚われの女王と、グランオーシャンの国民たちが。

【トロピカル~ジュ!プリキュア】第36話「来たよ!人魚の国・グランオーシャン!」15

「その装置でそこに繋がっている妖精たちの記憶を吸い出して、その記憶を元にグランオーシャンの住人の幻が作られたってわけ。どう? 本物そっくりだったでしょ」
「ひどい!」
「記憶を吸い出すなんて……よくもこんなものを!」
「あーら。その装置は、もともとここにあったものよ。あたしたちはちょっと拝借しただけ」

これはグランオーシャンの闇では?
どうしてそんなものが……と考えると、そういえばアクアポットも結構な危険アイテムですし、グランオーシャンも清廉潔白ではないのかもしれません。

それはともかく、こうなればもう戦闘しかありません。
女王さまたちを助けるため、変身です。
「今日も元気だ! トロピカル~ジュ!プリキュア!!」

広い場所で戦闘するため、王宮、そして街から離れたところに移動。
そこでチョンギーレが生きているタコを取り出し、ヌメリーがそれを超ゼッタイヤラネーダに。

【トロピカル~ジュ!プリキュア】第36話「来たよ!人魚の国・グランオーシャン!」16

「おぉ、ほんとに生きてるやつでもヤラネーダにできるんだな」
「強そう!」

「生き物がヤラネーダになった?」
「こんなの初めてかも」

「そうよ。あたしたち、生き物はくれぐれもヤラネーダにしないように言われてたの」

史上初、生き物由来のヤラネーダです。
禁止されていたらしいですが、誰が禁止したのか、どうして今回は許されたのかというのが、気になるところです。

さて、そのヤラネーダですが……強敵です。
通常攻撃ではまったく有効打にならず、ローラは『プリキュア・オーシャンバブルシャワー』を繰り出します……が。

【トロピカル~ジュ!プリキュア】第36話「来たよ!人魚の国・グランオーシャン!」17

いとも簡単に破られてしまいます。
これ、単体の扱う必殺技としては今作最強格なので、なかなかヤバい状況です。

「まぁ、ほんとにすごいわ」
「生き物をヤラネーダにすると、強くなりすぎて危険だからダメだって言われてたけど」
「こりゃ納得だぜ」

禁止された理由としては、扱いきれないから……というところでしょうか。
あるいは、周辺への被害も考慮している?

こうなると、もう執れる手段はそんなにありません。
『プリキュア・ランドビートダイナミック』で、一気に勝負を仕掛けます。

【トロピカル~ジュ!プリキュア】第36話「来たよ!人魚の国・グランオーシャン!」18

……が、それすらも高速回転で振り払うヤラネーダ。
現状最強の必殺技を、こうも事もなげに破られると……絶望感ありますね。

動揺するプリキュアたちを拘束し、高速回転で苦しめるヤラネーダ。
その様子を見て、満足げな魔女の手下たち。

「これであとまわしの魔女さまを喜ばせることができそうね」
「ああ。ちょろちょろ復活してたグランオーシャンも、また踏み潰してやったしな」
「女王も、海の妖精たちの幻を人質にしたら、あっさり捕まえられたしね」

今回の話の、魔女の手下サイドの視点ですね。
復興の途にある街を潰し直したというのもなかなか鬼畜です。

女王も、人質がなければ魔女の手下に後れを取らない可能性も残されましたね。
まあ、そうでもないとそもそも物語の冒頭でグランオーシャンが完全に壊滅してそうですが。

絶望的な状況ですが、プリキュアは諦めません。
それでこそプリキュアともいえます。

「こんなヤツらに負けたくない!」
「こんなにきれいな国を……」
「やさしい妖精たちを……」
「これ以上、好きにさせてたまるものか!」
「絶対諦めないわ……私はみんなを守って、グランオーシャンの女王になるのよ!」

