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【令和6年度(2024年度)大学入学共通テスト】化学[第5問]解答・解説

去る1月14日に行われた『令和6年度(2024年度)大学入学共通テスト:化学』を解いてみました。

問題や解答はネット上に公開されていますので、そちらでご確認ください。
『朝日新聞デジタル』『読売新聞オンライン』

解答自体は公開されているので、一応、解説がメインです。
……ですが、私製の宿命として、もしかしたら誤りがあるかもしれません。
あしからずご了承下さいませ。

記事は大問ごとに分割しています。
この記事ではその5(最後)として、第5問を取り扱います。

令和6年度(2024年度)大学入学共通テスト:化学
【第5問】(20点)

問1[27]④(4点)

質量分析法の定量性に関する問題。

検量線のグラフが与えられているので、値を読み取り計算する。

【令和6年度(2024年度)大学入学共通テスト】化学・第5問・問1
(画像クリックで高解像度版表示)

$0.5 \times {10^{ - 8}}\;[{\text{g}}] \times \dfrac{{90\;[{\text{mL}}]}}{{3.0\;[{\text{mL}}]}} = 1.5 \times {10^{ - 7}}\;[{\text{g}}]$

したがって、正解は④。

問2[28]③(4点)

同位体希釈質量分析法(質量分析法で物質量を求める)の問題。

求める銀の物質量は、各同位体の物質量を用いて以下の様に表すことができる。

$n = {n_{107}} + {n_{109}}\;[{\text{mol}}]\quad \cdots {\text{(i)}}$

実験Ⅰより、試料中に含まれる各同位体の物質量比は等しい。

${n_{107}}\;[{\text{mol}}] = {n_{109}}\;[{\text{mol}}]\quad \cdots {\text{(ii)}}$

実験Ⅱの操作は、以下の式で表すことができる。
ここから、求める物質量を計算する。

$\begin{align}
\dfrac{{{n_{107}}\;[{\text{mol}}] \times \dfrac{{100\;[{\text{mL}}]}}{{200\;[{\text{mL}}]}} + 5.00 \times {{10}^{ - 3}}\;[{\text{mol}}]}}{{{n_{109}}\;[{\text{mol}}] \times \dfrac{{100\;[{\text{mL}}]}}{{200\;[{\text{mL}}]}}}} &= \dfrac{{75\;[\% ]}}{{25\;[\% ]}} \\
\dfrac{{\dfrac{n}{2} \times \dfrac{{100}}{{200}} + 5.00 \times {{10}^{ - 3}}}}{{\dfrac{n}{2} \times \dfrac{{100}}{{200}}}} &= \dfrac{{75}}{{25}}\quad \left( {\because \;{\text{(i)}},\;{\text{(ii)}}} \right) \\
n &= 1.00 \times {10^{ - 2}}\;[{\text{mol}}] \\
\end{align} $

したがって、正解は③。

問3a[29]④(4点)

質量分析法のフラグメンテーションの問題。

まず、メタンの質量スペクトルとイオンの強度分布から、メタンの主たるピークは分子ピークである。
そしてそれは、クロロメタンでも同様の傾向を示すと推測できる。

ここで、塩素の同位体比より、主たるピークは${\text{C}}{{\text{H}}_{\text{3}}}^{{\text{35}}}{\text{C}}{{\text{l}}^ + }$つまり50のものになると考えられる。
したがって、①③⑥は誤り。

また、その比が$3:1$なので、その相対強度は以下の様に見積もることができる。

$\begin{align}
100:x &= 3:1 \\
x &= 33.3 \ldots \\
\end{align} $

そうなっているものを選ぶと、正解は④。

問3b[30]②(4点)

質量スペクトルの帰属の問題。

与えられた相対質量から、候補となる物質の相対質量を計算する。

$\begin{align}
{M_{{\text{C}}{{\text{O}}^{\text{ + }}}}} &= 12 + 15.995 \\
&= 27.995 \\
\end{align} $

$\begin{align}
{M_{{{\text{C}}_{\text{2}}}{{\text{H}}_{\text{4}}}^{\text{ + }}}} &= 12 \times 2 + 1.008 \times 4 \\
&= 28.032 \\
\end{align} $

$\begin{align}
{M_{{{\text{N}}_{\text{2}}}^{\text{ + }}}} &= 14.003 \times 2 \\
&= 28.006 \\
\end{align} $

ここから、そうなっている組み合わせを選ぶ。
したがって、正解は②。

問3c[31]①(4点)

