『マジック・オリジン/Magic Origins』が発売されてまだ日も浅いですが、10月に発売予定のMTG次期セット『戦乱のゼンディカー/Battle for Zendikar(BFZ)』の情報が出始めました。 1ブロック2セット制における、初の製品ですね。
そんなわけで、今回は1枚。 ソースはこちら。
忘却蒔き/Oblivion Sower (6) Creature - Eldrazi (M) あなたが忘却蒔きを唱えたとき、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは自分のライブラリーの一番上から4枚のカードを追放する。その後あなたは、追放領域からそのプレイヤーがオーナーである土地・カードを、望む枚数あなたのコントロール下で戦場に出してもよい。 5/8
When you cast Oblivion Sower, target opponent exiles the top four cards of his or her library, then you may put any number of land cards that player owns from exile onto the battlefield under your control. 5/8
6マナ5/8の、エルドラージ。 神話レア。
無色でありアーティファクトではない、エルドラージが帰ってきました。 色拘束がまったくなく、それでいてアーティファクト除去に対する脆さもありません。
その上で、6マナ5/8の基本性能は、回避能力こそないものの立派。 概ね、《ファイレクシアの大男/Phyrexian Hulk(M13)》《黒曜石のゴーレム/Obsianus Golem(6ED)》《六角板のゴーレム/Hexplate Golem(MBS)》の上位互換ですね。
あとは回避能力をどうするかですが、《執念の剣/Sword of Vengeance(M11)》など、装備品を使うのが色に制限されずよさそうです。 このままでも十分なサイズを持っているため、《勝利の戦車/Chariot of Victory(JOU)》などの、P/Tに修整を加えないタイプの、本来ちょっと使いづらい装備品も輝けるような気がします。
そしてcip能力で、相手のライブラリーを4枚削り、土地を自分のものにできます。 テキストからして、出せる土地カードはこの能力で追放したカードに限定されないので、ほかに土地もしくは土地カードを追放する手段を組み合わせて、悪さをすることもできそうですね。 
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