【トロピカル~ジュ!プリキュア】第36話「来たよ!人魚の国・グランオーシャン!」19

そんなプリキュアの、ラメールの思いに、そばにあった貝が反応します。
そしてその中から……『海のリング』が。

たまたまその場所にあったのか、想いに応えて現れたのか……。
そしてこれは、『人魚は貝から生まれる』に対応した出現ですね。

これで逆転の糸口を……と思った瞬間。
海のリングを手に取ったのは。

【トロピカル~ジュ!プリキュア】第36話「来たよ!人魚の国・グランオーシャン!」20

バトラー。
最初から、ずっとこれを狙っていたのでした。

ここまで全部、バトラーの手のひらの上だったわけです。
そして、プリキュアはもう用済みとばかりに、ヤラネーダにトドメを指示するバトラー。

しかし、ここまでの戦闘の余波で、グランオーシャンを守る魔法の壁に損傷が。
それがついに決壊し、激流が流れ込み、プリキュアたちはそれに飲まれてしまいました。

【トロピカル~ジュ!プリキュア】第36話「来たよ!人魚の国・グランオーシャン!」21

果たしてどうなってしまうのか……?
 
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2021/11/14 13:15|TV・CD・本TB:2CM:3

web拍手レス

調子が狂う。

web拍手。
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2021年11月1日
14:21( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーン or ( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーン

ハロウィン間に合ってませんよ。・゚・(ノД`)・゚・。
 
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2021/11/08 05:12|web拍手TB:0CM:0

【トロピカル~ジュ!プリキュア】第35話:APPENDIX

第35話の感想の付録。
冒頭、提供、OP、アイキャッチ、次回予告、映画告知などについてです。

【今回の1枚】

【トロピカル~ジュ!プリキュア】第35話:APPENDIX-01

キュアコーラル&キュアパパイア。
簀巻きかわいい。

今回、まなつ(サマー)がずっと悩んでいたので、それとバランスを取るためか、絵柄はかわいい寄りな感じが多かった気がします。
まあ、このふたりに関しては、タイプは違えどいつも大体かわいいのですが。

【冒頭】

【トロピカル~ジュ!プリキュア】第35話:APPENDIX-02

今回は、冒頭の挨拶はありませんでした。

【前提供】

【トロピカル~ジュ!プリキュア】第35話:APPENDIX-03

今回も、前提供は本編に組み込まれているパターンでした。

【オープニング】

【トロピカル~ジュ!プリキュア】第35話:APPENDIX-04
(画像クリックで高解像度版表示)

今回も、OPは『映画 トロピカル~ジュ!プリキュア 雪のプリンセスと奇跡の指輪!』の宣伝バージョン。
映画限定フォームらしきものもお目見えです。

【アイキャッチ】

【トロピカル~ジュ!プリキュア】第35話:APPENDIX-05

今回のアイキャッチは、いわゆる変身前バージョン(後期版)でした。

【エンディング前】

【トロピカル~ジュ!プリキュア】第35話:APPENDIX-06

今回のED前は、サマー&ブロッサム。
この流れだと、ここはこのペアとラメール&マリンの2組だけになりそうですね。

【次回予告】

【トロピカル~ジュ!プリキュア】第35話:APPENDIX-07

まず、11月7日の放送はお休みのようで、次回は11月14日になるようです。
駅伝ですね……この隙に映画を見に行けというお達しかもしれません。

【トロピカル~ジュ!プリキュア】第35話:APPENDIX-07

そして、次回は第36話「来たよ!人魚の国・グランオーシャン!」。
ついにまなつたちも、人魚の国に足を踏み入れるようです。

グランオーシャンは、序盤に侵攻されて以来、直接の描写はなかったので、現在どうなっているか気になるところ。
そもそも情報がほとんどないので、何が描写されても貴重なのですが。

予告を見るかぎり、どうやら大々的に歓待されている様子。
非常事態に救世主の訪問なので、ある意味当然の反応ではあるのですが……たまにそうでないこともあったりしますしね。

そして、やはり気になるのは、最後の指輪。
これが例の、『大地のリング』と対をなす『海のリング』なのでしょうか。

【エンドカード】

【トロピカル~ジュ!プリキュア】第35話:APPENDIX-08

今回のエンドカードは、前回のものと同一でした。

【後提供】

【トロピカル~ジュ!プリキュア】第35話:APPENDIX-09

今回も、後提供も番組内に組み込まれているパターンでした。

【映画告知】

【トロピカル~ジュ!プリキュア】第35話:APPENDIX-10

今回も、ラストは映画の告知でした。
 
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2021/11/01 01:07|TV・CD・本TB:0CM:3

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