質量分析法のフラグメンテーションの問題。

開裂しやすい結合が示されているので、候補となる断片イオン(フラグメントイオン)を考える。

$\begin{align}
&{\text{C}}{{\text{H}}_{\text{3}}}{\text{COCHC}}{{\text{H}}_{\text{2}}}^{\text{ + }} \hfill \\
&{\text{COCHC}}{{\text{H}}_{\text{2}}}^{\text{ + }} \hfill \\
&{\text{C}}{{\text{H}}_{\text{3}}}{\text{C}}{{\text{O}}^{\text{ + }}} \hfill \\
&{\text{C}}{{\text{H}}_{\text{3}}}^{\text{ + }} \hfill \\
&{\text{C}}{{\text{O}}^{{\text{ + }}}} \hfill \\
&{\text{CHC}}{{\text{H}}_{\text{2}}}^{\text{ + }} \hfill \\
\end{align} $

それらの相対質量を計算する。

${M_0} = 70$

$\begin{align}
{M_1} &= 12 \times 3 + 1.0 \times 3 + 16 \times 1 \\
&= 55 \\
\end{align} $

$\begin{align}
{M_2} &= 12 \times 2 + 1.0 \times 3 + 16 \times 1 \\
&= 43 \\
\end{align} $

$\begin{align}
{M_3} &= 12 \times 1 + 1.0 \times 3 \\
&= 15 \\
\end{align} $

$\begin{align}
{M_4} &= 12 \times 1 + 16 \times 1 \\
&= 28 \\
\end{align} $

$\begin{align}
{M_5} &= 12 \times 2 + 1.0 \times 3 \\
&= 27 \\
\end{align} $

これらが、出現するピークの候補である。
よって、これら以外のピークが存在する②③④は誤り。

したがって、正解は①。 
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2024/01/27 17:00|センター化学・共通テスト化学TB:0CM:0

【令和6年度(2024年度)大学入学共通テスト】化学[第4問]解答・解説

去る1月14日に行われた『令和6年度(2024年度)大学入学共通テスト:化学』を解いてみました。

問題や解答はネット上に公開されていますので、そちらでご確認ください。
『朝日新聞デジタル』『読売新聞オンライン』

解答自体は公開されているので、一応、解説がメインです。
……ですが、私製の宿命として、もしかしたら誤りがあるかもしれません。
あしからずご了承下さいませ。

記事は大問ごとに分割しています。
この記事ではその4として、第4問を取り扱います。

令和6年度(2024年度)大学入学共通テスト:化学
【第4問】(20点)

問1[21]③(4点)

エチレンの酸化の問題。

塩化パラジウム(Ⅱ)と塩化銅(Ⅱ)を触媒とし、エチレンを空気酸化するとアセトアルデヒドを生じる(ワッカー法)。
したがって、正解は③。

$2{{\text{C}}_{\text{2}}}{{\text{H}}_{\text{4}}} + {{\text{O}}_{\text{2}}} \to 2{\text{C}}{{\text{H}}_{\text{3}}}{\text{CHO}}$

$\left\{ \begin{align}
&{{\text{C}}_{\text{2}}}{{\text{H}}_{\text{4}}} + {\text{PdC}}{{\text{l}}_{\text{2}}} + {{\text{H}}_{\text{2}}}{\text{O}} \to {\text{C}}{{\text{H}}_{\text{3}}}{\text{CHO}} + {\text{Pd}} + 2{\text{HCl}} \hfill \\
&{\text{Pd}} + 2{\text{CuC}}{{\text{l}}_{\text{2}}} \to {\text{PdC}}{{\text{l}}_{\text{2}}} + 2{\text{CuCl}} \hfill \\
&4{\text{CuCl}} + {{\text{O}}_{\text{2}}} + {\text{HCl}} \to 4{\text{CuC}}{{\text{l}}_{\text{2}}} + 2{{\text{H}}_{\text{2}}}{\text{O}} \hfill \\
\end{align} \right.$

問2[22]①(3点)

高分子に関する問題。

アミロペクチンは冷水はおろか熱水にも溶けない。
したがって、正解は①。

問3[23]⑦(4点)

トリペプチドの検出反応に関する問題。

【令和6年度(2024年度)大学入学共通テスト】化学・第4問・問3

このトリペプチドは、遊離のアミノ基を持っている。
よって、ニンヒドリン反応を示す。

このトリペプチドは、構成するアミノ酸がベンゼン環を有している。
よって、キサントプロテイン反応を示す。

このトリペプチドは、複数のペプチド結合を持っている。
よって、ビウレット反応を示す。

したがって、正解は⑦。

問4a[24]②(3点)

