まあ、プレビュー記事ではないのですけど。 更に、セット名は『Lorwyn』ですが、日本語が『ローウィン』で合っているのか分かりませんが。
何にしても、カードはこちら。 リンク先にソース。
Liliana Vess (3)(B)(B) Planeswalker - Liliana (R) +1 : Target player discards a card. -2 : Search your library for a card, then shuffle your library and put that card on top of it. -8 : Put all creature cards in all graveyards into play under your control. 5 Illus. Aleksi Briclot 121/301
遂に来ました、プレインズウォーカーのカード化です。 正確に言うと、新カードタイプ『プレインズウォーカー』のカードの登場です。 《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》に印刷されている注釈文(Oracleでは削除済み)でその登場は予見されていたわけですが、早くも登場ですね。
能力は現時点では全然分からないと言わざるを得ない!
起動型能力と思しきものがあるので、パーマネントなのでしょうね。
伝説性についての記述はありませんが、伝説性かもしくはそれに類するものは持っていそうですね。 伝説のクリーチャーですら同名のカードが1枚しか場に存在できないのに、プレインズウォーカーがそうでないのはおかしいですし。 サブタイプがファーストネームと言うことは、異名のカードでもサブタイプが被ると駄目というパターンのような気もします。 そうなると仮定すると、問題は先に出した方が残る(旧レジェンドルール)のか、後に出した方が残る(ワールドエンチャント)のか、対消滅する(現レジェンドルール)のかが気になるところですね。
クリーチャーならパワーやタフネスが記されるところに『5』とありますが、これは何でしょう? 起動型能力と思しきもののコストも、正負の記号付きの良く分からない数字ですね。 順当に考えれば、この右下の数字を増減させて能力を起動するのだとは思いますが……。 問題は、正負どちらのコストを使用する能力も使用者にとってプラスになることなのですよね。 ……となると、起動タイミングや回数を縛るルールがありそうですね。 「各ターンに1回まで」の制限があればそこまで酷いことにはならなさそうですし。 また、1つめの能力から考えて、デフォルトでソーサリータイミングでしか使えないのかも分からんね。
しかし……コストは良く分かりませんが効果は強烈ですね。 2つめの能力はライフ損失のない《吸血の教示者/Vampiric Tutor(6ED)》です。 これはもうプリズマティックでの禁止カード指定は確定事項かも分からんね。 3つめの能力は《Hymn of Rebirth(ICE)》に《放射/Radiate(TOR)》を使ったような(対象が墓地のカードなので厳密には《放射/Radiate(TOR)》では駄目ですが、雰囲気だけ感じ取って下さいませ)、ある種の究極リアニメイト。 こうなると、1つめの能力が対象を取るハンデスなのが噛み合っていて良い感じに見えてきますね。
ところで、プレインズウォーカーを除去するにはどうすればいいのでしょうね? 《終止/Terminate(PLS)》や《神の怒り/Wrath of God(10E)》や《ネビニラルの円盤/Nevinyrral's Disk(5ED)》が効かないのは間違いないでしょう。 《名誉回復/Vindicate(APC)》や《黙示録/Apocalypse(TMP)》や《忘却石/Oblivion Stone(MRD)》なら効くかも知れません。 現状、どう考えても除去がしにくいというのもポイントの1つかも知れません。 
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