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| 去る1月18日に行われた、『平成27年度(2015年度)大学入試センター試験:化学』を解いてみました。 今年は新旧両過程の試験が行われましたが、そのうちの新課程の方です。
問題や解答はネット上に公開されていますので、そちらをご確認ください。 (『朝日新聞デジタル』、『河合塾』、『東進』)
どうやら毎年ご好評いただいているようなので、今年も……という感じです。 解答自体は公開されているわけなので、一応解説がメインです。 ……ですが、私製の定めとして、もしかしたら誤りがあるかもしれません。 あしからずご了承下さいませ。
記事は、大問ごとに分けてあります。 この記事では、その5として第5問と第6問を行います。
平成27年度(2015年度)大学入試センター試験:化学(新課程) 【第5問】(選択問題:9点)
問1[1]③(3点)
高分子化合物に関する問題。
フェノール樹脂は、熱可塑性ではなく熱硬化性樹脂であるので、③は誤り。
問2[2]④(3点)
ナイロンに関する問題。
6,6-ナイロンの「6,6-」は、原料の炭素数を表しているので、炭素数が6の化合物2つがアミド結合でつながっているものを選ぶと、正解は④。
問3[3]②(3点)
ビニロンに関する問題。
まず、ポリビニルアルコールの繰り返し単位を2倍にして考える。 そうすると、アセタール化されていない部分の式量は88で、アセタール化された部分の式量は100となる。

したがって、正解は②。
【第6問】(選択問題:9点)
問1[1]③(3点)
天然物に関する問題。
アミロペクチンはアミロースより枝分かれの多い構造を持つので、③は誤り。
問2[2]③(3点)
アミノ酸の問題。
まず、不斉炭素原子を持つ化合物を探すと、③④⑤。
次に、含まれる官能基の性質を考える。 酸性のカルボキシル基と塩基性のアミノ基を同数持つものを選ぶ。
したがって、正解は③(セリン)。
問3[3]⑥(3点)
シクロデキストリンの加水分解の問題。
与えられているシクロデキストリンは6個のグルコースからなり、グリコシド結合を6つ持っていることから、式を立てる。

したがって、正解は⑥。 
| 2015/01/29 12:47|センター化学・共通テスト化学|TB:0|CM:0|▲
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