医薬品サリシンに関する問題。

【令和6年度(2024年度)大学入学共通テスト】化学・第4問・問4a

サリシンには還元性を持つ部位が存在せず、銀鏡反応を示さない。
したがって、正解は②。

問4b[25]②(3点)

抗生物質ペニシリンGに関連する問題。

分子内脱水が起きたとき、できる環が四角形になるものを選べばよい。
したがって、正解は②。

【令和6年度(2024年度)大学入学共通テスト】化学・第4問・問4b

問4[26]⑤(3点)

医薬品の合成経路に関する問題。

図の誘導にしたがって、反応を進めていく。

【令和6年度(2024年度)大学入学共通テスト】化学・第4問・問4c

したがって、正解は⑤。 
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2024/01/26 17:00|センター化学・共通テスト化学TB:0CM:0

【令和6年度(2024年度)大学入学共通テスト】化学[第3問]解答・解説

去る1月14日に行われた『令和6年度(2024年度)大学入学共通テスト:化学』を解いてみました。

問題や解答はネット上に公開されていますので、そちらでご確認ください。
『朝日新聞デジタル』『読売新聞オンライン』

解答自体は公開されているので、一応、解説がメインです。
……ですが、私製の宿命として、もしかしたら誤りがあるかもしれません。
あしからずご了承下さいませ。

記事は大問ごとに分割しています。
この記事ではその3として、第3問を取り扱います。

令和6年度(2024年度)大学入学共通テスト:化学
【第3問】(20点)

問1[13]①③(完答4点)

実験を安全に行うためにな問題。

ナトリウムは水や酸素だけでなく、エタノールとも反応する
そのため、灯油中に保存する。

濃硫酸と水は反応し、大きな発熱を生じる。
そのため、濃硫酸の希釈の際には水に濃硫酸を少しずつ加える。

したがって、正解は①と③。

問2[15]④(3点)

ハロゲンに関する問題。

【令和6年度(2024年度)大学入学共通テスト】化学・第3問・問2

仮にヨウ化物イオンであれば、臭素水によって酸化され、ヨウ素を生じる。
ハロゲンは高周期ほど酸化力が弱いため、アスタチンでも同様の反応が起こると考えられる。

$2{\text{NaI}} + {\text{B}}{{\text{r}}_{\text{2}}} \to 2{\text{NaBr}} + {{\text{I}}_{\text{2}}}$

したがって、正解は④。

問3[16]③[17]④(各2点)

身近な鋼板に関する問題。

ステンレス鋼にも様々なものがあるが、主な組成は鉄とクロム(とニッケル)。
したがって、アは③。

トタンは亜鉛メッキ鋼板のことを指す。
したがって、イは④。

問4a[18]③(3点)

ニッケル精錬における、酸化還元の問題。

与えられた反応式の、各元素の酸化数を確認すればよい。
そうすると、正解は③。

$\mathop {\underline {{\text{Ni}}} }\limits_{ + 2} \mathop {\underline {\text{S}} }\limits_{ - 2} + 2\mathop {\underline {{\text{Cu}}} }\limits_{ + 2} {\text{C}}{{\text{l}}_{\text{2}}} \to \mathop {\underline {{\text{Ni}}} }\limits_{ + 2} {\text{C}}{{\text{l}}_{\text{2}}} + 2\mathop {\underline {{\text{Cu}}} }\limits_{ + 1} {\text{Cl}} + \mathop {\underline {\text{S}} }\limits_{ \pm 0} $

問4b[19]⑤(3点)

酸化剤の再生の問題。

ふたつの反応式をまとめると、以下の様になる。

${\text{NiS}} + {\text{C}}{{\text{l}}_{\text{2}}} \to {\text{NiC}}{{\text{l}}_{\text{2}}} + {\text{S}}$

すべての${\text{CuCl}}$が${\text{CuC}}{{\text{l}}_{\text{2}}}$に戻されているので、この反応式を使って消費された塩素ガスの物質量を求める。

$\dfrac{{36.4\;[{\text{kg}}] \times {{10}^{ - 3}}\;[{\text{g}}/{\text{kg}}]}}{{91\;[{\text{g}}/{\text{mol}}]}} = 400\;[{\text{mol}}]$

