今回は5枚。 ソースはこちら。
通りのひきつけ/Street Spasm (X)(R) Instant (U) あなたがコントロールしていない飛行を持たないクリーチャー1体を対象とする。通りのひきつけはそれにX点のダメージを与える。 超過(X)(X)(R)(R)(あなたはこの呪文をこれの超過コストで唱えてもよい。そうした場合、通りのひきつけはあなたがコントロールしていない飛行を持たない各クリーチャーにそれぞれX点のダメージを与える。)
Street Spasm deals X damage to target creature without flying you don't control. Overload (X)(X)(R)(R) (You may cast this spell for its overload cost. If you do, change its text by replacing all instances of "target" with "each.")
不定マナ・コストのインスタント。 『ラヴニカへの回帰/Return to Ravnica』の新能力、『超過/Overload』持ち。
そのまま使うと、飛行を落とせない代わりに《熱光線/Heat Ray(ROE)》。 インスタントなので、それなりに便利だと思います。
そして、新キーワード能力の『超過/Overload』。 日本語だとこのカードのことしかわかりませんが、英語だと全体像が見えます。 つまり、「対象」と書かれている部分を「各」に変更する能力のようですね。
『超過/Overload』モードだと、一方的に相手の地上戦力にダメージを与えられます。 モード選択の自由度が上がった分、効率は多少落ちることになりますが。
おそらく、『超過/Overload』コストを上下させるカードも登場するのでしょうね。
屑肉の刻み獣/Dreg Mangler (1)(B)(G) Creature - Plant Zombie (U) 速攻 活用(3)(B)(G)((3)(B)(G),このカードをあなたの墓地から追放する:クリーチャー1体を対象とし、それの上にこのカードのパワーに等しい数の+1/+1カウンターを置く。活用はソーサリーとしてのみ行う。) 3/3
Haste Scavenge (3)(B)(G) ((3)(B)(G), Exile this card from your graveyard: Put a number of +1/+1 counters equal to this card's power on target creature. Scavenge only as a sorcery.) 3/3
2色3マナ3/3速攻の植物・ゾンビ。 『ラヴニカへの回帰/Return to Ravnica』の新能力『活用/Scavenge』持ち。
基本性能は、黒緑になった《タールルーム・ミノタウルス/Talruum Minotaur(6ED)》。 悪くない性能だと思います。
そして、新キーワード能力の『活用/Scavenge』。 これは、墓地から追放することで、クリーチャーを永続強化する能力のようです。
死んでも使いみちがある速攻持ちということで、なかなか便利そうなクリーチャーですね。
コロヅダのギルド魔道士/Korozda Guildmage (B)(G) Creature - Elf Shaman (U) (1)(B)(G):クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで、+1/+1の修整を受けるとともに威嚇を得る。 (2)(B)(G):トークンでないクリーチャー1体を生け贄に捧げる:緑の1/1の苗木・クリーチャー・トークンをX体戦場に出す。Xは、その生け贄に捧げられたクリーチャーのタフネスに等しい。 2/2
(1)(B)(G): Target creature gets +1/+1 and gains intimidate until end of turn. (2)(B)(G), Sacrifice a nontoken creature: Put X 1/1 green Saproling creature tokens onto the battlefield, where X is the sacrificed creature's toughness. 2/2
2色2マナ2/2のエルフ・シャーマン。
ギルド魔道士らしく、2つの起動型能力を持っています。 ただし、今回は、2つとも2色のマナで起動するようですね。
1つめの能力は強化+回避能力付加。 威嚇は、多色環境で自身も多色なので多少不利な面は否めませんが、牽制にはなると思います。
2つめの能力はトークン生成。 生け贄に捧げたクリーチャーのタフネスの数だけ出てくるので、《解放の樹/Tree of Redemption(ISD)》などと組み合わせてみたいですね。 《土着のワーム/Autochthon Wurm(RAV)》とも、互いに相性がよさそうです。
イゼットの魔除け/Izzet Charm (U)(R) Instant (U) 以下の3つから1つを選ぶ。「クリーチャーでない呪文1つを対象とする。そのコントローラーが(2)を支払わないかぎり、それを打ち消す。」「クリーチャー1体を対象とする。イゼットの魔除けはそれに2点のダメージを与える。」「カードを2枚引き、その後カードを2枚捨てる。」
Choose One - Counter target noncreature spell unless its controller pays (2); or Izzet Charm deals 2 damage to target creature; or draw two cards, then discard two cards.
2色2マナのインスタント。
新しい魔除け。 意外なことに、2色の魔除けは初めてです。
1つめのモードは《呪文貫き/Spell Pierce(ZEN)》。 2つめのモードは《ショック/Shock(M12)》。 そして、3つめのモードは《入念な研究/Careful Study(ODY)》もしくはフラッシュバックのない《信仰無き物あさり/Faithless Looting(DKA)》。 ……なるほど、確かに青赤の呪文ですね。
魔除けシリーズは毎回便利ですが、特にこのインスタントは3つのモードがかみ合っていて無駄になりにくそうでいいですね。
ゴブリンの電術師/Goblin Electromancer (U)(R) Creature - Goblin Wizard (C) あなたが唱えるインスタント呪文とソーサリー呪文は、それを唱えるためのコストが(1)少なくなる。 2/2
Instant and sorcery spells you cast cost (1) less to cast. 2/2
2色2マナ2/2のゴブリン・ウィザード。
インスタントとソーサリーのメダリオン。 影響が大きそうなカード・タイプですが、多色環境になることを踏まえ、効果が大きすぎないタイミングでの登場ということなのでしょう。 多色呪文は、相対的に不特定マナ・コストは少ないですからね。
また、効率自体は悪くないのですが、やはり死にやすい小型クリーチャーという点にも注意が要りそうです。 コストを軽減した呪文で守りたいところです。 
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