したがって、正解は⑤。

問4c[20]②(3点)

電気分解の問題。

流れた電子に注目し、物質量について方程式を立てる。
そして、それに気体の状態方程式を適用する。

$\begin{align}
{n_{{\text{C}}{{\text{l}}_{\text{2}}}}}\;[{\text{mol}}] \times 2 &= {n_{{\text{Ni}}}}\;[{\text{mol}}] \times 2 + {n_{{{\text{H}}_{\text{2}}}}}\;[{\text{mol}}] \times 2 \\
\dfrac{{P\;[{\text{Pa}}] \times {V_{{\text{C}}{{\text{l}}_{\text{2}}}}}\;[{\text{L}}]}}{{R\;[{\text{Pa}} \cdot {\text{L}}/({\text{K}} \cdot {\text{mol}})] \times T\;[{\text{K}}]}} &= \dfrac{{w\;[{\text{g}}]}}{{M\;[{\text{g}}/{\text{mol}}]}} + \dfrac{{P\;[{\text{Pa}}] \times {V_{{{\text{H}}_{\text{2}}}}}\;[{\text{L}}]}}{{R\;[{\text{Pa}} \cdot {\text{L}}/({\text{K}} \cdot {\text{mol}})] \times T\;[{\text{K}}]}} \\
w &= \dfrac{{MP\;\left( {{V_{{\text{C}}{{\text{l}}_{\text{2}}}}} - {V_{{{\text{H}}_{\text{2}}}}}} \right)}}{{RT}}\;[{\text{g}}] \\
\end{align} $

したがって、正解は②。 
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2024/01/25 17:00|センター化学・共通テスト化学TB:0CM:0

【令和6年度(2024年度)大学入学共通テスト】化学[第2問]解答・解説

去る1月14日に行われた『令和6年度(2024年度)大学入学共通テスト:化学』を解いてみました。

問題や解答はネット上に公開されていますので、そちらでご確認ください。
『朝日新聞デジタル』『読売新聞オンライン』

解答自体は公開されているので、一応、解説がメインです。
……ですが、私製の宿命として、もしかしたら誤りがあるかもしれません。
あしからずご了承下さいませ。

記事は大問ごとに分割しています。
この記事ではその2として、第2問を取り扱います。

令和6年度(2024年度)大学入学共通テスト:化学
【第2問】(20点)

問1[7]①(3点)

硝酸アンモニウム(冷却剤)に関する問題。

熱化学方程式を立てて考える。

${\text{N}}{{\text{H}}_{\text{4}}}{\text{N}}{{\text{O}}_{\text{3}}}\left( {\text{s}} \right) + {\text{aq}} = {\text{N}}{{\text{H}}_{\text{4}}}{\text{N}}{{\text{O}}_{\text{3}}}\;{\text{aq}} - Q\;{\text{kJ}}$

したがって、正解は①。

問2[8]③(3点)

混合気体の平衡の問題。
ルシャトリエの原理で考える。

圧力一定で温度を下げると、吸熱反応の平衡は左に移動する。
よって、①は誤り。

反応の前後で分子数の増減がないため、圧力を変化させても平衡の移動は起こらない。
よって、②も誤り。

反応に関与しない分子を加えることは、圧力の減少に等しく、②と同様に平衡の移動は起こらない。
よって、④も誤り。

したがって、正解は③。

問3[9]④(3点)

電池の反応に関する問題。

3種の電池について、順々に考える。
まず最初に、アルカリマンガン乾電池から。

負極での反応を考え、半反応式を立てる。

${\text{Zn}} \to {\text{Z}}{{\text{n}}^{2 + }} + 2{{\text{e}}^ - }$

反応物$1\;{\text{kg}}$に含まれる、反応する負極の物質量を求める。

$\dfrac{{1\;[{\text{kg}}] \times {{10}^3}\;[{\text{g}}/{\text{kg}}]}}{{87 \times 2 + 65 + 18 \times 2\;[{\text{g}}/{\text{mol}}]}} = \dfrac{{{{10}^3}}}{{275}}\;[{\text{mol}}]$

これらから、流れる電気量を求める。

$\dfrac{{{{10}^3}}}{{275}}\;[{\text{mol}}] \times 2 \times F\;[{\text{C}}/{\text{mol}}] = \dfrac{{{{10}^3}}}{{137.5}}F\;[{\text{C}}]$

同様に、空気亜鉛電池を考える。

${\text{Zn}} \to {\text{Z}}{{\text{n}}^{2 + }} + 2{{\text{e}}^ - }$

$\dfrac{{1\;[{\text{kg}}] \times {{10}^3}\;[{\text{g}}/{\text{kg}}]}}{{32 + 65 \times 2\;[{\text{g}}/{\text{mol}}]}} \times 2 = \dfrac{{{{10}^3}}}{{81}}\;[{\text{mol}}]$

$\dfrac{{{{10}^3}}}{{81}}\;[{\text{mol}}] \times 2 \times F\;[{\text{C}}/{\text{mol}}] = \dfrac{{{{10}^3}}}{{40.5}}F\;[{\text{C}}]$

また同様に、リチウム電池も考える。

${\text{Li}} \to {\text{L}}{{\text{i}}^ + } + {{\text{e}}^ - }$

$\dfrac{{1\;[{\text{kg}}] \times {{10}^3}\;[{\text{g}}/{\text{kg}}]}}{{6.9 + 87\;[{\text{g}}/{\text{mol}}]}} = \dfrac{{{{10}^3}}}{{93.9}}\;[{\text{mol}}]$

$\dfrac{{{{10}^3}}}{{93.9}}\;[{\text{mol}}] \times F\;[{\text{C}}/{\text{mol}}] = \dfrac{{{{10}^3}}}{{93.9}}F\;[{\text{C}}]$

これら電気量の大きさを比較すると、正解は④。

問4a[10]④(4点)

弱酸の電離の問題。

酸電離定数を考える。

$\begin{align}
{K_{\text{a}}} = \dfrac{{\left[ {{{\text{H}}^ + }} \right]\left[ {{{\text{A}}^ - }} \right]}}{{\left[ {{\text{HA}}} \right]}} &= \dfrac{{c\alpha \times c\alpha }}{{c\left( {1 - \alpha } \right)}} \\
&\simeq c{\alpha ^2}\;\left( {\because \alpha \ll 1} \right) \\
\end{align} $

これが一定なので、電離定数と濃度の関係を求めることができる。

$\begin{align}
{K_{\text{a}}} \simeq c{\alpha ^2} &= {c_0}{\alpha _0}^2 \\
\alpha &= {\alpha _0}\sqrt {{c_0}} \times \sqrt {\dfrac{1}{c}} \\
\end{align} $

ここから、1/2乗に反比例しているグラフを選ぶ。
したがって、正解は④。

問4b[11]②(4点)

電離定数を求める問題。

水酸化ナトリウムを$2.5\;{\text{mL}}$滴下したとき、反応は以下のふたつとなる。

$\begin{align}
&{\text{HA}} + {\text{NaOH}} \to {\text{N}}{{\text{a}}^ + } + {{\text{A}}^ - } + {{\text{H}}_{\text{2}}}{\text{O}} \hfill \\
&{\text{HA}} \rightleftarrows {{\text{H}}^ + } + {{\text{A}}^ - } \hfill \\
\end{align} $

ここから、電離定数を求める。
必要な値は、グラフから読み取ればよい(計算でも可能)。

【令和6年度(2024年度)大学入学共通テスト】化学・第2問・問4b
(画像クリックで高解像度版表示)

$\begin{align}
{K_{\text{a}}} = \dfrac{{[{{\text{H}}^ + }][{{\text{A}}^ - }]}}{{[{\text{HA}}]}} &= \dfrac{{8.1 \times {{10}^{ - 5}}\;[{\text{mol}}/{\text{L}}] \times 0.020\;[{\text{mol}}/{\text{L}}]}}{{0.060\;[{\text{mol}}/{\text{L}}]}} \\
&= 2.7 \times {10^{ - 5}}\;[{\text{mol}}/{\text{L}}] \\
\end{align} $

したがって、正解は②。

問4c[12]④(3点)

滴定に関する問題。

水酸化ナトリウムが過剰な領域では、中和反応ではなく平衡の移動で弱酸の濃度が減少する。
したがって、正解は④。
 
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2024/01/24 17:00|センター化学・共通テスト化学TB:0CM:0

【令和6年度(2024年度)大学入学共通テスト】化学[第1問]解答・解説

去る1月14日に行われた『令和6年度(2024年度)大学入学共通テスト:化学』を解いてみました。

問題や解答はネット上に公開されていますので、そちらでご確認ください。
『朝日新聞デジタル』『読売新聞オンライン』

解答自体は公開されているので、一応、解説がメインです。
……ですが、私製の宿命として、もしかしたら誤りがあるかもしれません。
あしからずご了承下さいませ。

記事は大問ごとに分割しています。
この記事ではその1として、第1問を取り扱います。

令和6年度(2024年度)大学入学共通テスト:化学
【第1問】(20点)

問1[1]④(3点)

イオンを構成する結合を考える問題。

【令和6年度(2024年度)大学入学共通テスト】化学・第1問・問1

ギ酸イオンは共有結合のみでできているイオンであり、配位結合は持たない。
したがって、正解は④。

問2[2]①(4点)

理想気体の体積の問題。

まず、液体の体積を求める。

$\begin{align}
\dfrac{{16\;[{\text{g}}]}}{{0.42\;[{\text{g}}/{\text{c}}{{\text{m}}^{\text{3}}}] \times {{10}^3}\;[{\text{c}}{{\text{m}}^{\text{3}}}/{\text{L}}]}} &= 38.09... \\
&\simeq 38.1\;[{\text{L}}] \\
\end{align} $

ここから、気体の状態方程式で倍率を求める。

$\begin{align}
1.0 \times {10^5}\;[{\text{Pa}}] \times 38.1\;[{\text{L}}] \times x &= \dfrac{{16\;[{\text{g}}]}}{{16\;[{\text{g}}/{\text{mol}}]}} \times 8.3 \times {10^3}\;[{\text{Pa}} \cdot {\text{L}}/({\text{K}} \cdot {\text{mol}})] \times 300\;[{\text{K}}] \\
x &= 6.53... \times {10^2} \\
&\simeq 6.5 \times {10^2} \\
\end{align} $

したがって、正解は①。

問3[3]④(3点)

粒子の大きさの種類を比較する問題。

問題文より、選択肢の中でコロイドはトリプシンのみである。
そしてコロイドは、濾紙は通過するがセロハン(半透膜)を通過できない。

よって、粒子のサイズは以下の通りと考えられる。
グルコース<(半透膜)<トリプシン<(濾紙)<砂

したがって、正解は④。

問4a[4]④(3点)

水の状態図(相図)を読む問題。

【令和6年度(2024年度)大学入学共通テスト】化学・第1問・問4a
(画像クリックで高解像度版表示)

$9.0 \times {10^4}\;{\text{Pa}}$において、水の沸点は$100\;^\circ {\text{C}}$を下回る。
(グラフを読むまでもなく、一般的に、気圧が低いところ(高山など)では水の沸点が下がる)

したがって、正解は④。

問4[5]③(3点)

水および氷の、温度と密度の関係の問題。

$0\;^\circ {\text{C}}$での氷$1\;{\text{g}}$の体積は、同温同質量の水よりも大きい(氷は水に浮く)。
したがって、①は誤り。

氷の密度は、$0\;^\circ {\text{C}}$よりも$ - 4\;^\circ {\text{C}}$のときの方が大きい。
したがって、②も誤り。

水の密度は$4\;^\circ {\text{C}}$のときが最大である。
したがって、④も誤り。

したがって、正解は③。

【令和6年度(2024年度)大学入学共通テスト】化学・第1問・問4b
(画像クリックで高解像度版表示)

問4c[6]⑤(4点)

氷の融解の問題。

まず、融解しなかった氷の質量を求める。

$\dfrac{{54\;[{\text{g}}]}}{{18\;[{\text{g}}/{\text{mol}}]}} - \dfrac{{6.0\;[{\text{kJ}}]}}{{6.0\;[{\text{kJ}}/{\text{mol}}]}} = 2.0\;[{\text{mol]}}$

そして、その氷の体積を求める。
水と氷が共存しているのなら、温度は$0\;^\circ {\text{C}}$であるので、密度は$0.917\;{\text{g}}/{\text{c}}{{\text{m}}^{\text{3}}}$。

【令和6年度(2024年度)大学入学共通テスト】化学・第1問・問4c
(画像クリックで高解像度版表示)

$\begin{align}
\dfrac{{2.0\;[{\text{mol]}} \times 18\;[{\text{g}}/{\text{mol}}]}}{{0.9170\;[{\text{g}}/{\text{c}}{{\text{m}}^{\text{3}}}]}} &= 39.2... \\
&\simeq 39\;[{\text{c}}{{\text{m}}^{\text{3}}}] \\
\end{align} $

したがって、正解は⑤。
 
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2024/01/23 17:00|センター化学・共通テスト化学TB:0CM:0

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